北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導その5 札幌市発寒・ちえりあ教室]

2013年09月18日 | [本部直接指導]


「第2運動 調整力をつける運動 抗重力筋強化とバランス力・巧緻性などを養う」


今回も自家用車にて行ってきました。
往復所要時間約6時間・走行距離約280km、
北海道はやはり広いということですね。


6時起床、ニワトリたちの餌やりと夕方の仕事の準備を済ませ、
7時30分に出発しました。
チエリアに到着後、札幌のS指導者も加わり先ずは3人で
腹ごしらえのため、おそば屋に直行。


打ち合わせとこれからのT・K・Tの活動について、
熱いおそばお食べながら熱く語り合いました。


発寒在住の札幌指導者Yさんは指導者歴5年少しですが、
生徒さんからは絶大なる信頼を得ている指導者のひとりです。


実践者の健康管理を把握するとともに、
健康に関する悩みや相談を真正面から聞いています。


そんなYさんの几帳面な人柄を信頼し、
安心して指導を受けている雰囲気が教室にありました。


「第3運動 筋力増強運動 スクワット運動 大殿筋・大腿四頭筋・ハムストリングスの強化」

当日は「ちえりあ」でも広いスタジオを用意してくれたのですが、
参加者が20人近くになり、会場がいっぱいでした。


初めて私と出会う方が半数以上いましたが、
みなさん緊張もせず約2時間の指導ができました。


今回は第1運動と第2運動を中心にしての指導でした。
少しガンバリ過ぎの指導だったのか、
生徒さんたちは水分補給に一生懸命でした。


姉妹での実践や親子での実践があり、
とてもうれしく思いました。


そして、4名の看護士さんの実践にはとても勇気をいただきました。
「医療に関わるひとたち」にぜひT・K・Tを実践してほしいのです。
今後の彼女たちの身体の変化が楽しみです。


帰り支度をしていたら、
「バレンタインデーではないのですがチョコレートをのプレゼントです」と
生徒さんから北海道では有名なチョコレートをいただきました。


「針などいろいろやってみたのですが、腰痛が改善しませんでした。
 T・K・Tをしてから針にもいかなくなってとても調子がいいにです。
 そのお礼にこのチョコレートを受け取ってください。」でした。



「第4運動 均整運動 脊柱と骨盤の位置を正常な状態に矯正する体操」


3時間の帰り道、頂いたチョコレートを食べながら一人反省会。
美味しく甘いチョコレートはとてもいい疲労回復剤になりました。




◎9月の本部直接指導日程
●  30日(月) 札幌みどり会館 10:00~


※申し込みは必要ありません。
 一般のお方も参加無料です。飲料水とバスタオルを持参ください。
 お問い合わせは本部・田中(0136-72-3043)まで。

[本部直接指導その4 北海道室蘭市・本輪西会館教室]

2013年09月12日 | [本部直接指導]

「65歳以上の高齢者人口の推移 要介護人口の推移など説明し、運動の必要性を話しました」

黒松内町から東へ約2時間のところにある室蘭市に
行って来ました。


本輪西会館教室の指導者は壮瞥町在住で、
「伊達市」「壮瞥町」も指導しています。
壮瞥町で「ほのぼの村」いう喫茶店も営業したり、
「環境に優しい農業」も営んでいます。


室蘭市の冬は黒松内に比べ、雪が少ないほうなのですが、
寒さと風の強さは半端ではありません。


今回の直接指導は久しぶりで、楽しみでもありました。
参加者は20名を越え、活気のある2時間でした。


「第3運動・骨盤底筋強化の運動 女性は膣、尿道、肛門をしめなさい 男性は睾丸を引き上げながら尿道、肛門をしめなさいが指導言葉です」


指導が終了すると同時に、指導者はスイカを切りだしました。
「みなさんスイカを食べながら田中先生に何でも質問のタイムですよ」と、
会場の中央に集まりいろんな質問が出ました。


「股関節は人口関節で、脊椎も手術しているのですが、
 体操は続けていいのでしょうか」


「柔軟性がないのですが、どうすればいいのでしょうか」


「50肩なのですが、どのような体操をすればいいのでしょう」


「ラジオ体操で健康づくりはできますか」


「滑り腰だと言われ、筋肉をしっかりつけなさいと
 医師の指導ですがこの体操は続けていいのでしょうか」


「回転するとふらつくのですが、原因はどこにあるのでしょうか」


「ウオーキングの前にストレッチ体操は必要ですか」


などなど、ひとつひとつの質問に答えていますと、


スイカタイムもあっという間に1時間が過ぎて、9時近くに。


「初心者が4名ほどいましたが、熱心に受講されていました。最近始められた70歳の男性実践者の今後が楽しみです」

「また会いましょうね」
「また来てくださいね」と、別れのあいさつを交わし帰路につきました。



◎9月の本部直接指導日程

 ●  16日(月) 札幌ちえりあ  13:30~
 ●  30日(月) 札幌みどり会館 10:00~


※申し込みは必要ありません。
 一般のお方も参加無料です。飲料水とバスタオルを持参ください。
 お問い合わせは本部・田中(0136-72-3043)まで。


[本部直接指導その3 北海道小樽・朝里教室 もう一つの話]

2013年09月07日 | [本部直接指導]

「横の中心線がきれいに保たれています 特に腰椎・胸椎・頚椎のS字状湾曲が正常な状態です」


寿都町教室に78歳の生徒さんがいます。
私が指導する最年長の女性です。
実践継続約8年で、週2回実践されています。


先日の教室での話しですが、
「Nさん! 体力が衰え老化してきていると思った年齢は
 いつごろからですか?」の私の質問に、
「75歳ごろから感じました・・・。」


このコメントには教室のみなさんから、拍手喝采でした。
ご本人はキョトンとしていましたが。



「大殿筋・大腿四頭筋・下腿二頭筋がしっかりと身体を守っています」


ヒトの老化は「ひとそれぞれ」なのです。
いつから「年寄りだ」とう境界線はないのです。


国が決めた「前期高齢者」「後期高齢者」の区切りは、
Nさんには全く当てはまりません。


先日の小樽朝里教室でもそうでした。
「札幌に娘と娘の友達とコンサートに行ったときのことですが、
 横断歩道を渡った私の歩き方と姿を見た二人は、姿勢がきれいだの
 歩くテンポが早いのだのと褒めてくれました。」


「これからもコンサートに行きたいし、娘に褒めてもらいし、
体操頑張ります」
彼女は73歳の実践者です。



「起き上がり腹筋は 仰向け姿勢から膝立姿勢まで起こすことが可能です 座位から骨盤を直立にさせることができるのです」


その同年輩が小樽の指導者です。


「一目同然(写真)」
彼女の80歳が楽しみです。

[本部直接指導その3 北海道小樽・朝里教室]

2013年09月05日 | [本部直接指導]

「国道5号線から393号線を走り小樽へ 羊蹄山は雲の中でした」

朝6時起床、ニワトリ達の餌やりと夕方の仕事の準備を済ませ
7時に我が家を出ました。
黒松内を出るときは天気はよくなく心配していましたが、
「毛無峠」は道路も乾いていて、
無事に小樽朝里に9時過ぎに到着しました。
小樽朝里の指導者のお宅で少し休み、朝里会館に移動。


見慣れた生徒さんが次々と会場に来られ、
みなさんと一年ぶりのご挨拶が続きました。
小樽朝里教室は北海道では一番の年齢が高い教室でもあります。


小樽の指導者は70歳少しの年齢で、
生徒さんたちは同年輩や少し上の方が大半の教室です。


「70歳代には見えないTKTのスクワット」


この教室に訪れるたびに感心することは、
カラフルなレオタード姿です。
実に楽しんで体操をされていることが伺えるからです。


9時50分に始まった指導は、びっしり2時間で終了。
きっとお疲れになったことでしょう。


12時から始まった「交流会」にも参加させていただきました。
教室の生徒さんがこの機会にと交流会を自主的に計画されたそうです。
「今回のこの交流会にはとても感激しています」と、
小樽の指導者は挨拶で言っていました。


TKTを通じて世間話や悩みごと、仕事や趣味のことが語れる場が
あることはとても有意義だと思いました。
約2時間の交流会はあっという間過ぎ、解散となりました。


「おしゃべりが続く楽しい交流会でした 次回もやることになりました」

さすがだなあと思ったことがひとつありました。
「TKTの伴奏音はクラシック音楽を基本にし、
いくつかを作曲して完成しました」と
みなさんにお話しましたら、
「第3運動のおしり歩きの体操の音楽はベートーベンですよ」
と生徒さん。
その生徒さんはピアノの先生で、専門家だったのです。


体操のできもお褒めをいただくととてもうれしいのですが、
伴奏音のことをお褒めをいただくと「苦労して作った甲斐があった」
と当時を思い出し、、また違ったうれしさを感じるのです。


往復240kmの道のりは、小樽朝里の元気な人生の先輩たちとの
出会いで短く感じた一日でもありました。


雪がちらつく前に、もう一度小樽朝里のみなさんに会いに
行こうと思いました。



◎9月の本部直接指導日程

 ●  11日(水) 室蘭本輪西会館 18:00~
 ●  16日(月) 札幌ちえりあ  13:30~
 ●  30日(月) 札幌みどり会館 10:00~


※申し込みは必要ありません。
 一般のお方も参加無料です。飲料水とバスタオルを持参ください。
 お問い合わせは本部・田中(0136-72-3043)まで。





[大阪・奈良の指導者参加の8月研修]

2013年09月02日 | [ 指導者研修 ]

[TKTの運動処方は、要支援・要介護に少しでもならないようにする予防介護体操でもあります]


8月の研修会は、大阪・奈良からも指導者が参加し、
今まで以上に活発な研修会でした。


今回の理論研修では「老化とは何か」「老化と運動とは」
「人口ピラミッドから予測される将来における日本の介護について」
「介護予防TKTの活動について」など話をしました。
よりこれからの時代は、TKTの活動の意義とその重要性が
求められることを確認できたと思っています。



特に、2025年には団塊の世代が「後期高齢者」になっていきます。
日本の医療問題・福祉問題・介護問題がその場その場の解決に
ならないためにも、TKTの活動の意義を広げていきたいものです。


◎9月の本部直接指導日程

 ●9月 3日(火) 小樽朝里会館   9:50~
 ●  11日(水) 室蘭本輪西会館 18:00~
 ●  16日(月) 札幌ちえりあ  13:30~
 ●  30日(月) 札幌みどり会館 10:00~


※申し込みは必要ありません。
 一般のお方も参加無料です。飲料水とバスタオルを持参ください。
 お問い合わせは本部・田中(0136-72-3043)まで。