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今年7月、大阪門真市にあるドラックストアー「東江端アカカベ店2F」で始まった教室は、
当初数名だったのですが20名近くにもなりました。
実践者は30歳代から60歳代と年齢幅がひろく、指導が大変なのが良く分かります。
子ども連れてのお母さんたちは、子どもさんが離れず体操がほとんどできない状態でしたが、
数ヶ月経った今、徐々に体操に専念できるようになって来ました。
年齢が60歳を過ぎると体力などに個人差が顕著に現れ、画一的な指導が不可能になります。
「自己のペースで!」
「回数やスピードを自分の体力に合わせて!」などの声賭けをしながらの指導ですが、つい頑張ってしまう傾向にあります。
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[子育ての悩みや学校の悩みなどの情報交換にもなっているようです]
健康維持のために「運動の習慣化」を大切にしてほしいと願っていますが、
30歳代や40歳代は子育てに時間が必要で、自己の身体のために時間をとるという思いは強い意識が必要です。
50歳になった頃、女性は更年期をむかえ身体のあちこちに変化があらわれます。
もちろんこの頃から運動は不可欠なのですが、できれば更年期に差し掛かる前に「運動を習慣化」してほしいものです。
2025年には団塊の世代が後期高齢者になります。
「老・老介護」の必然性と、その裏腹に「社会における医療・保険・介護制度の低下」が予測されます。
「元気でいきいきと暮らす」ためには、自己の身心の健康の維持・増進に時間を作ることがより重要になると考えます。
日本人の将来の暮らしを思うとき、私たちの地域での地道な活動がより必要になってくると確信しています。
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[約6ヶ月経過した大阪教室 体操の効果が着実に表れてきました]
さて、大阪の教室では三つ目の教室作りに動いています。
週2回の実践をすることで田中式健康体操は、身体への効果がより表れます。
大阪でも週2回の実践者から、
「身体がしっかりと動くようになった」
「姿勢が良くなったと言われるようになった」
「家事をすることが楽になった」など声を聞くことができました。
指導者が増えること、実践教室が増えることでこのことが保障されていきます。
北海道のあちこちで田中式健康体操が実践され、
一人でも元気でいきいきと暮らせる道民ができることを願っています。
そして、北海道以外でもこの活動が活発になることを願い、来年も頑張りたいと思っています。