北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[2014年度 T・K・T本部 直接指導 その3七飯町教室 その4余市教室]

2014年06月26日 | [本部直接指導]

「黒松内町から南へ約2時間 国定公園の駒ケ岳が見えてくる」

北海道の七飯町に行ってきました。
七飯町の指導者は函館市から数年前に転居しましたが、
早速に教室を開設「七飯町・本町振興会館」で指導しています。
当日は指導三つの教室からの参加でした。




「今年の直接指導は初心もどり、T・K・Tの運動処方をお話しています」



「函館方面から望む写真左の高い山、羊蹄山。2000m近くあり 北海道では高い山の一つ」」


30分前に到着したのですが、
実践者はすでに教室入りしていて、私を迎えて下さいました。
一人の女性は椅子に座っていました。
足が少しご不自由の様子でしたが、
素敵な笑顔でご挨拶を受けました。


今回の直接指導では、この女性と指導者との
信頼関係を垣間見ました。
昨年の11月ごろからの実践だそうですが、
指導者の出す手に、安心して体を預けていました。


第2運動の移動では、彼女の両手をしっかりとつかみ、
丁寧に一歩一歩前進をしていました。

「必ずからだは答えてくれますから、諦めず体操を続けましょうね」
と励ますと、
「今日はお話を聞けてよかったです。がんばってつづけます」とご返事。
また来ますと熱い握手を交わしました。


リハビリのためにT・K・Tを利用されている実践者が
少しづつですが増えてきました。
効果があってこそ継続があるのだと確信しています。
そのため、指導者の教室指導での緊張は大変なものだと思っています。

「写真左前方 指導者が横に立ち、実践指導 」

もうひとつ嬉しい事がありました。
たぶんですが、T・K・Tの一番若い生徒さんだともいます。
お母さんといっしょに毎週実践してしているそうです。
20代前半の彼女ですが、全般的にはお母さんの方がよく動く体をお持ちで、
「ガンバレ!若いからだは変化が早い!」と、励ますと、
「よく動くお母さんは素敵です」と嬉しそうに答えてくれました。


北海道18市町村と大阪奈良20数か所の直接指導ですが、
素敵な出会いがあるたび、喜びが増していきます。



「倶知安町から望む 羊蹄山 残雪を求め登山者には人気の山です」

余市町は北海道の積丹半島の付け根にある町で、いろんな果物が取れます。サクランボが有名です。
この教室は2年ぶりで、生徒さんのからだの変化を楽しみに出かけました。


「継続は力なり 股関節にかかわる筋肉がしっかりと育っています 78歳。」



「第3運動の回転運動  猫のようにクルリッと  78歳」



「第4運動 均整運動 腰椎・胸椎・頸椎を伸ばす運動 S字状湾曲づくり 78歳」



「第3運動 骨盤底筋を鍛える運動 尿道・膣・肛門を引き締めます」



「余市教室開設以来の実践者  しっかりとし座位姿勢は腹筋と背筋が必要です 73歳」


指導終了後、余市指導者宅で小樽指導者とともにお茶を御馳走になりました。
お互いの生徒さんの話、運営の話、将来の話など時間を忘れて語りました。


「この体操の指導者になってよかったです」の指導者の言葉に、
力強いやる気・元気を頂きました。



「帰路は日本海周りで車を走らせました。 海に沈む夕日を久しぶりに見ました。」


来週は札幌・大阪・奈良です。
沢山の生徒さんたちと出会えることを楽しみにしてます。


6月の直接指導
●30日(月)  「札幌市・菊水アークス」   13:30~15:30


7月の直接指導

●2日(水)   「門真市・アカカベ江端店2F」10:30~12:00
●2日(水)   「東生駒ネオハイツ集会場」  19:00~20:30
●3日(木)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●4日(金)   「大東市・まなび北新」    10:30~12:00
●5日(土)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●7日(月)   「門真市・市民プラザ」    10:00~12:00
●31日(木)  「札幌市・ちえりあ      10:00~11:45


[その2 小樽市 朝里会館教室]

2014年06月12日 | [本部直接指導]

「倶知安町は雪深い町ですが ジャガイモをはじめ、メロンとうきびなどの産地でもあります」

9時50分指導開始のため、
朝7時過ぎに黒松内を出発しました。
ここ10日ほど、黒松内はぐずついた天候でしたが、
隣町の蘭越町から小樽までは道路が乾いており、
快適な2時間30分のドライブでした。


途中、倶知安町から見える羊蹄山(蝦夷富士)を写真に
取りましたが、雲に隠れいつもの美しさをみる事が出来ませんでした。


整備された国道393号線を走ると「赤井川村」を通過。
この村は私たちが北海道に移住した最初の場所でもあります。
20数年前の当時を思い出しながら「毛無峠」を超えました。


「第3運動 筋肉増強運動 筋肉を動かすには三通りの動きしかありませんよ。身体に近づける動き、身体から遠ざける動き、身体を保持する動きですよ。」

小樽の指導者のKさん宅でお茶を頂いた後、会場入りをしました。
まだ30分前なのに数人の生徒さん達が私を迎えてくださり、
感激しました。


「先生お久しぶり!楽しみにしていました。」
「遠い所、ご苦労さんでした。」など、
嬉しくなる言葉の連発に、やる気・元気を頂き指導に入りました。


「第2運動 調整運動 調整力とは平衡性・敏捷性・巧緻性・柔軟性であり、これらを処方した動きを取り入れています。」


9時50分から1時間半の予定が、終了が12時になってしまい、
生徒さんたちはさぞお疲れだったに違いありません。
しかし、皆さんの集中力には驚かされる事ばかりでした。


参加者は前期高齢者から後期高齢者が大半なのですが、
年齢を感じさせない教室の雰囲気と熱い視線を感じながらの
直接指導でした。


「第3運動 筋肉増強運動 骨盤底筋を鍛える運動 深層筋は意識的に鍛えないと衰えが早い」


指導終了後、皆さんから大きな拍手で労をねぎらってくださり、
「秋にもぜひ来て下さいね。」とご要望の声もあがりました。


「第5運動 整理運動(腹式呼吸運動)浅い呼吸だけで日常生活を送ると脳が活性化しません。意識的に深い呼吸である腹式呼吸をしましょう。」



6月の直接指導の予定

●6月10日(火) 小樽市「朝里会館」     9:50~12:00
●  21日(土) 函館市 七飯町 場所時間未定
●6月25日(水) 余市町「勤労青少年ホーム」14:00~16:00
●  30日(月) 札幌市「菊水アークス」  13:30~15:30


一般の方の見学・実践体験は無料です。
「バスタオル一枚」「飲料水」を持参下さい。

問い合わせは「TKT本部 0136-72-3043 田中まで」

[2014年度 T・K・T本部 直接指導 その1 函館市民会館教室]

2014年06月01日 | [本部直接指導]

「今回は第3運動を中心にお話ししました。見学者も有り、T・K・Tの運動処方についても語りました」

2014年度 T・K・T本部「直接指導」がいよいよスタートしました。
最初の直接指導は5月31日(日)「函館市民会館教室」でした。


函館の当日は気温が25度。
北海道では「夏日」という表現をします。
北海道人は25度まで上がると、動作が鈍くなります。
「暑い、暑い」の声が連発します。


大阪のあの蒸し暑い夏などは、
北海道人にはきっと耐える事が出来ないとおもいます。
日陰に入ると「少し肌寒い感じ」なのです。


「20数名の参加でしたが、80歳前後の女性も数人参加されていました」

さて、昨年の直接指導は約300名の人たちと出会いました。
特に、関西ではその半分の方々と出合うことができ、
大阪・奈良の周りの府県への広がりが期待を持つことができました。
北海道発のT・K・Tですが、
道外への普及発展にも力を入れていきたいと思っています。


函館市には二名の指導者が育っていますが、
人口比から見ますともっと「指導者」が増えてほしいと思っています。
函館市市民会館やまちづくりセンターでの活動も定着し、
少しずつですがT・K・Tの活動が認知されてるようになりました。



「回転(逆さ感覚)は年齢とともに出来なくなるばかりでなく、それに伴っての事故が増えます。
 T・K・Tでは平衡感覚を取り戻す運動が処方されています」



今回の直接指導では見学者・体験希望者が5・6名参加されていました。
今までにない参加人数に、
函館指導者の頑張りがうかがえ、うれしく思いました。


この函館の指導者は「函館未来大学」にも出向き、
週に一回先生方を指導しています。
今回の直接指導には、台湾の国立台北教育大学の
Wong教授も参加しました。
指導終了後少しの時間でしたが、台湾と日本の「健康を取り巻く問題」など
語りました。


「是非、台湾へ!」
「喜んで訪ねたいと思います!」
念ずれば必ず実現する、そんな思いになりました。


「運動の衰えは跳躍が出来なくなることから始まり、調整力のバランスが失われてきます。それに伴う
 高齢者の生活における事故が多発します。その予防の運動も処方されています」


函館の生徒さんたちとは10年来のお付き合いです。
そのなかでも、函館市の保健師さんが継続して実践されています。
「健康に携わる職業」の方々が、
自己のために率先して健康管理を実践されているという事は、
「多くの言葉の保健指導より説得力がある」と私は思います。


「医療・福祉に関係する職業」の皆さんには、
ぜひ率先して、からだの管理をしてほしいものです。
「医療・福祉」関係の方々のT・K・Tへの理解者が、
少しずつですが増えてきているように思います。


今年も6月から11月まで、
北海道・大阪・奈良20数か所の教室を指導に行きます。
是非この機会にT・K・Tの理論と実践を体験して下さい。


すべての会場・教室への見学・体験は「無料」です。


「バスタオル一枚と飲料水」を持参し、参加下さい。
お持ちしています



6月の直接指導の予定


●6月10日(火) 小樽市「朝里会館」     9:50~12:00
●6月25日(水) 余市町「勤労青少年ホーム」14:00~16:00
●  28日(土) 函館市 七飯町 場所時間未定
●  30日(月) 札幌市「菊水アークス」  13:30~15:30