北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[北海道・道央支部指導者研修]

2014年09月30日 | [ 指導者研修 ]

「黒松内町熱郛駅から札幌駅まで約4時間の旅です」

2014年度からT・K・Tの活動は3つの支部に分れて行っています。
北海道は道央支部・道南支部。
大阪と奈良で関西支部となります。

今回は、札幌・小樽・余市・倶知安からの指導者の集まりでした。
会議の後、全員でT・K・Tを行い、良い汗を掻きました。
日頃指導に集中していてか、全体の体操を通す機会があまりなく、
指導者たちは一生懸命に身体を動かしていました。


「汽車は一両編成でひと駅ひと駅に停車 読書と居眠りの繰り返しでした」

その後、体操の一つ一つの動きの確認やその効果について
熱心に話しあっていました。
道南支部から2名の指導者も参加し、
支部制がスタートしたばかりですが、
先々の発展が見えるようで安心しました。



「さすが指導者たちです。 よく動く身体づくりを日常的に取り組んでいます。」


各支部は独自の活動スタイルで行い、
独自性が出る事を楽しみにしています。


関西支部はまだ2名の指導者ですが、
ここも独立心がいっぱいで頼もしい活動が期待できます。


「股関節の動きがどの指導者もスムースになっています」


10月と11月で本部直接指導は終了しますが、
指導者と実践者の反応が今まで以上に大変よく、
どの会場でも手ごたえを感じて終わってます。



「腹筋背筋・腰部筋が鍛えられ バランス力もしっかりしています」

直接指導の各教室は、その指導者の個性・人柄が
大変にじみ出ていて、なごませてくれます。


あと2カ月ですが、
楽しい報告が出来ればと思っています。



「側臥位の運動も基底面がきれいに床と接していました



10月の直接指導

●10月 1日(水) 札幌市「社会福祉総合センター 4F視聴覚教室」 
                          18:15~20:15
●    8日(水) 倶知安町「総合体育館」    19:00~
●   17日(金) 大阪門真市 「まなび北新」  10:00~
●   18日(土) 奈良東生駒 「東生駒ネオハイツ」9:30~
●   19日(日) 大阪市「大谷高校」にて    13:30~15:30
                 T・K・T講習会
●   20日(月) 門真市「市民プラザ」     10:00~
●   22日(水) 岩内町「老人福祉センター」  19:30~
●   29日(水) 勤労青少年センター      14:00~
●   31日(金) 札幌市「エルプラザ」     10:00~







[T・K・T本部直接指導 その15 小樽市朝里会館教室]

2014年09月17日 | [本部直接指導]


「羊蹄山は雲に囲まれていました」

天候不順が続く中、2回目の小樽での直接指導でした。
毛無峠から見下ろす小樽市市街地や小樽港は雲に覆われていました。


「北海道の旭岳に初冠雪のニュース」


小樽「朝里会館教室」は、T・K・Tの教室の中でも年齢が高く、
70歳前後の女性の実践者がほとんどです。
生徒さんたちはカラフルなレオタードを着用し、
年齢を感じさせない雰囲気がいっぱいです。


「腰部筋の深筋の写真を興味深く見いる実践者 
こんなにたくさん筋肉で守られているんだと感想」


今回は「高齢者(あまり好きでない言葉です)」の
「高齢化率」「要介護率」を数字に表わし説明しました。
また、「医療」「福祉」「介護」「年金」「保険」など、
今後の日本の政治や経済を推測すると大変厳しいものがあり、
「個人の健康づくり」は「自己責任」でやりなさい・・・という
時代がつづくことなどの話しもしました。



「高齢者率は・・・」

小樽の指導者は70歳と少しの年齢ですが、
「T・K・Tの指導者には年齢の制限はないのでしょうね。」
「K先生に指導をやめれれたら困ります。」
「杖をついてでもつづけて指導してほしいです。」と生徒さんたち。
彼女への応援団がすでに結成されていて安心です。



「要介護率は・・・」

当時は子どもさんを連れての珍しい参加がありました。
OさんはT・K・T発足以来の実践者。
ご主人の仕事で島牧村・倶知安町そして小樽市に転居。
転居先にT・K・Tの教室があり実践を継続してきたのです。


「カラフルレオタードの小樽の実践者たち」

北海道では16市町村に50教室少しが存在します。
最近Oさんのように、転勤・転居しても実践を継続する生徒さんが
増えてきました。


「弁当・お漬物、そしてケーキ 楽しいひと時でした」


指導後、交流会が開かれ参加しました。
お弁当をいただきながらのお喋り会の2時間は、
あったいう間に過ぎました。


来春の再会を約束し帰路につきました。












[T・K・T本部直接指導 その14 寿都町 ウィズコム教室]

2014年09月10日 | [本部直接指導]
黒松内町の隣町の寿都町は日本海に面した、
漁業と海産物加工業が盛んな町でもあります。



「T・K・Tの5つの運動の柱とその目的についての説明
 この教室の皆さんはよく理解していました」


9年前から私が指導していましたが、
現在は島牧村の指導者にバトンタッチしています。


久しぶりの指導でしたが、
みなさん変わりなく、元気いっぱいでした。
この教室にも男性が一人(ご夫婦で実践)、
10年近く実践しています。



「筋肉は縮まることと伸びることで動く 関節は筋肉で動く 
一つだけの筋肉だけでは動かない 」



体操への取り組み方や
自分の身体への関心度は、
見違えるほど真剣になっていました。


運動の目的や運動の方法などが的確になり、
その分身体の変化がはっきりとあらわれ、
運動量も増えて姿勢もよくなっていました。


「股関節の運動方向は6つ 屈曲・伸展 外転・内転 外旋・内旋 
骨盤の運動方向はいくつ?」



「継続」することの大切さは、
何を行うにしても必要条件ですが、
しっかりした意思が要求されます。


実践者の皆さんは、
「時間とお金」に余裕があるから実践
されているわけでなく、日常生活の忙しさの中を
やりくりしながら教室に向かうのです。


168時間分の1時間の実践は、
「元気で働きたい」
「健康的な生活をしたい」
「好きな旅行を何時までもしたい」
「親の介護のために体力をつけたい」
「自立した生活をしたい」など、



「第5運動 腹式呼吸運動(クールダウン) 股関節を開き腰を落とし脊柱を捻転」


実践者のT・K・Tの要求はいろいろですが、
「健やかにくらしたい、健康でありたい」願いは、
共通意識です。


T・K・T実践者の思いは、
全国の人たちのものでもあると確信しています。


来年はT・K・T10周年になります。
この10年間の活動を振り返りながら、
大阪・奈良・北海道の教室を訪れたいと思っています。



[本部直接指導 9月の予定]


●9月 4日(木)  
●   8日(月)   寿都町「ウィズコム」     10:00~12:00
●  16日(火)   小樽市「朝里会館」       9:50~12:00
●  20日(土)   札幌市「エルプラザ」     14:00
            T・K・T道央支部研修


[T・K・T本部直接指導 その13 函館まちづくりセンター教室]

2014年09月08日 | [本部直接指導]
9月1日(月)の北海道新聞の夕刊
(地域情報版・みなみ風)に、
「本部直接指導」の案内をのせて頂きました。
そのお知らせもあり、当日は見学・体験者が
12名もありました。



「第2運動 調整運動 調整運動には
・平衡性・協応性・敏捷性・巧緻性の4つの運動があります」


4日は、道南地方の天候は大荒れで、
函館に行くことを躊躇するぐらの大雨・暴風でした。
そんな中、会場に到着するとすでに数人の
T・K・Tの生徒さん達が、忙しく働いていました。


そのおひとりに、前回の「七飯教室」で初めて出合った
Aさんがいいました。
が、目のあたりに怪我をしたあとをみました。
この事をAさんにふれないで指導を開始したのでしたが、
気になりながら、2時間近くの指導が終了。



「第3運動  筋肉増強運動 スクワット運動 
大臀筋・大腿四頭筋の強化」


すぐさまAさんに近づき、
「どうしましたか!その目!」
「転倒しました。ここを×針縫いました。」と明るい返事。
「そんなに大きな怪我なのに手足のどこも
 何もなかったのですか」
「それがここだけですみました。」


Aさんは日常でも杖を頼りの歩行です。
怪我をした状況を知るだけでも、
会場に来ていることが不思議なことなのです。


「第3運動 筋肉増強運動 
二点支持運動からの上体の捻転運動 腹筋が要求されます」


そのことを聞くと、
「術後、ひと月ぐらい家にいたら先生(函館の指導者)から、
(もうそろそろ身体を動かしにきなさい)と電話があり、
 迷惑かかるので・・・とお断りすると、(来ないと動かなく
 なるよ)と励まされて・・・。皆さんに迷惑かかるのですが
 こうして来るようにしています。」

きれいにお化粧された顔にある傷は痛々しく見えたのでが、
ご本人の意思の強さがそれを打ち消しているように思いました。
「自己の身体へ畏敬の念をもつ」、
Aさんのような人のことを言うのでしょう。
Aさん83歳。



「第2運動 調整運動 体験者のほとんどは直線歩行が出来ません
 逆手逆足が思うようにコントロールできません」


今回もAさんから「前向き人生」を学びました。


「函館の恋人さん、とこれから呼んでもいいですか?」と聞くと、
「・・・・・・・」
函館へ直接指導に出かける楽しみがひとつ増えたしだいです。





[本部直接指導 9月の予定]


●9月 4日(木)  
●   8日(月)   寿都町「ウィズコム」     10:00~12:00
●  16日(火)   小樽市「朝里会館」       9:50~12:00
●  20日(土)   札幌市「エルプラザ」     14:00
            T・K・T道央支部研修


[T・K・T本部直接指導 その11・12 伊達市みらい館室]

2014年09月06日 | [本部直接指導]
T・K・T本部直接指導は後半戦となりました。
後半の9月・10月・11月は
北海道・大阪・奈良教室の15か所ほど指導に行きます。



「みらい館教室は 朝と夜教室の二部制です 
当日は50人程の参加で活気がありました」


9月最初の指導は伊達市「みらい館教室」でした。
男性の実践者が10人近くいます。
男性実践者に会える楽しみも有りました。


すでに定年退職されている方、
退職後の職場で頑張っている方、
現在も現役で働いている方など、
生活状況は色々です。


どの方たちも休まず実践を継続されている事が、
指導していてわかります。


「第3運動筋肉増強運動 坐骨歩き体操 
上がらない腕・肩を身体全体であげようとしている男性 必ず変化がきますよ」


「腕が上がっていなかったのが上がるようになっていた」
「硬いからだに柔軟性が表れていた」
「途中で休憩していたのが継続して体操が出来ていた」
「動きの反応がスムーズで早くなっていた」など、
体の変化がしっかりと見る事が出来感激しました。



「第2運動 調整運動 参加者の先頭を切っての移動運動
 しっかりと身体が地球から離れていましたよ」



一般的に男性の体は硬く柔軟性に欠けます。
瞬発的な筋力は女性よりあるのです、
持久力には弱く関節の柔軟性は年齢とともに
無くなっていきます。


「女性は閉経前の40歳代に!
 男性は退職前の50歳代に!」運動の習慣を。
T・K・Tは創立以来大切にしている提言です。


終了後4人の男性が来てくれました。
「前回に先生から教えてもらった肩周辺の体操
 続けています。」
動くようになった肩を嬉しそうに見せてくれました。
彼は週2回の実践者です。
身体全体に体操の効果が表れています。


「この腕、いつかは耳につくのでしょうか?」
男性特有の「猫背」ですが、必ず改善されることと
継続の大切さお話しました。



「今日はありがとうございました。
 先生の体の話は今回も勉強になります。


「継続して10年に成りますが、体操しているから
健康維持できいるように思います。」
60才を充分超えても現役で仕事されています。


 私、先生と同じ年なのです。仕事頑張ります。」
 まだまだ現役のパン職人さんです。
 きっとこだわった美味しいパンを毎日作っていることが
 感じれる人柄でした。



「第4運動 均整運動 脊柱と骨盤の正常位置を求める体操です
 身体の左右の歪みを見つめます」




彼らの体が元気な証拠に、どの方も表情が素敵でした。
一人でも多くの男性にT・K・Tの効果を知ってほしいと
「みらい館教室」に通う男性の元気さを見て思いました。




[本部直接指導 9月の予定]


●9月 4日(木)   函館市「まちづくりセンター」 13:00~
●   8日(月)   寿都町「ウィズコム」     10:00~12:00
●  16日(火)   小樽市「朝里会館」       9:50~12:00
●  20日(土)   札幌市「エルプラザ」     14:00
            T・K・T道央支部研修