北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

〖積水ハウス主催の「いちにち すまい塾」〗

2014年02月28日 | [ 講演・講習会のお知らせ ]

[神戸メリケン波止場にある独創的な建築物のホテルでした。]

神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催された、
23日(日)は、積水ハウス主催の「いちにち すまい塾」によばれ、
約120名の参加者のみなさんに「からだの話・健康の話」をしました。


ポイント1.「腹式呼吸ってどうするの?」
      (人類繁栄の裏に腹式呼吸あり・・・・)

    2.「抗重力筋ってどこにあるの?」
      (人類は歩くことで世界中を広がった・・・・)

    3.「S字状湾曲ってどんな湾曲?」
      (人類だけしか持たない湾曲って・・・・)

    4.「バランス力っていつ頃から衰えるの?」
      (30歳を超えたら徐々に無くなっていく・・・・)

    5.「からだが硬いひとは老化が早いの?」
      (しなやかなからだは若さを保つってほんと・・・・)



昨年11月・大阪の講演とほぼいっしょの内容でした。


[40年ぶりに見た神戸ポートタワー。
そして何と!セミナーで教え子と再会。30年ぶりとか。大谷時代の話に花が咲きました。]



「ゾウの時間ネズミの時間(サイズの生物学)」(本川達雄著)の
サイズによって時間は変るが、一生における呼吸数(約5億回)
心拍数(約20億回)は同じになる話は、とても興味深く
耳を傾けてくださいました。
一生で刻む心臓の拍動数・呼吸数が同じなら、
なるべく病気や病院から遠ざかる、からだづくりをしましょうと
「家庭やオフィス、日常生活に取り入れる体操」を紹介しました。



[神戸港を一望  教師時代のこと、試合に惨敗し意気消沈のクラブ生徒たち全員を遊覧船に乗せ神戸港を一周した思い出が蘇りました]


「抗重力筋」では、アシスタントのモデルを使って説明し、
「なぜ私たちは立ち、移動することができるのか?」
「からだのどこにその筋肉が存在するのか?」
「どのような運動がその筋肉を育てるのか?」など紹介しました。


特に「動脈は重力に従って流れるが、静脈はポンプアップ
   (ミルキングアクション)させなければならない」と、
  下肢筋を鍛える運動を紹介しました。



[同時に開催されているあちらこちらのセミナー会場も参加者が
いっぱいでした。当日は娘と孫も協力してくれました。
孫は私をレジカメでいっぱい撮ってくれたとか。]


正しいS字状湾曲のあり方は、姿勢の見た目の美しさだけでなく、
「筋肉や骨格があるべき位置にあることで、歪みから来る神経への
 圧迫が回避されること、自律神経が安定して精神の安定にもつながる」
など説明しました。



[からだの側面・正面・背面の中心軸(センター)などの説明は
簡単な道具を持って説明]



バランス力は立位で簡単なテストをしましたが、
日ごろの運動不足がはっきりとわかる結果で、
運動の日常化(運動習慣)の大切さを痛感しました。
限られた時間のため、大急ぎでの説明は参加者には聴きづらかったと
反省しています。


[立位開眼 片足立ちテストは、ほとんど20秒も持ちませんでした。]


講演開始前に、関西第一営業本部・企画計画室・谷部長から
「前回の大阪がとても好評でしので今回もぜひと思いまして・・・。」
はとても有難いお言葉で感謝しています。
期待にこたえることができたかどうか定かではありませんが、
「どこにでも飛んでいく!」が今年の私の大切な目標言葉です。


[T・K・Tの腹式呼吸の説明です。さて、
この4月、いよいよT・K・Tの新しい年度がスタートします。
ワクワク気分でのスタートがとてもうれしいです。]



そして、このような機会を与えてくださった「株式会社BHE」の地本さん、
「ほんまに!」ありがとう!」です。
いきいきと仕事されている姿や夢のある仕事の話は感銘を受けました。
またの日、お会いできることを願っています。


[2014年本部直接指導・奈良東生駒教室]

2014年02月22日 | [本部直接指導]

《第3運動 筋肉増強運動 猫背馬背による脊柱筋と骨盤周辺筋強化》

21日・22日と奈良東生駒の三つの教室を指導してきました。



奈良教室は昨年の9月にスタートし、
10月・11月と指導に行きましたが、
今回3ヶ月ぶりの訪問でした。


三つの教室を指導しての感想は、
『みなさんのからだが 3ヶ月前より 驚くぐらい動いている!』です。


《第3運動 筋肉増強運動 逆台姿勢による腰部筋強化 特に大臀筋・ハムストリング群筋強化

まず驚いたことは、
少し障害をもつMさんの動きの変わりようでした。
直線的な歩行での左右のからだのゆれが
小さくなっていたのです。


表情も出会ったとき以上に豊かになっていました。
私の感想だけでなく、奈良の指導者や実践者の
感想でもありました。
指導者とMさんとの信頼関係がしっかりしていることや
教室の生徒さんたちの見守る目が暖かいことなども
大きな要因がありますが、
Mさんご本人の前向きな生き方が一番の要因だと
私は思いました。


今回は残念ながら同じ障害を持つIさんと
会えなかったのが残念でした。


《第4運動 均整運動 腹式呼吸による呼吸筋強化》

そしてふたつ目は、
少し体重オーバーの方々が
『体重はあまり変わっていません』とありましたが、
見た目もからだが締まり、
気持ちよく動くようになっていたことです。
彼女たちのからだがより変化し、
もっと動けるからだになることを期待したいものです。


家庭での意識的な運動習慣と
食事療法をすることで克服できると思っています。
そのためにも週に一回のTKTの実践に
励んで欲しいものです。


《第4運動 均整運動 全身リラックスレーション運動》

三つ目は実践者たちの運動への取り組み方が
とても意識的になっていることでした。


意識的な実践はからだの変化を呼びます。
そのことが自己認識されると実践に意欲がわき、
継続がなされます。
継続されることでからだの調子がよくなり、
からだこころ(精神)が充実するという
好循環がおこるのです。


運動習慣も食事習慣も日常的な継続のもと、
習慣が日常化し効果が現れるものです。
一時的な効果などに惑わされず、
とにかく継続する環境をつくるしかありません。



《第5運動 腹式呼吸による整理運動  からだ中心軸をつくる6つの運動》
週に一回の実践仲間との出会いも大切な環境です。
本日出会った生徒さんたちは十二分にこのことを
分かっている人たちでした。
『あの人にも声をかけてみたい』という
実践者の思いが反映していてか、
奈良生駒教室はここ数ヶ月で教室が大きくなっています。


さて、明日は積水ハウス主催の『いちにちすまい塾』での講演です。
会場は、
2月23日(日):神戸メリケンパークオリエンタルホテルです。