『世界で一番美しい夜』を観てきた。
「正義のために人を殺すより、不正義でもHしているほうがいいと思います」
科白にこの映画で言いたいことが詰まってるように感じる。
いろいろ考えて、欲望や利権のために、人を傷つけ、何かに怯えて夜を過ごす。
そんなのが素敵な世界だっていえるのか?
それだったら、欲望のレベルを下げて、今に満足して、SEXしてるほうがずっと良いじゃないのか?
まぁ、言いたいことは分かる。
よく、これだけ奇妙奇天烈な世界を、それなりに完全な世界に当てはめきれたなぁ。。。と思う。
映画の最後に、誰も殺さない、誰も死なない、美しいテロが行われる。
馬鹿馬鹿しい映画なのに、そのシーンはなぜか本当に美しい。