MARUMUSHI

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所在不明。

2010-08-12 21:45:25 | インポート
全国で高齢者の、特に百歳を超えた方々の所在が分からなくなってるケースがバンバン出てきてる。

行政の怠慢だ!
とか、
人と人との繋がりが薄れた社会の現実だ。
とかとか、
核家族化を進めた反動だ。
とかとかとか、
年金の不正受給が目的の家族もいるのでは?
とかとかとかとか。。。

そりゃまぁ、事情は色々あるやろうし、ケース・バイ・ケースで全てが同じパターンには当てはまらんやろうけど。
俺が思うに、
死んだ人間の書類上の手続きって思ってるよりもずっとメンドイ。
ってのが原因の一つになってるんでは?と思う。

まず、死亡届でしょ、次に火葬許可書に埋葬許可書。
国民健康保険に加入してたらその停止の手続きをする。もちろん、役所で窓口は違うんで全部わざわざ周る事になる。
もっとメンドクサイのは、例えば、死んだ人間の戸籍が独立してしまっている場合。
つまり、義理の父の死を義理の息子(あるいは娘)が届け出る場合、お互いの戸籍謄本が必要になる。
o><)oモォォォォ~ッ!!
それで終わりかと思ったら、役所でできるのは実はここまで。
え(゜○゜)!
年金に関しては今度は社会保険事務局に行って手続き。
銀行口座があれば、それも手続きがいるわな。
財産があれば、税務署にいかねばならん。


これ、実は実際に婆ちゃんが死んだ時に親父と一緒にやった流れ。
やってみた結果、葬式が終わったあとでこれだけやるのは結構きつい。
たぶんね、全国規模でみれば一つや二つ手続きのこぼれが出てくるのは当たり前っちゃ当たり前のことやと思うのだ。
途中から自分が今何の手続きをしてるのか、把握しきれなくなってくるからね。
しかも、役所で全部が終わらず、わざわざ社会保険事務局に行かなきゃならんなんて、絶望的にメンドクサイ。。。
だから、死んだ人の年金受給がとまってなかったりするのだ。


俺が何を言いたいかというと、もうちょっと手続きを簡単にできんやろうか?ということ。
死亡届を提出した時点で、国民健康保険とか年金とかの手続きをスカッとやってしまえるような気がするんやけどなぁ。。。