『夜は短し歩けよ乙女』を観てきた。
#黒髪の乙女
原作は序盤で挫折。
どうしても文体に気持ち悪さを感じて。。。
でも、映像化されると、面白いけれどもこんなに気持ち悪さがある作品だとは。。。
酒と書籍と学祭と風邪。
世間は狭い。京都の路地ぐらい狭い。
だから人生という物語は信じられないぐらいグルグルと複雑に入り組む。
それは確かに一大絵巻。ギュッと濃縮された時間がそこにはあって、その時間の進み方は人によって異なる。
夜は短い。それでもそこにとんでもない速度で時間を進ませることが出来る人もいる。
春夏秋冬。それぐらいならギュッと詰められる。それぐらいの速度で歩ける乙女。
そこに食らいつくような1人の青年。
パッとしない。ダサい。貧乏。将来貧弱。それでも乙女の後を追いかける。いや、彼女が影になるぐらい遠くに行ってしまっても追いかける。
滑稽で、無粋。
無邪気で道化。
それでも彼女と逢瀬を重ねてみたい!だって、大学生だもの!
ナカメ作戦が功を奏したのかどうかは、どうかなー。。。といったところだけども、まぁ、いいではないか。
綺麗ごとを言うのは容易いけれど、そこに説得力を持たせるのは難しい。どちらかというと言われた側は妬ましく鬱陶しいとしか感じない。でも、綺麗ごとを語る人が無粋、滑稽、無邪気、道化を兼ね備えていたら、説得されてしまうかもしれない。
きっと、乙女はそういう人なのだ。
おおっと。これ以上をここで語るのは、小生も無粋の極み。
古書を巡りをチョボチョボやってたので知ってる風景がいっぱいあった。
京都の古書祭りは、大きいものは年三回。
2017年は、
春の古書大即売会 5月1日~5日(京都市勧業館「みやこめっせ」)
下鴨納涼古本まつり 8月11日~16日(下鴨神社糺の森)
秋の古本まつり 11月1日~11月5日(百萬遍知恩寺境内)
場所は、例年の場所なんで今年がどうかは分からんけども。
作中では下鴨神社の古書祭りが描かれてるけど、最後のシーンで登場するのは京都大学の近く、百萬遍知恩寺の交差点。古書まつりの雰囲気と作品の世界を同時に体感するなら、秋の古本祭りが良いと思う。
みやこめっせは、男と男の掛算や割算のベクトル積が大好きな腐のつく女性ならおなじみの場所かと。。。あの近くにもいい雰囲気の古書店があって、結構好きなところ。
物語は人の心を紡ぎだし、その心がまた誰かの物語を作る。
人の時間と物語は珍妙な世界だ。
#黒髪の乙女
原作は序盤で挫折。
どうしても文体に気持ち悪さを感じて。。。
でも、映像化されると、面白いけれどもこんなに気持ち悪さがある作品だとは。。。
酒と書籍と学祭と風邪。
世間は狭い。京都の路地ぐらい狭い。
だから人生という物語は信じられないぐらいグルグルと複雑に入り組む。
それは確かに一大絵巻。ギュッと濃縮された時間がそこにはあって、その時間の進み方は人によって異なる。
夜は短い。それでもそこにとんでもない速度で時間を進ませることが出来る人もいる。
春夏秋冬。それぐらいならギュッと詰められる。それぐらいの速度で歩ける乙女。
そこに食らいつくような1人の青年。
パッとしない。ダサい。貧乏。将来貧弱。それでも乙女の後を追いかける。いや、彼女が影になるぐらい遠くに行ってしまっても追いかける。
滑稽で、無粋。
無邪気で道化。
それでも彼女と逢瀬を重ねてみたい!だって、大学生だもの!
ナカメ作戦が功を奏したのかどうかは、どうかなー。。。といったところだけども、まぁ、いいではないか。
綺麗ごとを言うのは容易いけれど、そこに説得力を持たせるのは難しい。どちらかというと言われた側は妬ましく鬱陶しいとしか感じない。でも、綺麗ごとを語る人が無粋、滑稽、無邪気、道化を兼ね備えていたら、説得されてしまうかもしれない。
きっと、乙女はそういう人なのだ。
おおっと。これ以上をここで語るのは、小生も無粋の極み。
古書を巡りをチョボチョボやってたので知ってる風景がいっぱいあった。
京都の古書祭りは、大きいものは年三回。
2017年は、
春の古書大即売会 5月1日~5日(京都市勧業館「みやこめっせ」)
下鴨納涼古本まつり 8月11日~16日(下鴨神社糺の森)
秋の古本まつり 11月1日~11月5日(百萬遍知恩寺境内)
場所は、例年の場所なんで今年がどうかは分からんけども。
作中では下鴨神社の古書祭りが描かれてるけど、最後のシーンで登場するのは京都大学の近く、百萬遍知恩寺の交差点。古書まつりの雰囲気と作品の世界を同時に体感するなら、秋の古本祭りが良いと思う。
みやこめっせは、男と男の掛算や割算のベクトル積が大好きな腐のつく女性ならおなじみの場所かと。。。あの近くにもいい雰囲気の古書店があって、結構好きなところ。
物語は人の心を紡ぎだし、その心がまた誰かの物語を作る。
人の時間と物語は珍妙な世界だ。