『崖の上のポニョ』を観てきた。
やっぱり、この映画を観ない訳にはいかないっしょ!
(≧ω≦)b
登場人物よりも海の生き物がたくさん登場する。
綺麗だけれど、どこかグロテスク。
静かだけれど、時に荒々しい。
そんな海をイメージしたんだろうなぁ、というのが伝わってくる。
生きていくというのは、とても大変なことだ。
何かを得るために、何かを捨てなければならないこともある。
といっても、どんな生き方をするかはその人の自由。
でも、大切なのは「生きている」と自分が感じられる生き方をすることだと思う。
映画の最後に、ポニョ、と呼ばれる女の子は、人魚から人間になる。
その代わり、魔法を捨て、そして、海でなく陸で生きていかなければならなくなった。
これが、本当に良い事なのか?
魔法の力を使い、海という母に守られながら生きていく事のほうが幸せだったのではないだろうか?
だが、迷うことなく、彼女は人間になる事を選んだ。
魔法を使うのではなく、自分の手を使う。
海に守られるのではなく、自分の足で歩く。
そして、大好きな人のそばにずっといる。
彼女にとっては、その方が生きていると感じられる生き方だったのかもしれない。
良い映画だと思う。
オススメ。