二の重はお煮しめ
母がいなくなってから、姉と分担制をとっていたおせち。
(私)「今回のおせちの分担、どうしよっか?」
(姉)「今回は大丈夫~☆」
えっ?!大丈夫???
…完全に姉をアテにしていた私。。。
こりゃ困ったぞ…。
ちょうど年末、大掃除をしながらつけていたテレビでオンエアしていたのはおせちの作り方。
番組内で「ばあば」と呼ばれている鈴木登紀子さんは、まるで祖母をみているようで、
なんだかおせちを作ってみたくなりました。
(と言っても全部を作るわけではなく、食べたいもの、作りたいもの限定なのですが。(笑))
私が参考にするのは「野崎洋光 和のおかず決定版 「分とく山」の永久保存レシピ」。
普段はレシピの分量を比較的守る私ですが、
おせちの場合、お砂糖の分量の多さに恐れをなし、どうしても分量を加減してしまいます。
栗きんとんに関しては、お砂糖のレシピ分量のおよそ半分(きび砂糖使用)、さらに水あめを使わず、アガぺシロップにしてみました。
…そしたら、栗きんとんというより、むしろいもようかん(栗入り)という感じになってしまいました…。
罪悪感なくたくさん食べれるという意味ではこれもありかなと思うのですが、栗きんとんではない、かな…。(笑)
そして、今回の失敗は田作りと昆布巻…。
姉の作った田作りはカリッとしてとってもおいしかったのですが、私のはサクッと感がなく全然ダメでした…。
姉のは本当においしくて私一人でバクバクと☆^^
そして、昆布巻は昆布が硬くてイマイチ…。
家族の意見を参考に、次の日早速煮なおしてみました。
圧力鍋で作ったらいいのかも?と試してみたら、今度はやわらかくふっくらと。
そしてなますは2種類。
普通の紅白なますと、祖母のクルミ入りなますを真似したもの。
母も祖母も他界しており、祖母の味を受け継いでいる叔母はアメリカ在住。
祖母のクルミ入りのなますは私の大好物だったので、なんとなくこんな感じかなぁと記憶を頼りに。
でも油揚げが入っていた気もするなぁ…。
黒豆は去年作ったものよりふっくらとおいしくできた気がします。
甘さもお砂糖を加減しながらもちょうどよい好みの甘さになった気がします。
伊達巻も去年よりお砂糖をさらに控えめにし、焦がし具合をもう少ししっかりして、ちょっと改善されたかな?
こうして、毎年毎年失敗と成功を繰り返し、自分の味ができてゆくのでしょうか?
そして、10年後ぐらいには…。
気長~に頑張ることにします。^^
くらしのたのしみともども、今年もどうぞよろしくお願いします。
みなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。