この時期になると、
今年中にやっておかなきゃいけないことは・・・?
と考えます。
あの人には今年中に会っておきたいな・・・
とか、
大掃除もせめてこれだけはやっておこっかなとか・・・。
・・・そして、
やりかけにしてたアレ、今年中にはやらなきゃ!
と思って急いで始めたのがこちらの金繕いです。
「形あるものは壊れる」
とは言いますが、そうはいってもお気に入りのうつわを割ってしまうととても悲しいもの・・・。
昔、京都の鉄斎堂で買ったお気に入りの骨董の小皿を真っ二つに割ってしまって、すごくへこんでいた時、
母が金繕いで直してくれました。
うつわが直せるっていいなぁと思い、通い始めた金繕い。
「金継ぎ」とも言いますが、私が教わった先生は「金繕い」と呼んでいらっしゃいました。
「継ぐ」というより「繕う」という言葉の響きのほうが好きなので、
私も「金繕い」と呼ぶことにしています。
こちらのうつわは、義兄さんのお母さまのもの。
今年のお盆に帰省した姉夫婦が預かってきたものなのですが、
「急がないから」
という言葉に甘え、そのままにしてしまっておりました・・・。
やり始めれば、たいしたことないことなのですが、
破片をくっつけて乾燥させ、
欠損部分を修復し、
漆を塗って金粉をまき、乾燥させ・・・
と、作業工程がいくつかあり、乾燥に時間もかかるので、
一気にできないところが、後回しになりがちなところ・・・。(←ただのいいわけ)
でもさすがに、義兄の帰省の時にはお渡ししたいなと、
やっと重い腰をあげることにしました。
そしたらついでにこちらも・・・
これは私が割ってしまった、馬渡新平さんのうつわ。
大きさも使いやすくとっても気に入っていたものなので、一緒に直すことにしました。
どちらもまだ作業の途中なので、修復部の周りに金が飛び散っていてお見苦しいですが、
あと一息のところまで来ました。
ここまで終われば、今年中には確実に終えられそうです☆
あっ・・・
もうひとつあったんだった・・・。
シンプルすぎる玄関マットをどうにか変身させようと思って始めたのは、もう2年以上前のこと。
クロスステッチ初心者の私が、無謀にもクロスステッチ用ではない布に挑んでしまったために、
刺繍を始める前にいちいちチャコペンで格子模様を描かなきゃいけない羽目に・・・。
1/4しか終わらぬまま、
わーーー!もうやだーーー!!!
と投げ出していました。(笑)
でも、ここまでやっておいて全部ほどくのも嫌だし・・・
と、そのまま放置されていたものを先日発見してしまったのです・・・。
さすがに全部は無理ですが、今年中にせめて半分は終わらせとこうかしら・・・。