テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

今年中にしたいこと

2012-11-29 | うつわ


この時期になると、

今年中にやっておかなきゃいけないことは・・・?

と考えます。

あの人には今年中に会っておきたいな・・・

とか、

大掃除もせめてこれだけはやっておこっかなとか・・・。


・・・そして、

やりかけにしてたアレ、今年中にはやらなきゃ!

と思って急いで始めたのがこちらの金繕いです。

「形あるものは壊れる」

とは言いますが、そうはいってもお気に入りのうつわを割ってしまうととても悲しいもの・・・。

昔、京都の鉄斎堂で買ったお気に入りの骨董の小皿を真っ二つに割ってしまって、すごくへこんでいた時、
母が金繕いで直してくれました。

うつわが直せるっていいなぁと思い、通い始めた金繕い。

「金継ぎ」とも言いますが、私が教わった先生は「金繕い」と呼んでいらっしゃいました。

「継ぐ」というより「繕う」という言葉の響きのほうが好きなので、
私も「金繕い」と呼ぶことにしています。

こちらのうつわは、義兄さんのお母さまのもの。

今年のお盆に帰省した姉夫婦が預かってきたものなのですが、

「急がないから」

という言葉に甘え、そのままにしてしまっておりました・・・。

やり始めれば、たいしたことないことなのですが、

破片をくっつけて乾燥させ、
欠損部分を修復し、
漆を塗って金粉をまき、乾燥させ・・・

と、作業工程がいくつかあり、乾燥に時間もかかるので、
一気にできないところが、後回しになりがちなところ・・・。(←ただのいいわけ)

でもさすがに、義兄の帰省の時にはお渡ししたいなと、
やっと重い腰をあげることにしました。

そしたらついでにこちらも・・・



これは私が割ってしまった、馬渡新平さんのうつわ。

大きさも使いやすくとっても気に入っていたものなので、一緒に直すことにしました。

どちらもまだ作業の途中なので、修復部の周りに金が飛び散っていてお見苦しいですが、
あと一息のところまで来ました。

ここまで終われば、今年中には確実に終えられそうです☆


あっ・・・
もうひとつあったんだった・・・。


シンプルすぎる玄関マットをどうにか変身させようと思って始めたのは、もう2年以上前のこと。

クロスステッチ初心者の私が、無謀にもクロスステッチ用ではない布に挑んでしまったために、
刺繍を始める前にいちいちチャコペンで格子模様を描かなきゃいけない羽目に・・・。

1/4しか終わらぬまま、

わーーー!もうやだーーー!!!

と投げ出していました。(笑)

でも、ここまでやっておいて全部ほどくのも嫌だし・・・
と、そのまま放置されていたものを先日発見してしまったのです・・・。

さすがに全部は無理ですが、今年中にせめて半分は終わらせとこうかしら・・・。

世田谷の花展覧会

2012-11-19 | 美術館・個展


休日の朝、目が覚めるとまず考えるのは、

「今日はどのルートにしようかな?」

ということです。

ダイエットと腰痛対策がきっかけで始めた休日のお散歩(調子がよければジョギング)は、
もう習慣づいてしまっていて、

「寒くて行きたくないなぁ・・・」

というこの時期も、
雨さえ降らなければ、気合を入れて決行するようにしています。

「よし!今日は隣駅のパン屋さんを目指して歩くぞ!」

と思っておうちを飛び出したものの、

なんとなく近くの公園に行きたくなり、ルート変更。


・・・そうしたら、思いがけない出会いがありました!

世田谷の花展覧会

これは
「花卉園芸の振興と栽培技術の向上、優良品種の普及を目的に、世田谷区と世田谷花卉園芸組合が昭和29年から毎年春・秋の年2回開催。青空園芸教室やチャリティー園芸せり市や園芸相談コーナー、展示品の即売」
をしているものです。


先月同じ公園で思いがけずに遭遇した、せたがやの園芸市。
そこで出会ったのが、こちら↓

けやきのほうき作り

私は和風のお部屋で暮らしているので、
和室に合う植物はないかしらとずっと探していたのですが、
なかなかこれというものに出会えずにおりました。

盆栽はお手入れが大変そうだし・・・

と敬遠していたのですが、
お店のおじさまにお聞きしたところ、お手入れもそんなに難しくなさそうな様子なので、
即決でお持ち帰りをすることにしました。

その後、自分で調べてみたところ、
盆栽というものは基本的にお外で育てるものだそうで、
お部屋の中にずっと置いておくというのは論外なのだそう・・・。

もしお部屋にいれたいのなら、
いくつかの盆栽をとっかえひっかえお部屋とお外とでローテーションをさせてあげて、

1日お部屋に置いたら、2日はお外に出してあげる

という方法をとるのがよいということで、
ほかにもいくつかのミニ盆栽が欲しいなぁと思っていたのです。

世田谷の花展覧会というイベントの存在を知らなかった私は
来年の春に開催されるせたがや園芸市まで待たなきゃなぁ・・・
とあきらめていたのです。

その思いが通じたのかどうなのか、
世田谷の花展覧会へ導かれたことに感謝です!!^^

今回は花展ということで、こちらは盆栽部門に出品されていた、
三田さんという方の作品2点

けやき

梅(紅千鳥)

あいにく三田さんご本人はいらっしゃらなかったのですが、
他の園芸組合のおじさまたちがお手入れについて、
とても詳しく、わかりやすく、丁寧にご説明をしてくださいました。

「この梅なんて、ほらほら、あちこちに芽が出てるでしょ?」


「1月中旬ぐらいに赤い梅がぱっと咲いてくれるよ。」

^^

さて、このかわいこちゃんたち、
ほんとは鉢を、好みのうつわに植え替えたいのですが、
そんなこと、素人にできるのかしら・・・?

今度また、せたがや園芸組合の方たちのイベントに出会えたら、
そのことをうかがってみようと思います。

またおじさまたち、目をきらきらさせて、とても楽しそうに教えてくれるんだろうな☆

甘酒

2012-11-12 | たべもの


以前、アーユルヴェーダの本をみて興味を持ち、
腸を休ませる日をつくってみようかなと、
月に一度プチ断食の日を作るようになりました。

そこで最初に参考にしたのは、
プチ断食前後の日のお食事は控えめにして、
プチ断食当日は一日リンゴジュースとお白湯だけで過ごすという方法でした。

確かにそれを実行すると身体の調子がよく、
毒素が抜けたような気もするし、お腹の調子もよいし、とてもよかったのですが、
食べることが大好きな私には

「今日は一日、食べれないんだ・・・」

と思うことが悲しくてつらくて
この方法は逆にストレスになってしまうかもなぁと思うようになりました。


と、そんな話をしていたら、姉が

月のリズムでダイエット

という本のプチ断食の方法を教えてくれました。

それは新月と満月の夕食だけ甘酒で過ごす

という方法でした。

夜だけだったら全然辛くなさそうだし、
甘酒で空腹感を満たせるし、それはとてもいい方法かも!!

と、さっそくチャレンジするようになって、かれこれ2年ぐらいになります。

甘酒は嫌いではないのですが、
月に2回のことなので、いつも同じだとやっぱり味に飽きてしまうということもあるので、
あちこちの自然食品店に行くたびにいろいろな甘酒を試しています。

甘さが強いもの、
後味が口の中に残るような感じがするもの、
さらっとしているもの・・・

甘酒って、お店によっていろいろと味が違うものですね。
プチ断食をして甘酒を頻繁に飲むようになるまでは全く知りませんでした。

で、私の一番のお気に入りはこちら↓。


名刀味噌さんの「黒米甘酒

普段は玄米甘酒を飲むことが多いのですが、
趣向を変えたいときにこの「黒米甘酒」を頂きます。

この名刀味噌さんの甘酒は、
程よい甘さなので、甘さが口に残るという事もなく、でもコクがあって、
ほんとにおいしいのです。

大変私の好みのお味なので、いつも手元に置いておきたいのですが、
季節限定の商品の為、夏の間は販売停止されておりました。

そこで、販売開始を今か今かと待ち焦がれていたわけですが、
秋になって、やっと再開!!
嬉しい限りです♪^^


プチ断食の日、悩むのが家族のお食事。

自分は食べれないけど、何作ろうかしら?

と・・・。

今までは、それが悩みの種だったのですが、
最近はメニューが決まっているので楽ちんです。

カレーかオムライスか、ドライカレーかタイカレー・・・

いずれもだんなさんの大好きなメニューで、
しかも、味見ができなくても多分失敗することはないだろう(?)というメニューばかりです。

私もプチ断食で満足、
だんなさんも大好物メニューで満足、
一石二鳥の新月、満月です☆

(ちなみに今月の新月は11月14日(水) 07:08、満月が11月28日(水) 23:46
です。)

ふらふらと・・・

2012-11-05 | うつわ


ジョギングの途中、なにやらおいしそうなパンのかおり・・・。

くんくんくん・・・

・・・たまらずに、汗だくのまま引き寄せられてゆきました。

商店街から小道に入ったところに、かおりの主を発見。

La vie a la campagne

洋館をリノベーションしたという、とても素敵な建物の中は、
パン屋さんでありながら、雑貨屋さん、お洋服屋さんでもあります。

2階にはカフェも併設されていらっしゃるようです。

パンはもちろんなのですが、
そこで、じーっと見惚れてしまったものがありました。

それが最初のお写真のグラス。

オールドバカラだそうです。

以前クニエダヤスエさんが、オールドバカラのシャンパングラスでテーブルを素敵に演出されているのを拝見し、
それからずーっと気になっておりました。
(クニエダさんが使われていらしたのは、「ローハン」というシリーズのものだったように記憶をしております)

シャンパングラスというと、
私は、縦型の筒のような長いグラス(「フルート型」というそうです)しか知らなかったのですが、
クニエダさんが使われていらしたのは、平たいシャンパングラスで、そのタイプは「クープ」型というのだそうです。

シャンパングラスの種類

シャンパングラスに2種類あるなんて!と、びっくりしたのですが、
そういえば、よくテレビで見るシャンパンタワーなどで使われているのは
平たいタイプだったなぁとあとで気づきました。

クニエダさんが使われていらしたオールドバカラがあまりにも素敵だったので、
すごく心に残っていたのですが、
いままでオールドバカラに出会う機会がありませんでした。

まさかジョギング中、パンの香りに誘われて偶然出会うなんて・・・(笑)


これはとっても小ぶりのタイプ。

食前酒をちょこっといただくとか、日本酒をちびちびっといただくとか、
前菜やデザートを上品に盛り付けるとか・・・

ジョギング中で小銭しか持ち合わせていなかったので、その場はやむなく退散。

でも、その後いろいろシュミレーションをしつつ、
やっぱり気になるので、後日おうちにお持ち帰りすることにしました。

オーナーさんが、フランスに買い付けに行かれるそうで、
オールドバカラのほかにサンルイのアンティークグラスもありました。

アンティークなので、ご縁のもの。

ひとつづつ、気に入ったものをちょこっとずつ集めてゆきたいなぁと思いました。



そして、同じくふらふらとお散歩中に見つけた和菓子屋さん。

楳心果(ばいしんか)

こちらも和風の古民家をリノベーションしたと思われる、素敵なお店。

その雰囲気が、昔中目黒にあったHIGASHIYAさんという和菓子屋さんに似てるなぁ・・・
と思っていたのですが、どうやら系列店のようでした。

時間が遅かったので茶房は閉まっており、お持ち帰りをすることに。

豆カンと、豆大福。

今度はもっと早くにうかがって、
茶房でお茶を一服、楽しみたいなぁ♪

お散歩の嗅覚、
これからも磨いてゆきたいなと思います^^。