テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

JENSEN(イエンセン)のデニッシュ

2012-09-24 | パン

代々木上原近辺にお住まいのお友達から、素敵なパン屋さんの情報をいただきました。
そのパン屋さんはデンマークパンのお店だそうで、デニッシュが絶品とのこと。

その情報をGETしてからというもの、頭の中はデニッシュでいっぱい。

デニッシュ、デニッシュ・・・。

バスを乗り継ぎ乗り継ぎ、さっそくうかがってみました☆

代々木上原の駅からは7分ほどでしょうか。
代々木八幡にほど近い場所にJENSEN(イエンセン)さんを発見。
街になじんだ感じの、それでいてとても雰囲気のある素敵な外観。
デンマークの国旗が描かれているのが目印です。

オーナーの和田さんは、30年ほど前にデンマークで修業し、マイスターの資格を得た日本人唯一のコペンハーゲン製パン・製菓オーナーズ協会の会員さんなのだそうです。

デンマーク大使館も御用達だそうで、
お店にはデンマーク大使館駐在大使の方からの感謝状が飾られていました。

最初のお写真はスモーケーアというデニッシュ。

「バターとカスタードクリームをたっぷり使った最も代表的なペストリー」

との説明書きがありました。

デンマークではこのスモーケーアを食べれば、
そのパン屋さんの良しあしがわかるという判断基準にもなっているものなのだと
お店の方が教えてくださいました。

持つとずしっと重みがあります。

そのおいしさをうまく表現できないのが悔しいのですが、
表面の生地のサクサク感と、中のカスタードクリームのしっとり感が一緒になって、
ほろほろと口の中で溶け合う感じといいましょうか・・・。

とにかく、こんなにおいしいデニッシュ初めてです!!!



そして、こちらはスモースナイル

シナモンが練りこんであるタイプのデニッシュで、こちらも代表的なペストリーだそう。

こちらのお味は・・・

えっと・・・、

味見をさせてもらう前に、
だんなさんがすでに完食しておりまして・・・。
(あっという間に食べてしまったので、たぶんとってもおいしかったのだと思います)

・・・なのでお味は次回の楽しみにとっておくことにします(笑)。


そして、こちらのパン屋さん、
デニッシュ以外のパンやケーキもとても魅力的でした。


こちらはグラハムスブロートという全粒粉のパンです。

「食物繊維がたっぷりで、ヘルシーなパンなんですよ」

とのご説明に、すかさず購入。

全粒粉、食物繊維豊富、ヘルシー、

・・・そりゃ買わずにはいられないです☆


こちらもずっしりと重みのあるタイプのパン。

見た目で、
どちらかというと多少酸味があったり、水気が少なめのタイプのパンなのかな?
と勝手に想像をしていたのですが、

酸味は全くなく、しっとりもちもちした生地で、全粒粉のプチプチとした食感がたまらない、
くせになるタイプのお味でした。

「こちらを冷凍保存をした場合は焼くときに、
アルミホイルをふわっとかぶせて焼くと、外はカリカリ、中はしっとりもちもちした状態になりますよ」
とのこと。

なるほど~

また違う食感が楽しめそうで、とても嬉しいです♪

他にも食べてみたいパンがいっぱいいっぱいならんでおりました。

この近辺はおいしいパン屋さんがいっぱいあるので、
またちょくちょく散策してみようと思いました。^^

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JENSEN(イエンセン)
東京都渋谷区元代々木町4-3
TEL:03-3465-7843
営業時間:6:50~19:00(土曜は16:00まで)
定休日:日曜・祝日
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ところてん

2012-09-19 | たべもの


ところてんを私は最近まで食べたことがありませんでした。

たぶんこんな味だろうなと想像できるお味。

たぶんお酢の酸味がたっていて、
たぶんのどごしがつるっとしていて・・・。

うんうん、たぶんそんな感じ・・・。

我が家の食卓に登場することもなく、
自分で買ってみようと思うこともなく、
なんとなく今に至っておりました。


それが・・・

この夏だけで一生分のところてんを食べたのではないかと思うほど、
今年はところてんにはまってしまいました。^^


きっかけは・・・。

腰痛になってから、
お腹を軽くしたくてこんにゃくを食べるようになったこと、

でしょうか・・・。

姉や母から勧められ、私も愛読している自然療法の本の一節、

「こんにゃくのもつ特殊酵素と、この不消化分(胃では消化されなかった分)のマンナンが有効に働いて腸内細菌の調整を行い、有効菌を育て、有害な大腸菌・フハイ菌などの雑菌を殺し、腸の大掃除をする事から毒素の排出が非常にスムーズに進み・・・」
(『家庭でできる自然療法』より)

という箇所から、

「特殊酵素」「腸の大掃除」「毒素の排出」

というワードに惹かれ、
ほとんど反射的にこんにゃくを買いに走りました。


こんにゃくは煮てみたり、
ピリ辛に炒めたりといろいろ楽しめますが、
私は田楽風にいただくのが好みです。




お味噌の発酵パワーも加わって、
さらに効果が倍増しそうなイメージ。

こんにゃくの効果か(玄米効果か、ハブ茶効果か・・・)はっきりしませんが、
確かに最近お腹がスッキリするようになり、私としてはとてもうれしい反応です^^

と、同時に、
このつるっとした、ちょっと歯ごたえのある食感の食べ物がとても気に入ってしまい、
その関係でところてんも我が家の食卓に登場するようになりました。

お味は、全く想像どおり、
それ以上でも以下でもありません・・・ね。(笑)

ただ、見た目にもとても涼やかで、

これぞ夏の風物詩☆

という感じがたまらなくいとおしくなって、
せめて暑さが和らぐまではと食べ続けています。

暑さ寒さも彼岸までといいますし、
彼の出番もここまで、でしょうか・・・ね。

ロールキャベツを

2012-09-15 | うつわ


我が家の夕食は、主に和食中心。

お肉が苦手な家族もいるので、
お肉メインの献立が登場することはとても少なめです。

だからでしょうか?

ロールキャベツがたべたい!つくりたい!

なんて思うことは3~5年に1度、あるか、ないか・・・

・・・なのですが、
その日は無性にロールキャベツが作りたくなりました。

というのも、
ちょうどその日の朝の情報番組で、
ミシュランの3つ星シェフが教える「とろとろロールキャベツ」の作り方
なるものを放送していたからです。

キャベツは1枚ずつはがしてからゆでるのではなく、1つを丸ごとゆでたり、
(そうすることで破れる心配がなくなるそうです)
楊枝を使わずに綺麗に包む方法を伝授してくれたり、

へぇーなるほどー

と感心するポイントがいくつかあり、
どうしても試してみたくなりました。

食べたいから作る

というより、

お料理の工程が楽しそうだから作る

ということって、ありますね(笑)^^

この暑い夏に、2時間ことこと煮こむというのはさすがに堪えるので、
圧力鍋で時間短縮。


安齋新さん・厚子さんの青磁のうつわに。

安齋新さん・厚子さんは石川県の加賀市で、
ご夫婦で作陶をされていらっしゃる作家さんです。

こちらは去年のSHIZENさんでの個展の際に求めたもの。

お色が白、黄色(玉子手)、青磁と3色あり、
どのお色にしようかととても迷ったのですが、
家にある他のうつわにも合いそうだなぁと、こちらのお色にしました。

手持ちの他のうつわに合うかどうか?
というのは、迷った時の判断基準になりますね

この器は青磁ではありながらも、
モダンな刻文が施されているので、
和にも洋にもどのうつわにも合わせやすく
和洋折衷どんなお料理にも幅広く使え、とても重宝しています。

いつもは染付の小鉢などとともに
和食ばかり盛り付けられていたこのうつわ、
洋食でも本領発揮です。

七曜日さんのマフィン

2012-09-12 | パン


スコーンやマフィンを見かけると、どうしても買わずにはいられない私。

そんな私が、ずっと食べてみたくて食べてみたくて仕方がなかったマフィン。

それがこちらのヴィーガンマフィン屋さん「七曜日」さんのマフィンです。

こちらは「ヴィーガン」ということなので、

「卵や牛乳、バターなどの動物性の食材、白砂糖は使わずに、
できるかぎり国産またはオーガニックの食材でつくる純植物性」のマフィン。

ふと手にした雑誌で、何回か「七曜日」さんの紹介を目にする機会があり、
名前だけはしっかり頭にインプットしておりました。

ではなぜ、なかなか行けなかったかというと、
こちらのお店、現在は不定期営業(もしくはイベントなどでの委託販売)
ということで、タイミングが合わずに伺うことができずにおりました。

でも・・・

私、潜在意識の中で相当気になっていたのでしょうね・・・。

夢に出てくること数度。

何度も道に迷い、やっとの想いでたどり着くも商品は全て品切れ、

「また今日もダメだったか・・・」

と、がっくり肩を落とし、
とぼとぼおうちに帰るという夢を何度見たことでしょう・・・。


そんなに切望していたマフィンを先日cafeイカニカさんの月市で購入することが出来ました☆

月市で販売していらしたのは、オリーブ、いちじく、黒ゴマの3種類。

上のお写真は、黒ごまのマフィンです。

甘さも程よく、しっとりとしたマフィンで、むしろ蒸しパンのような感覚。
脂っこいしつこさのようなものは一切なく、
黒ごまの風味がしっかりとしていて、
本当においしい、私好みのマフィンでした。

七曜日さんの店頭で販売される際には、
定番の黒ごま、紅茶、ココアナッツ、抹茶とお豆、のほかに
季節のマフィン2種が販売されるようです。

販売予定はHPのnewsやnote、twitter @nanayoubimuffinで
ご案内していらっしゃるそう。

よーし今度こそは七曜日さんでの店頭販売の時に行ってみよっ!

と心に誓いました。

でも・・・

こうやって意気込んでると、
また、夢見ちゃうかもしれません・・・。

「東洋の白いやきもの-純なる世界」展へ

2012-09-10 | 美術館・個展


友人に誘われ、出光美術館に行ってきました。

「東洋の白いやきもの-純なる世界」
8/4(土)~10/21(日)

中国、朝鮮、日本の白磁、青白磁がずらりと並ぶ、真っ白な世界。

その中で圧巻だったのは、
特別出品として展示されていた「白天目」。

無知な私は、

『天目茶碗は黒いもの』

と思いこんでいたので、
白い天目茶碗があるということに、とても驚きました。

美術館に行くと、必ず1つや2つ、
こういった新しい発見や感動があるのですが、
私の場合、いつのまにかそれをすっかり忘れてしまいます・・・。

こういうことは、たとえばメモするなりなんなりして、
記憶にとどめておかないと、せっかくの発見や感動が・・・
もったいないですね・・・。


小ぶりで緩やかな曲線を描いた「白天目」。

白の中に黄緑やピンクや黄色など、いろいろな色味が美しく混ざり合い、
縁に施してある金の割合も絶妙で、
それはそれはとても見事なお茶碗でした。

そういえば、以前金繕いのお教室で、
縁がかけてしまったうつわの修理をされていらした方が、
あえて縁全体に金を施して、
まるでこの天目茶碗のように素敵に仕上げていらしたなぁと、
ふと思いだしました。

そういうお直しの仕方もありだなぁと思ったのに、それもすっかり忘れてました。
・・・と、それもメモ、メモ・・・。


そして、
今日のもう一つの感動は、
江戸時代の禅僧、仙がい和尚さまの絵。

仙がい義梵(せんがいきぼん)和尚さまは

「世の中の絵には決まりがあるが、私の絵に決まりはない」

と、難しい禅の思想をユーモアーのある絵で、
庶民にわかりやすく伝えようとしたお坊さんなのだそうです。

出光美術館は、仙がい和尚さまの作品を
数多くコレクションされていらっしゃるそうで、
今回の展示では、仙がい和尚さまの絵が併設展示されていました。

そのユーモラスでかわいらしい絵に、終始心はときめきっぱなし☆

こちらは今日の戦利品

仙がい和尚様のポストカード

そして・・・


指月布袋画賛』のスタンプ!!!



あまりのかわいさに、思わず友人とおそろで購入!
だって、この子供のおしりのぷりっと感っていったら!
もうたまりません!!!^^

でもこんなにほのぼのとしたかわいらしい絵の中にも、
実は禅の思想が隠れているのですね。


美術館で買ったこのスタンプを使うたびに、
今日の感動や発見を、ちょっとでも思い出すことができるかな?