テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

お誕生日ごはん

2014-11-21 | たべもの


いや、そうです…そうなんです…
自分でも本当はわかっていたんです…

忙しさにかまけて、
いやいや、
…というより、忙しいということを言い訳に、
最近お料理がおざなりになっているなぁということに…。
とにかくちゃっちゃと手早く作れるようなメニューばっかり作っているなぁと、
ちょっと反省することは、あるにはあったのです…。
でも、ま、いっかと…。


そんな折、姉の旦那さん(私には義理のお兄さんですね)のお誕生日。

今年は姉の赤ちゃんも小さいし、
夜にお外で外食というのはちょっと難しいかなということもあり、

「じゃあ、うちでお誕生日会しようか?」

と、うっかり言ってしまいました。
最近めっきりお友達をお家にお招きするということからも遠ざかっていた私。


言ってしまってから、ふと、
昔受けたテーブルコーディネート資格試験のテキストの最初に書かれていた言葉が
頭をよぎってしまいました。

『だれかを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間じゅう
その幸福を引き受けるということである。』
(ブリア=サヴァラン「美味礼賛」より)


「…」

いやいや、氣のせい、氣のせい!!!
絶対氣のせい!!!

そんなことを考えちゃったら、
私は誰もお招きできなくなっちゃいますので、
ま、氣楽な感じで☆     


とはいえ、
せっかくのお誕生日だし、姉の旦那さんの好きなものがいいよなぁ、とか、
でも姉が好きそうなメニューにもしたいしなぁ、とか、
メニュー選びだけはちょっとだけ考えてみたりして。

結局、和食中心&義理のお兄さんの好きなタンドリーチキン
というメニューにしました。



メニューはほとんど、
こころもおいしく満たす旬の禅ごはん―鎌倉、不識庵の台所から
鎌倉不識庵の藤井まりさん著
より。

こちらのメニューでしたら、和食が好きな義兄にも、
現在お砂糖を控えている姉にも、他の家族の好みにも合いそうかなと。

そして何よりも、どのお料理も工程がとてもシンプルなのが、
面倒くさがり屋の私には最適だなと。



「さといもの茶巾しぼり」は余宮隆さんの片口鉢に入れて。
余宮隆さんのあたたかみのある素朴なうつわ、好きなのです。
片口好きはおそらく母のDNAだろうな。^^





お誕生日会の前日に偶然見つけた「鯛煮干」。
これはなかなか手に入らないものだそうで、おだしをとったり、
鯛ごはんにしてもおいしいと紹介されていたので、早速メニューに加えてみました。
入れて浸して炊くだけという簡単鯛ごはん。




本来だったら、一度作って試してみてからということになるのだと思いますが、
こういう性格ですので、すべてぶっつけ本番。
初めて作るメニューばかりだったので、失敗も多々あり…。

やっぱり、私には「幸福を引き受ける」ことは全然できませんでした…。


さて、帰り際、
姉が何かを思い出したように急にくるっと振り返り、

「あっ!!!しゅりちゃん、今日はあれね!

お・も・て・な・し☆ (←滝川クリステルさん風)

ね♪」

最近めっきりテレビを見ていないという姉。

お姉ちゃん、それね、もうかなり古いです…。

レシピどおりがいちばんです

2014-11-02 | たべもの


ある金曜日の夜、お仕事を終えて事務所を出ると超イケメンくんに声をかけられました。

もじもじしながら、私に近づいてきて

「しゅりさん、Happy Halloween!!」




イケメンくんはトイストーリーのウッディに扮した5歳の男の子
スタッフさんのお子さんです。

事務所の近くでハロウィンイベントが開催されており、その足で私に会いに来てくれたのだそうです。

「これね、きのうのよる、ママとつくったんだよ♪
バナナとね、チョコのおあじがしておいしいんだよ。
しゅりさんにたべてもらおうとおもって、いっしょうけんめいつくったの☆」

ううう…

くるおしいほどかわいい…、てか、かわいすぎます…^^

連れて帰ってしまおうかしら…(笑)

最初のお写真がそのウッディくんがつくってくれたカップケーキ。
完成度高すぎです。
手作りのお菓子って、とっても嬉しいですね☆
ウッディくん、本当にありがとう♪


手作りお菓子といえば、最近私が作ったお菓子といえばマクロビスイーツ。

姉が今グルテンフリーのお菓子にはまっているので、
姉の家に遊びに行くときのお土産にと作った『かぼちゃのプリン』です。



これは『ベースカフェのマクロビオティックスイーツ』という本のレシピです。

こちらを作るのは、実は今回で2回目。

1回目は、足りない材料のものは、

「ま、これで代用してしまうか…」

という感じで、
本当はメイプルシロップのところをアガぺシロップで代用してしまったり、
玄米水飴は割愛したり…と、レシピとは異なる形で作ってしまいました。

それはそれで悪くはなかったのですが、
なんかちょっと物足りない感じは否めなかったので、
2回目はちゃんと材料をそろえ、きっちりレシピ通りに作ってみました。

すると、まるで別物!!!
まったり感も、甘みも舌触りも、何もかもが全然違いました。
このかぼちゃプリンはベースカフェでも、とても人気のスイーツだというのがうなづけます。


「お菓子作りはレシピに忠実に」

とよく聞きますが、本当にそうですね…

反省反省…。


さてさて、
秋になって気候がよくなったからでしょうか?
最近、休日にお出かけをすることが多くなりました。

おそとでおいしいものを頂くと、

「ちょっと真似してみようかな」

という氣分になって、挑戦してみたくなることってありますよね。

スタッフさんにも外食でいただいたものを、ご自身で再現し、
さらにアレンジを加えてご自分のレパートリーに加えていらっしゃるという方がいらっしゃって、
私も感化されて、自宅での再現に奮闘してみました。

先日うかがった、和食屋さんでいただいた、鮭ロール(?)を再現することに挑戦。。。

えっと…、
鮭と白菜と油揚げで巻いてたから…
圧力鍋を使った方がやわらかくなってふっくらおいしそうかも…
ロールキャベツみたいな要領かしら…

と、頭はぐるんぐるん



やっぱり性格ってでちゃうんですよねぇ…。

お味はなかなか近かったと思うのですが、見た目がイマイチ美しくない…。

かぼちゃプリン同様、再チャレンジが必要なようですね…。