テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

多才なスタッフさん

2015-01-14 | たべもの


今さらの、かなり時期はずれな話題になってしまってすみません…。
12月のバタバタでブログを更新できずにおりまして…(言い訳です…。すみません…)

12月の始めの休日、初めてシュトレンを作りました。

…と、さも自分が作ったように偉そうに言っていますが、
実はスタッフさんにお願いをして、お教室を開いていただき、
先生のご指導の下、製作致しました(笑)。

そのスタッフさんは、長年パンのお勉強をされていらして、
ご自身でお教室を開いていらっしゃったことも。

私の家のお近くにお住まいとのこともあって、

「ぜひパンの作り方を教えて欲しいです!」

と、無理やり頼み込み(パワハラですね。笑)、プライベートお教室を開いて頂きました。

「では時期的にシュトレンなどいかがでしょう?」

時間の兼ね合いで、一緒にベーグルも作ってみましょう☆
という、わくわくなお教室となりました。

シュトレンもベーグルも私の大好物です!!!

それにしても…

パンをこねるってすごい力仕事なのですね…。
冬の寒い日だったのですが、かなり汗だくになりながら、

「先生まだでしょうか???」

と、何度もチェックをしてもらう私…。

「まだまだです」

パン生地ってなかなか手ごわいです…。
二の腕、そして足腰…、エアロビよりもかなり効果的に引き締まりそうです。(笑)

いつもはおっとりとしていらして、癒し系のスタッフさん。

ベーグルを形作る時のこと。

「棒を作って、端をおさじさんにします」

「おさじさん」って☆なんてかわいい表現♪

なるほど、一度スプーンのような形にして、
おさじさん部分でもう片方の端を包み込んで、まあるく形作ってゆくのです。

そんなかわいらしい、癒し系のスタッフさんが、
実はこのようなパワーを秘めていらっしゃったのね!と驚きでした。

出来上がったベーグル



こちらは先生作のシュトレン



シュトレンは作ってから10日ぐらい時間を置いて味をなじませなくてはいけないとのこと。

「え?じゃあ、作っても10日間は食べられないっていうことですか…。そっかぁ…。」

と、かなり落胆していた私の為に、先生が前もってご用意してくださっていたのです!
なんというお心遣い…。
そして、ベーグルと一緒にと、ミネストローネもご用意してくださっておりました。



「味付けはベジクックだけです。」

とのことでいらっしゃいましたが、私が自分で作るのとは全然違う…。
作り方をうかがうと、お手製のポットコージー(鍋帽子)で保温調理をしていらっしゃるとのこと。
どおりで味が馴染んで、まろやかになっているのねぇ☆
いろいろ教えていただくことの多い、すごく素敵なお教室でした。


くらしのたのしみのスタッフさんは皆さん、本当に多才でいらっしゃいます。

ある方は、収納アドバイザーになられたらいいのではないかと思うような
すごいアイディアをお持ちの収納上手さん!!!
また、ある方は、着付けやお茶に精通していらっしゃるので、両方初心者の私には心強い先輩。
そして、おいしいものをよくご存じでいらして、ナチュラルフードの資格をお持ちの方もいらっしゃるし、
フリーで映像関係のお仕事をされていらっしゃる方もいらっしゃいます。
そして、子育てをしつつネイリストさんの資格をとるべくお勉強されていらっしゃる方もいらっしゃいますし、
お店顔負けの和菓子をお作りになる方も☆

お正月明けの出勤日、

「しゅりさん、これ♪」

と、言って手渡された素敵なお包み。



なんと、花びら餅です!!!



これ、売り物ですよね??

そのスタッフさんは毎年お正月に70~80個の花びら餅を作られて、
ご実家やごあいさつの際にお持ちになられるそうです。

お正月には花びら餅を食べるらしいという習慣(?)は聞いたことはありましたが、
私は今まで一度も食べたことがありませんでした。

これが花びら餅かぁ☆^^

うっとりするようななめらかなもちもちした舌触り。
すご~~~くおいしいのです♪


そんな多才なスタッフさん達とともに、
今年も皆様から愛されるショップを目指して日々精進してまいります☆
どうぞよろしくお願い申し上げます^^


2015年お正月

2015-01-03 | たべもの


あけましておめでとうございます。
いつも遊びに来てくださり、本当にありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。^^


さてさて、
今年のおせちはこんな感じ。
去年とあまり変わり映えしないような…(笑)。
一応、かまぼこ以外は手作りをしてみました。^^

私は計画を立てるのがとても苦手なのですが、そういう人はおそらく予定を詰め込み過ぎるのだろうと思います…。

去年は29日までがお仕事でしたので、
予定では、

30日はおせちとお年賀…、
31日は大掃除…

と予定を立てていたのですが、そんなにうまくゆくはずがなく…。

結局30日はおせち作りのみで終了、
31日はお年賀作成。
そして大掃除は年明けに持ち越しということになってしまいました…。


2の重はお煮しめで。
自転車で姉の家まで運んだら、完全に寄ってしまいました。(笑)



祖母用にはちょっとづつとりわけて


私の実家では、31日におせちを食べるというのが習わしで、
大人になるまで私は、おせちは31日に食べるもの、1日に食べるのはお雑煮だと思って育ってきました。

そのため、大晦日の家族の集まりでは私のおせちを食べ、
元旦の1日には姉のおせちをごちそうになるという感じで2パターンのおせちを楽しみました。

おせちって、お味もそうですが、盛りつけも本当にそれぞれですね。
姉のおせちの盛り付けの美しさったら…♪^^


私のおせちを盛り付けたお重は祖母が昔使っていた、親戚の結婚式の引き出物と思しきもの。
蓋の裏に「祝結婚 ○○○○(男性お名前)・○○(女性お名前)」と記載がありました。
昔はこういうのが引き出物だったのですね。

本当は、そろそろ一生モノのお重を買いたいなぁなんて漠然と考えていたのですが、
行動に移したのが遅すぎました…。
去年の11月下旬に予約をしたら、できあがるのは今年の4月以降なのだそうです。

そうそう、こういうところなんですよね、計画性のなさって…。(笑)



さてさて、話は変わって。

先日、西武池袋本店で開催中の「谷内六郎の絵と岩崎俊一のコピーで綴る昭和展~昭和というたからもの~」を観に行ってきました。

これは週刊新潮の表紙絵を描いていらしたことでも有名な谷内六郎さんが描かれた絵に、コピーライターである岩崎俊一さんがコピーをつけられた作品を集めた展覧会です。


東急線沿線で配布されている『SALUS』というフリーペーパーがあるのですが、
その中で、岩崎俊一さんが「大人の迷子たち」というエッセイを連載されていらっしゃいます。

私はそのエッセイが大好きで、毎回楽しみにしているのですが、
ぱらぱらと読んでいて、うっかり電車の中で号泣してしまったことが何度かあります。

ある時は嗚咽を漏らしそうになって、お隣にいらした見知らぬ方に
『大丈夫ですか?』
と心配させてしまったことも…。

岩崎俊一さんも私と同じぐらいの歳でお母様を亡くされた経験をお持ちでいらして、
そのためか、岩崎さんのお母さんに対する思いや後悔、愛をつづられた文章が、
私の氣持ちを代弁してくれているかのようで、何とも言えない氣持ちになることがありました。

この展覧会の情報を知ったのも『SALUS』の「大人の迷子たち」にて。

2014年12月27日~2015年1月5日までです。


谷内六郎さんと岩崎俊一さんへのオマージュだなんて言ったらおこがましいですが、
今回のお年賀はそちらからヒントを得て…。
また消しゴムハンコです。題名は「眠れぬ夜」といったところでしょうか?





2015年が皆様にとって素晴らしいことの多い、
素敵な年となりますことを心より願っております。^^