今更な感じですみません。
去年のことになりますが、
「お醤油は美しい ~ 職人醤油に魅せられる美発酵食パーティー ~ 」
というイベントに参加してきました。
こちらのイベントの主催のYURIKOさんは、
発酵マイスター、味噌ソムリエの資格をお持ちの発酵のスペシャリスト。
「『日本の発酵食は美しい』をテーマに日本の伝統発酵調味料、発酵食品を美味しく、そして美しく取り入れた食卓を日々研究」(プロフィールより拝借)
していらっしゃいます。
インスタでは日々のお食事のお写真を投稿されていらっしゃるのですが、
毎日のお食事をとても丁寧に、大切にしていらっしゃるのだなぁということがひしひしと伝わってくるような、素晴らしいお料理の数々。
そして、そんなに丁寧で美しいお料理でありながら、レシピは至ってシンプル。
面倒くさがりやの私でも作れるかも!と思わせてくれるような取り入れやすいレシピが多く、
それも魅力的だなぁと思っておりました。
そんな彼女ですが、実は、くらしのたのしみのスタッフさんのおひとりでもいらっしゃいます。^^
身近でYURIKOさんの透き通るようなきめの細かい白いお肌や美魔女っぷりを拝見しており、
発酵食がどんなに素晴らしいものかということを実感として感じておりましたので、
YURIKOさんのイベントにはまだ企画段階で日程が決まらないうちから、
いち早く予約をさせていただいておりました。^^
まず、イベントの最初は、
「職人醤油」代表の高橋万太郎さんによるお醤油のテイスティング講座からスタート。
「職人醤油」さんは100mlのお醤油の専門店。
一升瓶での販売が一般的だった蔵元仕込みの醤油を、
味見感覚で気軽に取り入れられる100ml入りの小瓶で販売することで、
消費者と製造者の距離を縮めることを目的とされていらっしゃるようで、
「100mlサイズのみに特化して、気に入った銘柄があれば蔵元へ直接問い合わせください!というスタンスを保ち続けたい」(HPより拝借)
という思いをお持ちのようです。
これまでに全国の400以上の醤油蔵を訪問され、現在では30都府県43蔵78銘柄の醤油をラインナップされていらっしゃるそう。
今回のイベントでは、6種のお醤油(白醤油、淡口醤油、甘口醤油、濃口醤油、再仕込み醤油、たまり醤油)の味比べ、
その製造工程、原材料の違いに関して、また使い分けについての講義とともに、
(テイスティングをした6種の)お醤油のそれぞれの蔵元の特徴、
製造者さんのお人柄がお醤油の味にどんな影響を与えていると思うかということを
高橋万太郎さんご自身の目線で分析されて解説してくださったりという、
ただの知識では終わらない、とても興味深い楽しいお話をたくさん聞かせて頂きました。
…と、
偉そうにお話しておりますが、
実は私、事情により10分ほど遅刻しての参加となってしまいましたので、
(誰よりも先に予約をさせていただいておきながら、申し訳ないことなのですが…)
肝心な味比べができず、そもそもお醤油にそんなに種類があったということも知らなかったので、
お話をうかがいながら
「この再仕込みってどんなお味だったのかしら…」
「たまり醤油とどんな風に味が違うのかしら???」
と、頭のなかで「?」マークがぐるんぐるん回っておりました。
お話をうかがっていて一番氣になったのは「白醤油」。
お恥ずかしながら、私は白醤油というものの存在をその時初めて知りました。
白醤油の原材料は主に小麦。
高橋万太郎さん曰く、白醤油の原材料は
「小麦9割に大豆1割程度の比率が多いようですが、大豆を一切使わないものも」あるそう。
お醤油の定義としては、大豆を使って作られているものという大前提があるので、大豆を使っていない白醤油は厳密にはお醤油とは呼べないのだそう。
パン大好きな私は(おそらく小麦中毒なのではないかと思う節があり)、
白醤油はおそらく好みだろうなぁと思いました。
イベントではテイスティング講座の後に、
YURIKOさんの発酵を使ったパーティーメニューを振舞っていただきました。
どのお料理もとても美味しいのに、レシピはシンプル☆
レシピはお土産としていただくことができました。
やった!私のお料理のレパートリーが増える!
…ということで、今回の講座で氣になって仕方がない
「白醤油」「再仕込み醤油」など3種類購入してみました。
今回のパーティーメニューで一番氣にいった、
「カリフラワーとレンコンの白醤油のサラダ」
を早速作りたい☆
と思ったのですが、私がスーパーに行く時間が悪いのか、
時期的な問題か、ずっとカリフラワーを購入できず、
結局まだ作れずにおります…。
レシピと一緒に頂いたお土産の「みりん粕」は
ビーフシチューに活用。
私がよく作る
牧野哲大さんのビーフシチュー
は白味噌で味つけをするのですが、そこにみりん粕もプラスしてみました。
隠し味程度ですが、コクが出る感じがしました。
発酵の世界に魅了されたYURIKOさん。
これからも、またイベント開催を予定していらっしゃるご様子☆
それまでにせっかく教えていただいたレシピ、
色々作ってみよっと!^ - ^