いきなりポストカードのようなお写真から。
タージ・マハル。
タージ・マハルは、
ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の王妃ムムターズ・マハルのために建てたお墓。
莫大な費用と歳月(22年とも言われています)をかけて建てられた最も美しい霊廟です。
皇帝シャー・ジャハーンはヤムナー川の対岸に自らの霊廟を黒大理石で造り、
タージ・マハルと橋でつなぐ計画を建てていたようですが、
王位を狙う三男アウラングゼーブによってアーグラ城に幽閉され、その夢は果たせぬまま生涯を終えることになります。
幽閉された城の塔からタージ・マハルを眺めることが、
シャー・ジャハーン晩年の唯一の慰めとなっていたとか…。
いつものブログではない感じで始めさせていただきました。
実は私、9月のシルバーウィークを利用して、インドに行ってまいりました。
母が大好きだったインド。
母が何度も訪れ、愛してやまなかった地、インドというところに
私も一生に一度は足を踏み入れてみたいなぁと思いつつ、なかなか実現することができずにおりました。
3年前から私の親友が旦那さんのお仕事の関係でインドに住んでいるのですが、
その彼女から連絡があり、おそらく今年いっぱいでインドを離れることになりそうだとのこと。
「しゅりちゃん、もしインドにくるなら、今よ。今年中よ!!!」
よし…、
インド…、
行こう!!
いくならシルバーウィークを利用しない手はない、ということで、渡航を決めたのが、1か月前。
ここ20年ぐらい海外旅行に行っていなかったので
まずパスポートを取得することから始め、ビザの取得やら何やらで渡航の日は迫り…。
約20年ぶりの海外旅行、しかも初一人旅のインド…。
どうしよう…。こわくなってきた…。
一人旅と言っても、本当に一人なのは行きと帰りの飛行機のみ。
インドに着いてしまえば友人がいてくれるので、かなり、いや、とても安心な旅なのです。^^
にもかかわらず、とにかく怖くなってしまった私は、早速お腹に隠すタイプのパスポート入れやら、
スキミング防止キットなら何やらを購入。
そして、何はともあれ、頼れる私の必需品達を同行させることで心を落ちつかせることに。
ローズローション、
ブランドリップ、
びわ葉エキス、
梅玉、
梅肉エキス。
そして最近登場した
エロスも一緒に。
エロスは「愛」にかかわるもの全般に効くエッセンスです。
姉の商品説明には下記の記載が。
「自分を受け入れ、愛する、
このことが上手に出来るようになると、
見える世界も変わるのですよね。
エロスはそのお手伝いをしてくれます。」
よし、とりあえず、持っていこう!(笑)。
そして、何かの時にと姉が持たせてくれた『レスキュー』のレメディも。
今回の旅の目的は
「母が好きだったインドという地の空気感を感じたい」
ということ。
なので、あまり予備知識は持たぬままに、訪れることにしました。
よく言われることですが、
インド旅行後、感想は真っ二つに分かれるといいます。
また何度も訪れたくなるぐらいインドに魅せられる人と、
もう二度目はないかもな…と思う人。
私はというと…
今回の旅は非常に短期(4日間)の滞在だったのと、
そんな短い滞在にもかかわらず、お腹を壊してしまい1日半寝込んでしまったこともあり、
インドをあまり感じることができぬまま帰ってくる形となってしまいました…。
その体調不良が強烈だったこともあってか、
どちらかというと後者に近い感想を持ってしまいました…。
間違いなく前者の感想をもった母。
母はこの地に何を感じたのだろう、
母はどのようにインドをみていたのだろう、
というのがとても氣になって、
母が亡くなってから6年間ずっと見れずにいた母の写真ですが、
「インド旅行」の項だけをちょっとだけ覗いてみることにしました。
そこにはインドを心から楽しんでいることがありありと伝わってくる母の写真がありました。
「インドに降りたった瞬間に感じる土の香りがたまらないの」
なんて話していたなぁ、と思い出しながら…。
そんなお写真を見ていたら、
母ほどまででなくとも、もうちょっとインドを好きになりたいなぁと強く思い始め、
今更ながらインド紀行本と言われるような本を何冊か買ってみました。
どちらも古い本(なんと、昭和59年、昭和60年でした)ですが、一気に読んでしまいました。
とくに「河童が覗いたインド」は、筆者の視点が面白く、情報量も豊富、そして手書きのイラストもとっても素敵で大好きな本になりました。
そして、必ずトラブルに見舞われるというインドの実情も知っておこうかなと、下記も読んでみました。
ああ、
私がなんのトラブルに見舞われることもなく、無事に帰国できたのは友人のおかげだなぁと
改めて友人に感謝したのでした☆^^
さて、今回の旅で、親友ご家族には大変お世話になったのですが、
そのご家族より私、2つの称号を頂いて帰って参りました。
今まで会ったことのある日本人の中で(旦那様は海外の方です)、
★「最も写真を撮らない人」
(お写真に関しては、4日間(飛行機の移動をいれると6日間)で結局10枚のみ(そのうち4枚はお世話になった親友ご家族との記念写真)。
姉が一日に撮る娘ちゃんの写真枚数よりも少ないと思います(笑)。)
という不名誉(?)な称号と
★「最もよく食べる人」
という名誉(?)な称号です。
「ねぇ、しゅりちゃん、ナン、それで4枚目だよね???」
ようこそインドへ、ということで、
とってもおいしい、すごく素敵なインド料理のお店につれていって頂いたのですが、それがあまりにもおいしくて、ほとんど一人で頂いてしまいました☆
4枚目のナンを頬張る私をみて、目を丸くしていた友人の息子ちゃん(小学校3年生)の顔が忘れられません。
(その食べ過ぎが原因で強烈な腹痛に襲われ、翌日から1日半ものすごい体調不良に陥ったことは言うまでもありません…)