テーブルのたのしみ

くらしのたのしみのスタッフブログ。大のパン好き。そして器好き。
主に都内パン情報やテーブルを彩る楽しみをご紹介します。

レシピ本からヒントを

2013-02-26 | たべもの


レシピ本が大好きです。

大型の本屋さんや古本屋さんに行くと、レシピ本コーナーに引き寄せられてしまいます。

ジャンルの分け方も様々。お料理別だったり、著者別だったり、食材別だったり…。

そのたくさんの本の中から、その時の気分にしっくりとくる本に出会えると嬉しくなります。

そして実際に作ってみて

このお味、好みかも☆

と思うと、そのお料理人さんの本を集めてみたり・・・





分とく山の野崎洋光さんのレシピ本だけでこんなにありました・・・
野崎さんのレシピ本は工程がわかりやすく、味付けもシンプルで大好きなのです。


最近は野菜中心のレシピ本というのも増えていますね。

私はベジタリアンでもヴィーガンでもないのですが、お肉が苦手な家族もいるので、
野菜中心のレシピや、マクロビのレシピ本などはすごく参考になります。

最近、購入したのがこちらの本↓



なぎ食堂のベジタブル・レシピ

渋谷にあるヴィーガン食堂『なぎ食堂』さんのレシピ本です。
野菜だけで、和食はもちろん、中華、イタリアン、エスニック料理など、
多国籍のお料理が一冊で楽しめる本ということで、即買いしてみました。


最初のお写真は、このレシピ本を参考に☆

「切り干し大根のソムタム風サラダ」。

ソムタムとは、本来は青パパイアで作るサラダで、
タイ料理屋さんに行くと必ず頼んでしまう、大好きなサラダです。

青パパイアってなかなか手に入らないし、コストがかかりそうだし、家庭で作るものではないかも・・・。

と思っていたのですが、切り干し大根で代用するなんてアイディアに驚嘆しました(笑)。

確かに青パパイアのあの歯ごたえは、切り干し大根のそれとあたらずとも遠からず…
なるほどねぇと、感心することしきり。


ちなみに、このサラダを盛り付けたお皿は松村英治さんの焼き締めのうつわです。
松村さんの焼き締めは表面を砥石で何度も磨きこんでいらっしゃるので、肌触りがとても滑らか。
窯変が美しく、うつわの中に宇宙を感じ取れるような景色にひとめぼれしました。
焼き締めのうつわはエスニック料理とも相性抜群なのです♪





「赤ワインのたっぷり入ったビーフシチュー風シチュー」

ソムタム風サラダに味をしめて、翌日、同じレシピ本の中からシチューを作ってみました。

ヴィーガンなので、バターなどの乳製品も使っていません。
なんと、赤みそでデミグラスソースのようなコクを出すというのだから驚きです。
家族からも評判がよく、大成功でした!

まだまだ作ってみたいお料理がたくさん☆

しばらくはヴィーガンメニューで楽しめそうです。

梅の花が教えてくれたこと

2013-02-18 | つれづれ


梅の花が咲きました。^^

この梅は昨年の秋に近所の公園での花展覧会でお持ち帰りしてきたミニ盆栽、紅千鳥
です。

購入当初からつぼみがあちらこちらにみられ、
明日あたり咲くかな?と思われた頃大雪に見舞われたりしたため、
花開くのをとても心待ちにしておりました。



梅のお花を間近で見たことがなかったので、
ポッと控えめに咲く感じなのかなぁと思っていたのですが、
意外と、カーッと力強く花ひらいてくれるものなのですね。

お花によって、ピンクの色合いが濃かったり薄かったりと個性があるのね、
なんて思ってみたり・・・。


私はたまに、自分には女性らしい感覚が欠落しているなぁ・・・

と思うことがあるのですが、そのひとつが『お花を愛でる』という感覚・・・。



バレンタイン前の祝日、銀座のバーニーズニューヨークに行くと、
「フラワーバレンタイン」というキャンペーンが行われていました。

それは、来店した女性のお客様にドアマンからバラのお花をプレゼントしてくださるというもので、
私はドアマンに扮した人気ファッションディレクターの干場義雅さんからパラのプレゼントをいただきました。^^

真紅の素敵なバラ☆


帰りの電車の中でのこと。

そういえば、以前お友達からいただいたガラス作家さんの一輪挿しがあるから、
フラワーバレンタインのバラをそちらに生けてみようかしら

と思って、ふとバラを見やると・・・




ま、まさか…

バラが・・・

どこにもない・・・

バラのお花は『お花を愛でる』感覚に乏しい私のことを見抜いて、
いつの間にかこっそり逃げ出してしまいました・・・。



そんなこともあったからか、

お花にもうすこし興味を持てるようになれば、
さらに人生を楽しむことができるのかもしれないな

と、梅が花開くのを見て思ってみました。

せめてお花に逃げられないように・・・ね(笑)

お気に入りをみつけること

2013-02-11 | うつわ


お友達からCLUB HARIEのバウムクーヘンを頂きました。

CLUB HARIEのバウムクーヘンは前にも頂いたことがあるのですが、

ん!?
これはいつもと違うっ!!!

いつものものもとてもおいしいのですが、
こちらはそれ以上に柔らかくしっとりしていてふわふわと、
バウムクーヘンというよりむしろシフォンケーキのようなほわっとした口当たりです。

聞くところによると、こちらは『生バウムクーヘン』というものだそうで、賞味期限は当日限り。
だからこその、このやわらかさ、しっとり感なのですね☆

バウムクーヘンもお店によっていろいろなので、食べ比べてみるのも大好きです。
これはまた今までと違うタイプのバウムクーヘンに出会え、嬉しい発見でした♪



そして、このバウムクーヘンを盛り付けたお皿、これも最近のお気に入りです。



以前、ビーガンマフィンを求めて伺った、cafeイカニカさん。

レジでお会計をする際に、ふと厨房に目をやると、ケーキを盛り付けていらしたお皿がとても素敵で、一目ぼれしてしまい、注文をお願いしておりました。

こちらは桑原典子さんという笠間で作陶をされていらっしゃる作家さんの作品です。
磁器なので、しみこみを気にすることもなく、取り皿としてもケーキ皿としても、いろいろと使い勝手の良い器で、お色も白を基調としているので、どの器とも相性がよく、とても重宝しています。

こちらの器、
偶然にも私がすごく愛用している土瓶の作家さん(桑原哲夫さん)の奥様の作品でした。



桑原哲夫さんは『かさましこ再生土の会』のメンバーでいらっしゃいます。

『かさましこ再生土の会』とは、笠間と益子の陶芸作家さんが集まり、 制作過程ででる廃陶磁器の再利用を考え、陶土に再生して少しでも廃陶器を減らそうと活動していらっしゃる会だそうです。

以前桑原哲夫さんの個展に伺った際にそのお話を伺い、とても感銘を受け、
土瓶と一緒に再生土で作られた小皿もお持ち帰りしてきました。



こちらもシンプルで使い勝手のいい、お気に入りの一枚です。

素敵な再生陶器の器に出会い、それを愛用させていただくことで、
リサイクルの輪を広げてゆくことにつながるのなら、それはとても幸せなことだなぁと思いました。

節分なので

2013-02-03 | たべもの


今日は節分。
明日の立春を迎えるにあたって、前年の邪気を祓うための豆まき。


それを知ってかしらでか、
いつの間にか私の体の中でも立春を心地よく迎えるべく準備がなされていたようです。


…おそらく食べ過ぎがいけなかったのだと思うのですが、
先週半ばから、ひどい吐き気と熱に苦しんでおりました。

そんな今までのつらさがまるで嘘のように、今日はすっきりと心地よく回復。^^

体調を崩していた時には食欲もなく、なにも食べられなかったので、
勝手にお腹の中もデトックスされ、なんだかとても軽やかになりました。

これはおそらく・・・
と、冷えとり靴下をのぞいてみたら、やはり大きな穴が開いていました。
(冷えとり靴下は絹の吸毒作用により、毒素が出ると穴が開くといわれています)

おお、デトックス、デトックス!^^

そっかぁ、
あの苦しみは今日の節分、明日の立春を迎えるための私の体の準備だったのね

と思ったら、体調不良よ、ありがとうという気分です♪

(でも、そのために家族にはいろいろと迷惑をかけたので、
それを考えると申し訳ないのですが…)



さて、体も回復したことだし、節分だしということで、
今日は恵方巻らしきもの(?)を作ってみました。

さすがに体調不良の後の生ものは怖かったので、
生ものはなしにしてみたら、質素で絵にならない恵方巻になってしまいました…。

恵方巻が質素なので、その分華やかな絵柄のお皿を選んでみました。

あまり色絵のお皿は買わないのですが、
こちらは、このコミカルな絵付けが気に入って、ずいぶん前に購入したお皿。
アンティークということですが、明治時代以降の比較的新しいもののようです。


恵方巻も食べたし、豆まきもしたし、福をたくさん呼びこめたかしら?

…でも私、明日から大厄に入ってしまうんですけどね…。