寒くなってくると、あたたかいごはんが恋しくなります。
実家には一人用のちいさな土鍋がいくつかあって、
お食事の時間がまちまちの家族に、とても重宝なアイテムでした。
とても重宝でしたので、私もちいさな土鍋、欲しいなぁ…と思いつつ、
いわゆる、昔ながらの土鍋の小型版というデザインに、どうも手が伸びず、
もう少し好みのデザインのアイテムがあればいいのになぁ…とずっと考えていました。
そこで見つけたのが、
小川佳子さんの耐熱楕円鍋です。
このコロンとしたフォルムの愛らしさだけでなく、
直火・オーブン・魚焼きグリル・電子レンジ・トースターのすべてに利用できるという優れもの!!!
スープ、おでん、シチュー、すき焼き、お雑炊、グラタン、ドリア、蒸し料理…
なんでもござれなのです☆
あたためたものをあつあつのまま食卓に出せて、しかもこんなにかわいいなんて!^^
そうそう、こういうものが欲しかったの~!!
と、ひとめぼれで購入しました。
とりあえずは、おひとつお持ち帰りを。
寒い日の休日のブランチにミネストローネを。
(食いしん坊の私は、とにかく具だくさんにしちゃうので、お恥ずかしいですが…)
土鍋は最初のお手入れが肝心。
初めて使うときにはお粥を炊いて、一晩置いておきます。
この作業により、お米のでんぷん質が入り込み、漏れやひび割れを防ぐことができるそうです。
お氣に入りのアイテムだと、こういう最初のお手入れもちっとも面倒ではなく、むしろ楽しかったりします。
小川佳子さんは、大学で建築を学ばれ、
その後住宅やインテリアデザインのお仕事をされていらしたという経歴の持ち主。
その後陶芸に魅了され、2006年より工房を設立されたそうです。
小川佳子さんはとても緻密な計算をしてお仕事をされる方で、
子供さん用のうつわは、お子さんが持ちやすく扱いやすいようにと、なるべく軽くなるように
何度も何度も測りなおして、ぎりぎりまで大きさを検討されたり、
バターケースは、どの大きさだとバターが酸化しにくく、利用しやすいかと考えられて作られたりと、
随所に小川さんの工夫がきらりと光ります☆
日々の生活を、そして日々のお食事をとても楽しんでいらっしゃるからこその発想だなぁと感動することしきり。
これからの季節、この耐熱鍋であったかメニューを楽しみたいと思います♪^^
(現在、「百草の庭」さんにて、
小川佳子さんの個展が開催されていらっしゃいます。
2015年10月22日(木)~31日(土) 11時~17時までだそうです。
*26日(月)・27日(火)はお休み)