流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

西方寺で徳本さんに出合う

2021年06月21日 | 旅みたいな・・
凛とした静けさが何ともいえない参道に入る。背筋がピッ!


鐘堂脇に並ぶ石塔や庚申塔。

左端の念仏供養塔(文政七年)正面には「南無阿彌陀佛」ときざまれている。
下に「徳本」と記されているので徳本上人の揮毫によるものだと思う。

見慣れたうねるような独特の筆使いとは異なり、字体に落ち着きを感じる。
徳本上人の享年は文政元年。この供養塔の造立はそれ以降ということになる。