
応援する日大三高の記事がありましたので・・・
毎日新聞より~
明治神宮野球大会:高校の部 日大三が優勝 投打かみ合い、東京勢15年ぶり
第41回明治神宮野球大会の高校の部決勝が18日、神宮球場で行われ、東京地区代表の日大三が鹿児島実(九州・鹿児島)を4-1で破り、初優勝を果たした。
東京勢の優勝は95年の帝京以来15年ぶり10回目。
この結果、来春の第83回選抜高校野球大会で東京地区に「神宮大会枠」(1校)が与えられ、東京からは2校が確実に選ばれることになった。【松本惇】
◇吉永投手、3試合連続完投勝ち
▽決勝
鹿児島実(九州・鹿児島) 000010000 =1
日大三高 10030000× =4
日大三が危なげない試合運びで快勝した。
一回は1死二塁から畔上の右前適時打で先制。
四回には横尾の左越えソロで1点を加え、さらに吉永の中前適時打と捕逸で2点を加点した。
先発吉永は五回に1点を失ったものの、140キロ台中盤の直球と鋭い変化球で要所を締め、今大会3試合連続の完投勝ちで締めくくった。
◇強力打線健在 すき与えぬ「横綱相撲」
今大会の日大三は投打ががっちりとかみ合い、相手に付け入るすきを与えない「横綱相撲」を見せた。
初戦の北海(北海道)戦は、三回に高山俊選手(2年)の2ランで先制すると、終盤も打線がつながって7点を挙げ、
先発の吉永健太朗投手(同)が3安打1失点の完投勝ち。
浦和学院(関東・埼玉)との準決勝は、四回に菅沼賢一選手(2年)の3ランなどで4点を先取し、
吉永投手が7安打を浴びながらも2失点で逃げ切った。
初優勝の最大の立役者は、決勝も完投した吉永投手。
新チームからエースを任され、
都大会では「自分が抑えなければ」との気負いから直球が走らずに打ち込まれる場面もあったが、
大会終盤は「楽しもう」と気持ちを切り替え、苦しみながらも優勝したことが自信になった。
今大会前にはフォームを修正。直球に威力が戻り、安定した投球を見せた。
前チームからの主力が残る強力打線も健在。
小倉監督は「この冬はエンドランやバントなどの細かい野球を練習していきたい」と語り、更なるチーム力の向上を目指す。
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◇流れ呼び込んだ一打--日大三2年・横尾俊建選手
1点をリードした四回。
相手左腕の内角低めのスライダーをうまくバットに乗せ、左翼席に運んだ。
二塁を過ぎるまでは本塁打の感触を確かめるようにゆっくりダイヤモンドを回っていたが、
味方ベンチからもっと速く走るように言われ、ダッシュでホームインしたのはご愛嬌(あいきょう)
試合後に小倉全由監督が「あれが大きかった」と言う通り、4番の一打がチームに流れを呼び込んだ。
今春のセンバツで準優勝した前チームから4番を務める。
中盤までリードしたセンバツ決勝では「こんなに簡単に勝てるのか」と思ったというが、
同点となった後の延長十二回に自らの失策も絡んで勝ち越しを許し、興南(沖縄)に優勝をさらわれた。
今夏の西東京大会も優勝候補と言われながら準決勝で敗れ、悔しさを味わった。
この日は、これまでの悔しさを二度と味わうまいと、点を取った直後もエースの吉永健太朗投手(2年)に気を緩めるな」と何度も声をかけた。
チームはほとんどすきを見せることなく優勝し、「今までの経験が大きかった」と振り返る。
小倉監督は「ここという時に打ってくれる。守備もよくなった。本当に頼りになります」と目を細める。
「前チームよりもっといい三高を甲子園で見せたい」
「センバツ出場」の吉報を待ちながら、この冬もバットを振り込むつもりだ。
本当に嬉しい優勝です。
日大三高の冬の合宿は更なる力を付け、ひと回りもふた回りも選手が成長する合宿だと聞きました。
私の野球の師匠との出逢いの『終わらない夏』にも恒例の冬の合宿の様子が記されていました。
とても厳しい練習だそうです。
それをやり遂げた選手の成長は大きな力となって来春の甲子園で現われることでしょう。
この冬の合宿を見たい!!の想いに駆られ、東京野球旅、第2弾を計画中です


冬の合宿や来春の甲子園も、先に楽しみがあるっていう事は嬉しいことです。
日大三高・・・スター的な要素を持った選手は居ないのかもしれない。
でも、なぜか応援したくなるチームです。
やっぱり小倉監督さんの人間味溢れる選手に向ける『心意気』が好きなのです。