甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2018 夏☆彡甲子園 第100回全国高校野球選手権 東西兵庫大会 開会式中止及び日程変更のお知らせ

2018-07-06 | 2018 夏☆甲子園

連日の豪雨により、明日開幕予定されていました東西兵庫大会開会式は中止になりました。

楽しみにしていた開会式の中止は本当残念ですが雨には勝てません。

避難勧告、避難指示などが出ている地域のみなさん くれぐれもお気を付けて下さい。


開会式の順延は無いとのことで、明日予定されていました龍野北ー龍野の開幕戦が

翌日8日(明石トーカロ球場第1試合12:30~)に日程が変更になりました。

8日に予定されていた西兵庫大会の球場、試合開始時間も変更になっています。

8日も雨の予報がありますので、その後も大幅に日程変更になる可能性がありますね。

正式には兵庫県高校野球連盟HPでご確認下さい。

兵庫県高校野球連盟HP

現在、兵庫県高校野球連盟より正式に発表になった変更分を記載します。


先日からの大雨の影響で明日になっても警報解除の見込みがなく交通網の復旧の見通しも

立っていないため、各地からの移動中の安全確保が万全ではありません。

7/7に予定していました開会式を中止することに決定いたしました。

7/8の試合を日程変更のページに掲載しています。確認ください。

7/11以降の変更は明日、7/7昼頃に掲載予定です。


あたたかい応援をよろしくお願いいたします。


7月7日予定の開会式は中止いたします。

そのため、7月8日の試合変更は以下の通りです。

※各球場とも開始時間は①12:30 ②15:00です

7月8日(日) 

尼崎:①高砂南-小野工業 ② 千種-豊岡総合

サブ:①太子-姫路商業  ② 明石城西-松陽

明石:①龍野北-龍野   ② 相生産業-網干

高砂:①相生-上郡    ② 淡路-小野

姫路:①相生学院-白陵  ② 村岡-神崎

城山:①三木-赤穂    ② 生野-浜坂

豊岡:試合は行いません。

淡路:①三木北-明石清水 ② 播磨南-洲本実業


以降の日程についてはただいま調整中、決定し次第掲載とのことです


兵庫球児100年のあしあと 53

2018-07-06 | 高校野球

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 53


第99回大会、昨夏は春夏を連覇した神戸国際大附属が輝く一年だった。

昨年チームの森田選手は、2年前主将を務めた森田選手の弟。

森田選手のお父さんともご縁があり、兄弟とも国際での活躍を見させていただいた。

兄の森田主将の夏は惜しくも明石商業に阻まれ甲子園へは辿り着けなかった。

弟、森田選手はその想いも胸に、夏甲子園で輝いた。

それは森田選手だけではなく、この年の現役選手やOB、親御さん方も

あの夏の悔しさを持った夏だったかもしれないが、仇討と言うより

選手たちは夢掴むために一瞬々を一所懸命。

甲子園でものびのびプレイする姿の方が印象に残る夏だった。

甲子園でも大活躍した谷口選手は今夏2連覇を狙うチームの柱にまたなることだろうと楽しみである。


神戸新聞に連載された球児たちが創ってきた第1回大会から99回の長い年月。

私が全く知らない90回分の兵庫の高校野球で名を残した選手たちや時代の背景など、

高校野球に興味が沸き応援してきた99回大会までを短期間のうちに一気に知り、振り返ることができた。

記事には決勝を中心に書かれてあるが、その年代の大会々には、

それだけでは知り得ることができないくらいの本当に多くの球児たちの頑張りや苦楽があったと思う。

改めて99回の兵庫高校野球の歴史を創って来られた選手たちに、ありがとう。

貴重な兵庫球児のあしあとを99回大会にわたり連載いただいた神戸新聞、記者の皆様に感謝致します。

この年は、このチームが優勝・・・ということは容易に知ることができるが、

その中にある選手や指導者の気持ちやエピソードなどは、なかなか全部知ることなんて難しい。

たぶん捨てられる運命にある新聞紙。

99回分の兵庫球児の歴史が詰まったこの連載を捨てられるなんて、

あまりに残念だなと思い勝手に転写させていただきました。

神戸新聞社様 もし不都合かあればお連絡下さいmーーm。

知らない90回大会分を興味深く、見てきた9大会分を懐かしく思いながら、

記者様が書かれた一字一句を間違わないよう手書きせていただきましたが、

不注意で間違いなどあればご容赦下さい。

記事を見れて、この年の〇〇の時は、応援バスに乗って行ったんや~とか、

懐かしく見ましたなど、その年代に居た選手や応援者の方々から声を届けていただきました。

兵庫の99回の夏には99回分の・・・色々な思い出や想いがあることが素敵だなと思うと同時に、

99回分の兵庫球児たち、そして幻となった甲子園、地方大会に居た選手たちの想いを繋いで

いよいよ100回目の夏、これから先の100回への兵庫球児たちの挑戦の夏が始まります。

兵庫球児100年のあしあとに名を残すのはどのチームなのか・・・

今夏も多く球場で応援できたら、見届けれたらいいなと思います。


第99回大会(2017年)

~神戸国際大付 春夏連覇~


第99回大会決勝で明石商業を下し、春夏連続の甲子園出場を決めた神戸国際大付ナイン


強豪校が階段をまた一歩上がった。

2017(平成29)年の第99回大会は、神戸国際大付が3年ぶり2度目の優勝。

激戦区・兵庫で10年ぶりの春夏連続甲子園出場を果たした。

エース岡野佑大ー猪田和希の強力バッテリーを軸に7試合で3失点と盤石だった。


選抜大会4強後に永田裕治前監督からタクトを繋いだ大角健二監督率いる報徳との準決勝では、

1-1の六回に猪田が決勝ソロ。

下級生主体ながら3年続けて勝ち上がった明石商との決勝も、一回に猪田が先制弾を放ち、岡野が3安打で完封した。


明石商業の3年連続準優勝は1951~53年の育英以来。

神戸国際大付は、同校生徒が考案した第99回全国選手権のキャッチフレーズ

「じぶん史上、最高の夏」の通り、夏の甲子園初勝利も挙げた。


神戸新聞 山本哲志氏 =おわり=


兵庫球児100年のあしあと 1~20
第1回~第40回大会(1915~1958年)


兵庫球児100年のあしあと 21~30
第41回~第61回大会(1959~1979年)


兵庫球児100年のあしあと 31~40
第62回~第77回大会(1980~1995年)


兵庫球児100年のあしあと 41~50
第78回~第94回大会(1996~2012年)


兵庫球児100年のあしあと 51
第95回大会(2013年)
第96回大会(2014年)


兵庫球児100年のあしあと 52
第97回大会(2015年)
第98回大会(2016年)


兵庫球児100年のあしあと 52

2018-07-06 | 高校野球

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 52


2015年 第97回大会も多くの野球の息子たちの最後の夏を見届けた夏だった。

滝川第二と決勝を戦った明石商業にも中学1年生から知る選手がおり、

明石商業のこの夏は2回戦から5試合を応援に行った。

2回戦の洲本戦は、その後の明石商業の夏へ勢いを与えたと感じる大熱戦となった。

9回2死満塁・・・5番和田選手の逆転サヨナラ3点タイムリーは今見ても鳥肌が立つ。



この後、和田選手とは縁ありお友達に♪ 

今でも球場で会うと律儀に挨拶に来てくれる好青年だ。

洲本球児ともこの後ご縁あり交流が生まれ、この対戦を話す機会があった。

2015 夏のmemory♪ 第97回全国高校野球選手権兵庫大会 明石商業 洲本球児たちの夏☆彡

3回戦 明石西戦は、中学硬式チームでチームメイトだった野球の息子同士のドリームマッチ。

こんな対戦が観れることに嬉しさ反面、どちらかの夏が終わってしまうことが分かりながらの応援だったので、

1番辛い気持ちが沸いた一戦だった。

2015 夏のmemory♪第97回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 明石西vs明石商業 ~繋ぐ夏 終わる夏~

4回戦 姫路工業を8-1(7回コールド)、5回戦 育英を7-0(7回コールド)

勢い加速して準々決勝 報徳戦(4-1) 

報徳学園から明石商業へ夢繋ぐ願い鶴が託された。

長谷主将の行動に胸熱くなった。



そして、準決勝 神戸国際大附属戦も本当熱い対戦だった。

前半の国際の勢いに、やはり強い!と思った始まりだったが、

終盤の明石商業の粘り、絶対負けない!という気持ちが延長に持ち込んだ。

翌年新チーム主将となった大西選手のサヨナラホームランで熱戦に決着が着いた対戦。

球場中がざわめきというより、何が起こったのか・・・と一瞬時が止まったかのように

静まり返ったあとの歓喜の渦の中に涙流した国際球児の姿は今も心に残る。


滝川第二と西脇との準決勝も観戦した。

西脇には、小さな巨人と親しみを込めて名付けた注目する小柴選手も居て楽しみな一戦だった。

西脇が初回に先制スタートダッシュするも、滝川第二は2回3回と1得点づつ挙げ逆転すると

そこからは西脇 藤本投手と滝川第二 森投手との投手戦となり、僅差で滝川第二が決勝へ。

決勝戦はテレビで観戦した。

明石商業は初の決勝進出で準優勝となり、この決勝から3年連続で決勝の舞台に立ち、

今夏、4度目の決勝進出、悲願の夏優勝を目指す。


第98回大会は、市立尼崎が1983年第65回大会以来33年の時を超えて優勝。

5回戦 西宮今津戦は延長15回引き分け再試合となり、再試合では2-1と接戦で勝利。

再試合を勝ち切った市立尼崎は勢いがつき、準々決勝では、

そこまで順調に勝ち上がってきた報徳学園との一戦を、またもや1-0の接戦で勝利。

この2試合の勝利、特に西宮今津戦の勝利は、優勝へ勝ち抜く大きな原動力、自信になったのではないかと感じる。

社との準決勝を5-3で勝利し、秋から無敵の明石商業との決勝へ。

市立尼崎 平林投手と、明石商業 吉高投手との両エースが先発。

先制した市立尼崎だったが、明石商業がすぐさま逆転した前半。

中盤、明石商業の好機を好守で凌ぐと、後半7回に思わぬ展開がやってきた。

2死1、2塁のチャンスを作った市立尼崎は、次打者1番飯田選手のレフト前ヒットに走塁妨害の判定。

2-2の同点になる。

8回には明石商業 吉高投手から三浦投手へと継投。

この継投も、市立尼崎にとって試合を良い転機とする方向へ繋がった継投だったと感じた。

お腹に打球が当たってしまうというアクシデントもあった市立尼崎 平林投手が

8回 甲子園への決勝打を放って見事な優勝を飾った。

第95回大会で優勝した西脇工業と同じように決勝の舞台で戦えることを楽しんで

生き生きした表情で戦う市立尼崎にはあるなと思いながらテレビで観戦した。


市立尼崎 前田主将の甲子園での選手宣誓には、そこまで頑張ってきた多くの同志を想い、

胸熱くなりながら見させていただいた。

ベンチ入りできなかった仲間へ想いを寄せて持ってここまで頑張ってきた前田主将の気持ちにも感動する夏だった。

この後、前田主将の父とはご縁をいただき、今も交流を持たせていただいている。

あの時の様子など伺うこともあり、選手たちは多くの人たちに支えたれて頑張れていることを

身近に親として見守られてきた方からの言葉から改めて感じる。

甲子園への夢は選手たちだけの夢ではなく、多くの人の夢も乗せて選手たちは向かう。

33年ぶりの甲子園では、八戸学院光星との初戦、延長10回を戦い5-4で惜しくも敗れたが、

たくさんの人の夢を担って素晴らしく清々しい姿を魅せてくれた。

2016 夏!甲子園 選手権兵庫大会 決勝 市立尼崎 優勝おめでとう☆彡

初めて行った夏の開会式
2016 夏!甲子園☆彡




第97回大会(2015年)

~100年目の節目、滝川第二制す~


創設100年を迎えた第97回の夏の甲子園大会で入場行進をする滝川第二ナイン


1915年の第1回大会から1世紀。

100年の節目を迎えた2015(平成27)年の第97回大会は、滝川第二が3年ぶり4度目の頂点へ上り詰めた。


08年の東西分割大会を除くと、ノーシードからの優勝は05年の姫路工以来。

2年生友井寛人の安定した投球と勝負強い打線が光り、

俊足の1番根来祥太が8盗塁を記録した。


準優勝の明石商は創部初の決勝進出だった。

最後は滝川第二に2-8で敗れて力尽きたが、準決勝では前年夏から県内無敗を誇った

神戸国際大付を延長十一回の末にサヨナラで下すなど、公立の雄の地位を確かにした。


この年の春の選抜大会は33年ぶりに兵庫勢が1校も出場できなかった。

地元ファンの期待を集めた滝川第二は全国選手権1回戦でサヨナラ勝ちしたが、

2回戦で準優勝の仙台育英に敗れた。



第98回大会(2016年)

~市尼崎 涙の33年ぶりV~


第98回大会で33年ぶりの栄冠に輝いた市尼崎ナイン


公立校同士の決勝は8年ぶり。

2016(平成28)年の第98回大会は、市尼崎が選抜大会ベスト8の明石商業を3-2で破り、

池山隆寛(元ヤクルト)を擁して初優勝した第65回大会以来、33年ぶりに王座を奪回した。


右腕平林弘人が大車輪の活躍を見せた。

4回戦で選抜大会出場の長田・園田涼輔に投げ勝ち、引き分け再試合となった5回戦の西宮今津戦、

3連投で完封した準々決勝の報徳戦など7試合57イニングの熱投。


00年の監督就任から17年越しで悲願達成した元プロ投手の竹本修は

「ここまで長かった・・・」と男泣きした。


甲子園では前田大輝主将が選手宣誓をし、尼崎市制100周年に花を添えた。

エース吉高壮を擁して2年連続準優勝の明石商は、02年の報徳以来となる

秋春夏の県大会3冠を目前に涙をのんだ。


神戸新聞 山本哲志氏


兵庫球児100年のあしあと 1~20
第1回~第40回大会(1915~1958年)


兵庫球児100年のあしあと 21~30
第41回~第61回大会(1959~1979年)


兵庫球児100年のあしあと 31~40
第62回~第77回大会(1980~1995年)


兵庫球児100年のあしあと 41~50
第78回~第94回大会(1996~2012年)


兵庫球児100年のあしあと 51
第95回大会(2013年)
第96回大会(2014年)