甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

道具の大切さ

2012-10-10 | 高校野球

先日、「野球を学ぼう^^/ vol.Ⅴ」で、兵庫県高校野球連盟審判部さんからの発信された

野球のルールを学ぼう第21回】までを紹介しました。


その中で、第21回のマナー編『どこか間違っていませんか? ボールの交換!』で、

野球をするには欠かせない道具(ボールの交換)についてを紹介しましたが、

毎日届くタジケンさんからのメルマガより、このマナー編を取り上げた、道具への意識について

タイミング良く、とても大事な言葉が届きましたので紹介したいと思います。

タジケンさんは兵庫県高野連HPを良く見られておられるようですね・・・。


道具って・・・

バットやグローブ、メットだけではないと思います。

時々、バックやトレシューetc・・・をきちんと揃えられない、ボールを足で蹴るなど、驚くことを見てしまうこともあります。

その高価な立派な道具は誰が購入してくれるのでしょう???

よく選手から「応援してくれる親に感謝」という言葉を聞きますが、そのご両親が購入して下さった『道具』を

野球に必要な道具だから揃えてもらって当たり前・・・なんて思っている選手はいない???と信じていますが、

粗末に扱う選手を現実に見ると、何に感謝しているのか?と思うことも時々あります。


また、ユニホームも野球には欠かせない道具のひとつですよね。

ユニホームは、そのチームの大事な『顔』ですね。

チームの看板を背負っている・・・のですから、背中からユニホームがダラっと出ているのも見た目も良くない。

ユニホームの着こなしひとつで、普段を見れない私には、そのチームの雰囲気や、そのチームの強さを感じます。


打席に立つ前、守備に着く前、ユニホームはきちんと着こなせているか・・・それぞれの選手が意識して確認する、

仲間はきちんと着こなせているか見る余裕を持ってもらいたい、気が付けば注意し合える仲間であって欲しいなぁ・・・そう思います。

一円を粗末にする者は・・・じゃないですが、どの『道具』も、ひとつ欠ければ野球はできないのですから、

日頃から、まず『道具』を大事に扱うこを意識してもらいたいなぁと思います。


タジケンさんからのメルマガより

ボールの大切さ

兵庫県高野連HPより紹介します。

今夏の甲子園での全国大会や韓国での国際大会をテレビで観戦していてびっくりしました。

捕手が投球を取りそこなっても追いかけもせずに球審に新しいボールを要求したり、時には要求もせず(しゃがんだままで)待っている光景がありました。

とても違和感を感じます。

===
毎日のように何試合ものプロ野球が放映されています。

文字通りのニューボールをショートバウンドしただけで交換、さしたる確認もせず届けられるニューボール…、

真似している高校球児はいないと思いますが、あまりに恵まれすぎて大切な価値観が損なわれているようです。

地区大会や練習試合では、両チームが数個を出し合って試合球とします。

ファウルボールや場外に飛び出たボールもみんなが協力して集めなければ試合ができません。

甲子園大会では、スタンド入りしたファウルボールを捕らえた人に記念として贈呈していますので、

それなりの数のボールが用意されているようですが、そのことと試合球の扱いとは別の話ではないでしょうか。

球審から投手に届けられるボールは、その時その場面で唯一無二の大切な試合球です。

一球入魂…などと言えば少々古めかしい響きがありますが、ボールとの緊張感、そのボールへの思い入れ無くして”ベースボール”は成り立ちません!

道具としてもボールを大切に、何よりも一球に集中するお互いこそが球友なのです。

=====

昔は練習が終わるとボールの数を数え、1個でも足りないと、先輩に殴られ、太陽が沈んで暗い中を、見つかるまで探させられたものでした。

ファウルボールを取りに行く名人のような控え部員がいたり、草むらから探す名人がいたりしました。

それぐらい、なくさないように必死だったんです。

今は恵まれています。

一部の学校を除けば、ボールも豊富にあります。

1個なくなったぐらい、なんてことないのかもしれません。

でも、その1個を大切にできるかどうか。

野球を愛するなら、それが当たり前だと思います。

先日、北信越の某高校に行ったとき、練習が終了した後もボールが転がっていました。

キャプテン、読んでるか〜?笑

そういうことをおろそかにしていると、必ず、試合で大きなミスをします。

ボールひとつ落ちているのに気づかない

誰かが拾うだろうと思って人任せにする

そんな選手は絶対に試合でも同じことをします。

走者の走路でボコボコになったグラウンドに気づかない

野手の間に上がったフライを人任せにして落球する

そういうことにつながります。

ボール1個をどれだけ大切にできるか。

これが、野球がうまくなるための原点ではないでしょうか。



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