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~球児たちの あしあと~

2012 秋季高校野球 兵庫県大会 第3日目 ~三田城山球場 明石城西vs報徳 観戦記~

2012-09-15 | 2012 秋季高校野球



第2試合は、初めて応援する明石城西と、昨秋の覇者 報徳学園との対戦。

この対戦も良い対戦で、やはり報徳は昨年チームから経験を積んだ選手が新チームに残っていることは強みで、

選手の体格や持っている雰囲気、ユニホームの着こなしまでいつ観ても貫禄があるなぁと感じました。

ただ、「報徳」というチーム名に臆することなく明石城西の健闘は素晴らしく、拍手を送りたいと思います、



序盤 明石城西は報徳 乾投手を前に1・2回と三者凡退、

報徳は先頭の見逃し三振から1・2回は押したり引いたりでお互い無得点の序盤となりました。



先手を取ったのは明石城西で、3回 7番下田選手がナイスバッティング!

8番森(大)選手の送りバントはフォースアウト、更に9番有元選手も送り2死2塁。

1番小林選手がこのワンチャンスにセンターへ先制タイムリーで、明石城西スタンドも大盛り上がりをみせていました。



明石城西のお父さん、お母さんの応援は選手たちより元気いっぱいで、選手たちの勇気になっているんだろうなぁ~と感じました。

この先制を取られた後の乾投手は2回までとは違い、明石城西打線は乾投手の力に押されている感じで

回が進むにつれ乾投手と報徳ペースに持ち込まれて行ったなぁの感想です。



明石城西の先発は辻岡投手。



3回裏 報徳の攻撃ではエラーで出塁後2盗、4番片濱選手のセンターオーバーですぐ様同点とされます。

この回、その後2死満塁の明石城西にとって流れを渡してしまうかもしれない大ピンチとなりましたが、

ショート小林選手の好守備もあり最小失点に守り切りました。



明石城西は3回の先制点以降、6回表に1番小林選手のヒットをきっかけに2死2塁とチャンスを作りましたが

やはり乾投手は経験が豊富、慌てることなく打ち取って明石城西は勝ち越すことができません。



一方、報徳打線は3打順目くらいから、強力報徳打線がジワリと表れて、

4回には1番勝岡選手がライトポール際々でしたが勝ち越しのHR!



8回裏では5番松谷選手のヒットから



7番萩原選手がセンターへタイムリー



8番代打酒井選手のヒットで更に繋いで



9番乾投手もセンターへータイムリーと、報徳あり!のダメ押し3連打で2得点、強さ際立ちました。



9回表 明石城西の攻撃では、2番猪飼選手のヒットで1死1・3塁とすると、

堅守だった報徳バッテリーに2度のWPがあり2死3塁とチャンスをもらいました。

このチャンスに1得点でも返したい場面でしたが最後はピッチャーフライで、報徳学園の勝利となりました。




報徳10安打、2桁安打で2死満塁、2死2・3塁と明石城西はピンチを背負う場面もありましたが、

辻岡投手の強気のピッチングが光り、守備も良く守り切る場面が幾度とあり、

県大会へ進出してきたチームだけあるなぁと感じる場面もありました。

5回裏 報徳の攻撃時、5番松谷選手のレフトへの打球が3塁線際々でファウルかフェアか・・・と判断が難しかったのですが、

結果フェアとなり1死2・3塁、明石城西にとっては痛い判断となってしまったんです。

即座に秦野捕手から守備への厳しい声掛けがあったのですが、1得点差の接戦の中、

また勝利の先には春があるので、ドンマイではダメな場面だったのだと思います。

こうしてチーム内で選手のワンプレーに対しての勝つ為の厳しい声掛けは、できるようでなかなか出来ない部分。

普段から、お互い仲間同士で切磋琢磨しながらがんばっている姿が感じられる瞬間でした。



強打線報徳学園に緩急を付けながら考える投球をしていた辻岡投手も印象に残るチームで、

また春を楽しみにがんばって欲しいなぁと思いました。



スタンドの選手も突然の雨の中の応援お疲れ様でした。



勝利した報徳学園は17日尼崎にて加古川西との対戦です。


秋季県大会 明石城西vs報徳学園 my photo albumにUPしました



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