101回目の甲子園へ向かって!
今夏は161校の選手たちが、ひとつの甲子園きっぷを目指して
第101回 全国高校野球選手権兵庫大会が開幕しました。
予報では天候が心配でしたが、最近また私の晴れパワーが復活?しているようで
晴天の夏空の下で開会式が行われました
兵庫球児たちが晴々とした表情で、この日を無事迎えることができ本当良かったです。
ウインク姫路で行われた開会式には64校が参加。
毎年兵庫の開会式は、全校参加ではないことが本当に残念ですが、
参加校の選手たちが清々しく行進する姿に、いよいよ始まる101回目の夏へ
色々な想いを馳せながら見させていただきました。
選手入場の前には、朝日新聞社のヘリコプターから真っ青な夏空に始球球が舞いました。
1回目の投下は想定外の珍ハプニング
一塁側スタンドへ舞い降りた始球球は場外へとフラフラと消えて行ってしまい...場外大ファウル
まさかの2回目 始球球投下が行われました。
今まで色々な開会式で始球球の投下を見てきましたが、
投下のやり直しって、かなり珍しくてなかなか見れないですよね笑
兵庫球児たちの101回目夏へのサプライズ♪...だなっ。
これも思い出ひとつですね
入場行進は、姫路南高校 梅崎主将を先導に
昨夏、東兵庫大会優勝校 報徳学園、 西兵庫大会優勝校 明石商業
東兵庫大会準優勝校 市立尼崎、 準優勝校 姫路工業と続き、
64校の選手たちが一緒に行進することができなかった仲間の分も威風堂々と行進しました。
報徳学園
明石商業
市立尼崎
姫路工業
西宮東、市立西宮、関西学院、武庫荘総合
須磨翔風、神戸国際大附属、神戸北、六甲アイランド
明石南、社、市川、姫路南
淳心学院、姫路東、柏原、東洋大姫路
香寺、福崎、姫路別所、飾磨
姫路、姫路西、夢前、神崎
姫路商業、姫路飾西、飾磨工業、琴丘
神港学園、県立尼崎工業、網干、自由ヶ丘
滝川、神戸村野工業、神戸第一、兵庫工業
滝川第二、須磨友が丘、須磨学園、星陵
県立農業、東播工業、加古川北、加古川西
播磨南、東播磨、松陽、高砂南
相生学院、西脇工業、小野工業、三木
三田西陵、龍野北、県立大附属、太子
県立芦屋、加古川東、尼崎西、篠山産業
選手宣誓は、県立芦屋高校 中井 駿主将が努めました。
選手宣誓全文は次の通りです。
宣誓
ありがとう
野球を始めさせてくれて
野球を教えてくれて
野球を共にプレイしてくれて
ありがとう
今、私たちは、たくさんの方に支えられこの場所に立っています。
それぞれのチームに、それぞれの目標が。
選手、保護者、野球に関わる全ての人に、それぞれの想いがあります。
令和元年 第101回 新たな時代の幕開です。
この記念すべき年に野球ができることを幸せに思い、感謝の気持ちを忘れず、
様々な事情で大好きな野球をプレイすることができない人たちの分まで
本気で、全力で正々堂々プレイすることを誓います。
令和元年7月6日
兵庫県立芦屋高等学校 主将 中井 駿
自分たちが野球に出逢えたこと、
小さな頃から支えてくれた両親や指導者の方たちへ、
そして夢追いかけて、今まで一緒に頑張ってきた仲間へ、
災害や部員不足など、様々な事情によって野球ができない選手へ、
甲子園を目指し一緒に戦うことができない野球の仲間へ向けた言葉が詰まっていて、
想いのこもった本当に素晴らしい選手宣誓でした。
101回の甲子園へ向かって!
全国高校野球選手権兵庫大会は、161校の選手たちが全力で夢甲子園を目指し今日開幕しました。
参加できなかった伊和の選手の分まで、 161校選手全員がそれぞれの場所で輝く夏になるよう願っています。
開会式の前に村野工業のみんなと会うことができました。
神澤組みんなで笑顔溢れる素晴らしい夏を創って欲しいなと思います。
村野工業河野組5年目の夏に想いを寄せ、また今夏も私なりに全力で応援したいと思います
また、開幕戦 尼崎西と加古川東との対戦を観戦させていただきました。
両チームの選手たち、スタンドの選手や応援者も元気いっぱい!
『一所懸命』甲子園への一歩を目指して頑張る姿を、清々しい気持ちで観させていただきました。
試合は、尼崎西が初回
ふたつの四球からチャンスをもらい、5番多田選手のタイムリーで2得点を先制。
加古川東は2回裏、2死3塁のチャンスをつくり、7番前田選手のレフト前ヒットで1得点を返します。
尼崎西は2、3回と2死3塁の好機を得るものの、加古川東 先発林投手の一球一球丁寧な粘りの投球で
追加点を与えることなく踏ん張りますが、4回表 尼崎西 先頭6番藤原選手が
大会第1号となったレフトへのソロホームランで再び2得点差としました。
尼崎西 先発は中山投手(10)
3回裏 先頭9番山本選手が初球をセンターへ運んだところでエース岩金投手へ早い継投策。
岩金投手は気持ち強さを凄く感じる投手で、継投後前半5回まで1安打ピッチングを魅せてくれました。
攻撃では、6回表 先頭に立った6番藤原選手が、またまたレフトをオーバーする2ベースヒットでチャンスをつくり、
犠打で1死3塁とし、8番宮内捕手の犠牲フライで3得点差に広げます。
6回裏 加古川東の攻撃では、先頭2番木下選手と4番大内選手のヒット
2死1、3塁とし、6番小川捕手との勝負。
小川捕手のフルスイングに対し、岩金投手のここぞの強さ
フルカウント勝負となり、力強い一球で三振に取った場面は見応えがありました。
尼崎西は7回にも、2番駿河選手が初球
阪神タイガースの近本選手のような技ありのセーフティーバントで内野安打を勝ち取ると、
3番中村選手の犠牲フライで1得点を追加。
8回には、チャンスメーカー6番藤原選手が三度先頭となり、この対戦のキーマン。
3本目の長打はライトとセカンドの間に落ちる2ベースヒットでチャンスメイクしました。
次打者の犠打がFCとなり無死1、3塁。
8番宮内捕手が2本目の犠牲フライで1得点。
得点差が開きつつ試合は終盤戦へ。
加古川東はスタンドの大応援に勇気をもらい粘りの攻撃を魅せてくれました。
7回には、先頭7番前田選手がフルカウントまで粘りレフト前ヒットで出塁すると、
8番林投手の四球で無死1、2塁のチャンス!
続くはチームの元気印 9番山本選手が初球をナイスバント!
ベンチへ帰った山本選手に素敵な笑顔が溢れていました。
山本選手は常に声をかけ、投手の背中を後押しする姿が多く目に止まる選手でした。
続く1番には、7回よりサードの守備へ入った萩原(大)選手(5)の内野ゴロ間に1得点を還し、
8回には、3番佐藤選手、4番大内選手の二連打で1死1、3塁とし、再びチャンスで6番小川捕手との勝負。
1B2Sからの4球目をライトへ運び嬉しい1得点を挙げました。
加古川東は、8回表 犠牲フライの後、2死1塁となったところで谷投手(19)へ、
9回には菅原投手(10)、阪永投手へと細かな継投をし踏ん張りました。
3得点差で迎えた9回裏
先頭9番代打小原選手(13)を三振に取りますが、小原選手は粘りの打席を魅せてくれました。
1番萩原(大)選手がストレートの四球を選び反撃を待ちますが、
岩金投手は最後まで力強い投球を魅せ、2番金田選手(7回よりセンターへ)を三振に、
3番佐藤選手をショートゴロ、二塁フォースアウト。
尼崎西が甲子園へ一歩前進した対戦となりました。
尼崎西は次戦が控えているので、3番佐藤選手への最後の一球と、
スタンドの選手たちと一心に、嬉しい夏一勝への校歌をご覧いただけたらと思います。
両校の選手たちの強い気持ちと想いを感じる素晴らしい開幕戦でした。
両校とも先輩たちが大勢スタンドに駆けつけて、最後まで一所懸命に後輩たちの夏を応援する姿、
その応援に勇気をもらい懸命に頑張る選手たちの姿に感動をしました。
涙流れた加古川東の試合後のベンチ...
一番早く夏を終えた加古川東の選手たちを想い胸熱くなりました。
尼崎西を上回る安打数にも粘り強く最後まで諦めず頑張ったことが伺えます。
この夏の一戦に胸を張って、前へ進んで行って欲しいなという気持ちになりました。
加古川東の選手のみなさん 夏お疲れさまでした。
試合の様子は夏の終わりに振り返り、選手たちの頑張りを記憶した写真など交えて
改めて残したいと思っています。
昨年は雨の影響で開幕が遅れ、開会式も中止となってしまい残念でしたが、
今夏は青空の下で素晴らしい開会式、素晴らしい開幕戦が行われ
兵庫球児たちの甲子園への道が無事スタートでき良かったです。
しかし、気温が上がる中での開会式では三木の選手が体調が悪くなり列から離れる事態がありました。
三木の選手は明日初戦を迎えるので、大事なく元気な姿が見られるといいなと思います。
また、開幕戦では加古川東の木下選手と高木選手が守備中に交錯し負傷交替しました。
その後、試合終了時には整列する中に姿があったので無事で良かったと一安心しました。
まだ真夏の暑さでは無いものの湿度も高く、思わぬ体調不良や
懸命なプレイから怪我を招いてしまうこともあるので、
選手のみなさんは油断せず、また、気をつけて全力プレイして欲しいなと思います。
7月7日は8球場で、①~⑧ブロックの1回戦16試合が行われます。
尼崎10:00~ 科学技術ー宝塚東
13:00~ 鳴尾ー吉川
G7神戸10:00~ 宝塚北ー福崎
13:00~ 姫路東ー篠山鳳鳴
明石10:00~ 上郡ー川西明峰
13:00~ 播磨南ー西宮北
高砂10:00~ 明石高専ー三木
13:00~ 伊川谷北ー県立大附属
姫路10:00~ 市立伊丹ー尼崎双星
13:00~ 星陵ー香住
城山10:00~ 三田学園ー網干
13:00~ 兵庫ー北摂三田
淡路10:00~ 三木北ー生野
13:00~ 豊岡ー西宮南
豊岡11:00~ 尼崎小田ー北須磨
14:00~ 長田ー村岡
甲子園への一歩を目指し、素晴らしい対戦になりますように
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