2010年 春の準々決勝・・・
姫路球場のスタンドでこの両チームの対戦を観戦していました。
結果は4-3 滝川第二が勝利し準決勝へ駒を進めた対戦でした。
そして2014年 春の準々決勝・・・ リベンジマッチ
あの時とベンチ位置まで同じ、滝川第二と姫路南の対戦を観戦しました。
結果は1-4 姫路南が2010年春の準々決勝のリベンジを果たし準決勝へと駒を進めました。
試合は初回から波乱続きで始まった対戦、試合を振り返ってみたいと思います。
滝川第二 先攻、姫路南 後攻。
姫路南先発は宮田投手 記録する限りでは、8奪三振7被安打1失点完投勝利。
宮田投手の好投さることながら、野手のガッツあるプレイと素晴らしいフィールディングで
宮田投手を盛り立て掴んだ勝利だったと感じました。
滝川第二は3回表、2番武塙選手の内野安打から走塁を絡め4番上野選手のタイムリーで1得点を返しましたが、
他は単打に留まり宮田投手の好投光る対戦となりました。
一方、滝川第二 先発は池上投手
姫路南は初回、2番中島選手、3番長澤選手の2連打で1死1、3塁の先制チャンスに、
4番宮田投手が四球を選び1死満塁、更にそこから三者連続の四球押し出しで3得点を挙げ、
池上投手にとっては苦しい展開で始まった対戦となりました。
3得点を先制された滝川第二は、ここで左サイドスローの寺田投手(17)へ継投となりました。
結果、寺田投手は7回裏の追加点が入るまでのイニング、全て三者凡退に討ち取るナイスピッチング!
しかし7回先頭バッターの三好選手への死球がきっかけとなり、1番玉田選手の初球レフトへのクリーンヒットで
4得点目を取りました。
1番センター玉田選手は、我が息子と同い年で、少年野球時代に一緒に野球をしていた選手です。
高校へ上がり最後の年となった哲のがんばりを観ることができて本当に嬉しい気持ちです。
この一打は、前の3打席思う様にいかず打ちあぐねていた感がありましたが、次へ繋がる貴重な一打となったことでしょう。
哲には全力でプレイし、最高の形で高校野球を締めくくって欲しいなぁと、そんな風に思います。
そして、このチームには、もう一人、大切な野球の息子おーちゃんが最後の年を迎えています。
おーちゃんとは中学硬式チームで出逢い、一緒にいろんな野球を観に行ったり、土日の殆どを一緒に過ごしてきた選手です。
おーちゃんにも残された時間は限られてきました。
いっぱい悩み葛藤の中でがんばる彼の姿を観ていると、最後まで気持ち負けずやり通してもらいたい・・・
これからの人生で、このがんばりはきっと、おーちゃんの力となることだと確信しています。
最後まで必死に野球に向い、自分の目標とする事を掴むために強い気持ちで立ち向かってがんばって欲しい・・・そう思います。
そして、夏の終わりにこの笑顔を見せて欲しいと、それを楽しみに応援したいと思います。
姫路南の選手とはご縁があるのか、数年前から応援させて戴いていますが、どの年代のチームにも魅力があり、
応援したくなる選手ばかりです。
一人ひとりのそのガッツが仲間の力となる、そのガッツが集まればチームの力になるんだと思います。
姫路南、春の準決勝は実に57年振り。
この仲間と共に、夏へ大きな一歩となるこの春の頂点を掴むべく、ぜひ全力でがんばってもらいたいなぁと思います。
4強入りおめでとう!
南ガッツ!でがんばれ南!
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