甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

神港学園 ~ 一球に込める ~ Ⅱ

2010-03-04 | 2010 春 ☆ 甲子園
~「監督をしてきた28年間でも戦力は下から5番目くらい」甲子園は遠い存在に思えた・・・~


昨日の続きです


月上旬の岡山遠征。
興譲館に1-8で屈辱のコールドゲーム負けを喫した。

1年からレギュラーの主砲 伊藤諒介をけがで欠いた打線はつながらず
打たれた前仲も「途中からやけくそになってしまった」と振り返る。
だが、ナインはその日から勝つことにに必死になった。


仲は積極的に打撃投手を務め、ひたすら投げ込んだ。
中軸を打つ伊関貴志と藤嶋宏俊は 「伊藤に頼らず2人で打線を引っ張ろう」と話し合った。

1週間の遠征を終えて神戸に戻ってきたナインに、チームから離れていた伊藤は変化を感じ取った。
「強くなって帰ってきたな」


の後、県大会準決勝で育英に敗れるまで練習試合を含めて負け知らず。
県3位で挑んだ近畿大会も4強に勝ち進み、甲子園をたぐり寄せた。


秋の通算成績は46勝3敗。
当初は力不足とみられたナインが、過去に甲子園に出たチームと同格の結果を残した。



原監督は言う。
「ここぞというときの1点や一球に対する集中力は今までにない。それが戦力以上の力を引き出した」



82回選抜高校野球大会に、4年ぶりに出場する兵庫の神港学園。

「力がない」と評価されたチームは着実に成長を遂げ、県大会3位で出場した近畿大会で4強入りを果たし
センバツへの切符を手にした。

飛躍したナインの軌跡を追う。

                                  3月3日 神戸新聞 山本哲志氏の記事より




キャプテン益田選手の誓いには『この一球』の文字が。
一球を大事に戦いたい・・・

チームワークは抜群。気が付いたことは何でも言い合える間柄なので
どんな場面でも周囲を信じてプレーできることが強み

昨夏、練習試合で大差で負け、どうすれば勝てる野球ができるのか話し合った。
自分達のやれることをきっちりやろう
そこから秋の地区大会、県大会、近畿大会と勝ち上がってきた。


技術は勿論必要ですが、その前にチーム全員が同じ方向に向かって意識を持つこと、
負けから学ぶことの大事さを感じました。


文中に登場した伊藤諒介選手は、高校通算61本塁打を打つスラッガー。
甲子園での特大アーチが楽しみです
1点でも多く点を取っても、1点でも相手に与えない守り抜く野球をする。

県大会3位、近畿大会4強と上へ上へと勝ち上がってきたチーム。
甲子園では更に上、『優勝』を勝ち取ってもらいたい


最新の画像もっと見る

コメントを投稿