先週末、山口県防周市にある津田恒実メモリアムスタジアムに、野球の息子が居る高川学園の春を応援に行って来ました。
山口県を訪れるのは実に24年振りくらいでしょうか・・・。
兵庫の住まいから車でひた走ること約4時間弱。
山口県は横に広~い県なので広島まではそんなに遠く感じないですが、山口に入ってから遠いこと
野球の息子seiyaと会うのも3年振りです。
今年初めてお正月に帰省した際、seiyaから連絡をもらい久しぶりに元気な声を聞きました。
帰って来たら、所属していたチームだけじゃなく、私にも連絡をくれることが嬉しかったです。
お母さんから元気にしている様子は常々伺っていましたが、seiyaの野球をする姿が観たい!!
そう思っていた矢先、春の大会を観に行きませんか~と、お誘い戴き山口まで行って来ました。
この春、seiyaの姿を土の上で観ることはできませんでした。
正直言えば残念ではあります。
でも、seiyaが一所懸命、親元離れ生活していること、真面目に野球をしていること、怪我もなく元気でがんばってくれっている
姿が見れただけで、私は胸がいっぱいになり、試合も所々見逃してしまいました^^;
この経験はきっと彼にとって人生で大きな財産となることでしょう。
そして、そのうち私に野球をする姿を見せてくれる時が来ることを楽しみに
今回はスタンドで応援団の中心となり、一所懸命に応援する横で、初めて観る高川学園の野球を楽しまさせてもらいました。
山口の高校野球は甲子園で観る他、初めてのチームばかりです。
どんな球児が居るのかな?どんなチームなのかな?とても楽しみに予選1回戦 高川学園と桜ヶ丘との対戦を観戦しました。
試合の方は、常に高川学園が優位に立ち、相手のミスからもらったチャンスを着実に得点に
結び着けていったパーフェクトな試合展開となりました。
高川学園と桜ヶ丘の春の初戦を振り返ってみたいと思います。
先攻 高川学園 先発 酒井投手
後攻 桜ヶ丘 先発 田中・陵(10)投手
1回表 高川学園の攻撃
立ち上がり先頭バッター佐藤選手に四球・・・
2番川崎選手2B2S~ ランナー佐藤選手がスチール・・・牽制死 ここは桜ヶ丘 青木捕手ナイス牽制でした
高川学園はもらったチャンスがなくなり、3番安選手・・・四球 1死1塁
4番神田選手はレフトフライに倒れ先制に至らず、この1回表の行ったり来たりする流れに、この対戦何だか波乱な予感もしました。
そして2回表 先頭5番三振、6番7番を内野ゴロで三者凡退
初回は緊張もあったのだろうな~と迎えた3回表 高川の攻撃
8番石丸選手に四球、9番林選手が初球を送り、2巡目1番佐藤選手に死球で1死1、2塁
その後2死1、2塁とし、打席には3番安選手
1Sからセンターへ弾き返し2点タイムリーで先制
4回には、4番神田選手が2S~ これもセンターへ2ベースヒットと勢いに乗ります。
1死2塁となり6番酒井選手が四球を選び、その後2死2、3塁の追加点の大チャンス!
打席には1年生で唯一レギュラーを取りショートを守る石丸選手。
2球目を打ち返し3ー0
先輩のヒット、四球でもらったチャンスを得点に結びつけることができる勝負強さが頼もしい1年生選手です。
そして6、7回、更に高川学園はビックイニングを作り出しました。
6回 7番清川選手に四球。
ここで桜ヶ丘は投手を田中投手からエース野原投手へ継投。
打席には先程3得点目を入れた8番石丸選手。
2Sから3球目・・・死球
この死球で石丸選手が負傷 大事ないと良いですが・・・
無死1、2塁となり9番林選手が送り1死2、3塁
1番佐藤選手が初球をセンターへ2点タイムリー 5-0
2番川崎選手は送らずヒッティングで三振に倒れ、ランナーは2塁にスチール成功
結果送った形となり1死2塁
3番安選手が初球内野安打で1死1、3塁
打席には4番神田選手
レフトへタイムリーで6-0と大きくリードを取ります。
そして7回にはヒットと四死球で満塁~追加点、満塁追加点と、この回5得点を奪います。
桜ヶ丘は3番手吹本投手(11)に継投
7回表 高川学園の攻撃
6番酒井選手 1B1S~ レフトへヒット
7番清川選手が送り、8番石丸選手から交替した長谷川選手(18)にフルカウントから四球、1死1、2塁・・・
9番林選手に死球・・・1死満塁
先頭に戻り1番佐藤選手のPゴロ間に1得点 7-0
送球間に合わず内野安打となり更に1死満塁から2番川崎選手の打席
3B1S~四球で押し出し 8-0
3番安選手のセンターフライでタッチアップ 9-0
2死1、2塁となり迎えた4番神田選手 1B1S~センターへ2点タイムリー3ベース 11ー0
7回は高川学園にとって完璧な攻撃でした。
一方、桜ヶ丘の攻撃も5回まで毎回先頭バッターはヒットで出塁し、四死球から得点のチャンスは初回からありましたが
高川学園先発の酒井投手が要所をきちんと抑え得点を与えることなく完封勝利。
試合を通して、桜ヶ丘は三人の投手を継投し、記録しているだけで四死球12
その内、高川学園が得点に結び付けたのは10得点
桜ヶ丘の四死球の多さと、チャンスをもらい得点に結び付ける攻撃ができた高川学園、
桜ヶ丘はランナーが出るものの、三つの牽制死でなかなかランナーを進めることができず、あと1本が繋がらなかったことに
この対戦の勝敗が分かれたかなの感想です。
安打の数は高川学園9、桜ヶ丘8 得点差は11点・・・
課題も見つかった対戦だったのではないかなと、また夏に向けてぜひがんばって欲しいなぁと思います。
この対戦9安打11得点の完封勝ちとなり、高川学園は春の初戦終始有利な試合運びで好スタートを切りました。
翌日の2回戦 華陵戦は12-8、防府商工との地区決勝は4-0で勝利、26日から行われる山口県大会への出場を決めました
今春、甲子園きっぷを惜しくも手にできなかった高川学園ですが、夏への前哨戦、この春を勝ち抜いて、
今夏、甲子園のスタンドで、また高川学園を応援出来ることを楽しみにしています。
今日を元気に戦い勝利したこと 『感謝の気持ち』を、対戦後、応援してくれたご両親や応援者の方々へ、
毎試合全員でお礼の輪を作るという高川学園ナインです。
3年生はこの夏、甲子園で『感謝の気持ち』を笑顔で伝えられる様、懸命な春、そして夏にして欲しいなぁと思います。
山口への野球旅・・・
とても良い思い出ができました。
また野球の息子が迎える最後の年、今度は土の上のseiyaのこの笑顔が観ることを楽しみに・・・
がんばれ!seiya! がんばれ!高川学園!
最後に26日から開幕する山口県大会のトーナメント表を・・・
山口球児ブチがんばれ~!
2014秋季高校野球山口県防徳地区予選1回戦 高川学園vs桜ケ丘 my photoalbumⅡにUPしました
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