甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2015春季高校野球 兵庫地区予選 但丹地区Bブロック 三田西陵VS生野 観戦記

2015-04-02 | 2015 春季高校野球



この日は、昨夏選手権開幕戦を応援させて戴いた生野球児たちの春が観たくて、丹波の春日球場まで行って来ました。

春日球場は初めて訪れる球場で、自然いっぱいの中、素晴らしい球場でした。




生野球児たちの野球を応援に来たのは、秋初戦が雨天順延となり翌日は行けなかったこともあって、昨夏の選手権開幕戦以来となります。

米野主将率いる新チームの春を楽しみに応援に行きました。

残念だったことは、元気印 美濃選手と会えることを楽しみにしていたのですが・・・

発熱のため試合に来れなかったとのこと。

夕方には熱も少し下がったと聞きひと安心・・・早く良くなりますように。

美濃選手とはまた夏会えることを楽しみに取っておきましょう^^

昨夏応援に行った時と何か違和感あるな~と思ったら、新チームになりユニホーム、帽子が一新したんですね~


濃紺ストッキングは緑と濃紺のツートンカラーに変わり、チーム名には金色の縁取りが「IKUNO」を際立たせています。

帽子の「I」の金の刺繍も紺に生えて綺麗です。

新しいユニホームカッコいいですね♪

誰をモデルにしようかと、ベンチ前を覗いたら、ちょうど米野主将のいい笑顔を発見してこっそり写真撮りました。

盗撮じゃないですよ~^^笑

目の前に清原誠也選手が居たので何枚か撮らせて戴いたのですが、米野主将の笑顔が勝りクローズアップしました^^;

清原選手は昨夏、スタメンでがんばった一人で、とても印象深い選手です。


三年生の卒団ビデオを作製させて戴いて、何度も写真を見ていると、ずっと前から観ている選手のように情も湧いて

選手の名前も覚えてしまいました。

清原誠也選手は何故かフルネームが頭に残っているんですよね~

山口高川学園の野球の息子 山本誠也と「誠也」・・・名前が一緒だからかな~


観戦記・・・前置きが長くなりましたが、生野球児たちに会えることを楽しみにしていたので・・・つい^^;

試合を通して、昨夏には見えなかった選手たちの個性や、新チームの雰囲気や個々の役割も伺い知ることができました。


春季地区大会 但丹Bブロック2回戦 三田西陵と生野との対戦を振り返ってみましょう。





先攻は三田西陵 記憶の中ではたぶん初めて応援するチームです。

真っ白なユニホームに青色のネームが、暖かかったこの日、清涼感と清々しさを感じるチームです。


先発は山下投手


後攻は生野 先発は2年生ピッチャー尾崎投手です。

1回戦も米野主将から継投し2試合目、今日は先発を任され6回までノーヒットと好投が観られました。


初回、三田西陵が四球と相手ミスから1死1、3塁とチャンスをもらい、4番山下投手のサードゴロ間にノーヒットで先制スタートとなった対戦です。




更に3回の攻撃でも、2つの相手ミスからもう1得点をノーヒットでもらいます。2-0


仲間のミスに大久保捕手から「ピッチャー頑張ってんねん!!」と大激で仲間を鼓舞する場面がありました。

確かに・・・尾崎投手は6回までノーヒットに抑える中、3失点・・・。

試合を通して、良いプレイにも、尾崎投手や打席の選手へも、そして仲間のミスに対しても、

声を掛け合う姿に、全員で戦うんだという気持ちが伝わってきましたし、チームの一体感を凄く感じました。


生野は初回から厳しいスタートになってしまいましたが、守備のミスをバットで返します。

2回裏の攻撃では先頭4番植田(コウキ)選手のレフトヒットと5番米野主将への死球で無死1、2塁の反撃のチャンスを掴みます。




6番大久保捕手の打席、植田選手が3盗を狙いますが、ここは三田西陵 小出捕手に阻まれ盗塁死 


1死1塁とチャンスは小さくなってしまいましたが、言うだけじゃない大久保捕手は自分のバットで示します。


左中間へ素晴らしい打球が飛び2ベースヒット!




大久保捕手ナイスバッティングでしたよ~^^

1死2、3塁とチャンスが戻ってきましたが、7番尾崎投手のショートゴロに米野主将は果敢に本塁を狙いましたが三本間に挟まれ

三田西陵はホームを守ります。





さらに2死2、3塁とチャンスは続きましたが打ち取られ、無得点に終わったイニングでした。


2-0で迎えた3回裏 生野の攻撃では逆に相手ミスから1得点をもらいます。

先頭は9番渡澤選手 センターフライに倒れ1死


 

1番清原選手が四球を選び1死1塁 




2番上田選手は送る構えからヒッティングでレフトヒット!




さらに3番足立選手への死球で1死満塁と大チャンス到来です。

打席には、初ヒットを打った4番植田選手 よく見て四球を選び押し出しで1得点を返します。2-1


1死満塁とチャンスが続き5番米野主将のショートゴロ間に1得点を返し2-2同点とします。2-2






6回表 三田西陵の攻撃

この回でも生野は捕球、バッテリーミス、四球が重なり1死2、3塁と三田西陵は逆転のチャンスをもらい

6番5回よりレフトの守備を交代した須藤選手の犠牲フライで逆転に成功します。3-2




その裏 生野の攻撃では逆に三田西陵のミスと四球から1死満塁のチャンスをもらい

古林投手へ替りばな、9番渡澤選手のレフトへの2点タイムリーで同点 3-3






1番清原選手の打席にバッテリーミスで3-4と逆転


 

流れは行ったり来たり・・・どちらが流れを掴むのか注目の後半戦へと入って行きました。

7回表 三田西陵の攻撃では2連打から上手く流れを掴み再逆転に成功します。

1死から9番前中選手、1番永島選手の連打で1死1、3塁、スチールも決め1死2、3塁

2番尾西選手のサードゴロ間に1得点 同点4-4


3番成田選手が四球を選び2死1、3塁 4番山下投手の打席に成田選手がスチールを決めて2死2、3塁

山下投手のショートゴロが内野安打となり、その間更に1得点を追加し5-4と逆転


8回表 生野は尾崎投手から米野主将へ継投し、6番須藤選手が四球で出塁 無死1塁


7番小出捕手の打席に、須藤選手のライトフライでタッチアップ 1死2塁

8番6回よりリリーフに入った古林投手がレフトヒット!1死1、3塁

9番前中選手もレフトへタイムリー!6-4






足でも攻め、6-4とジワリ三田西陵が流れを掴んで突き放していきます。

三田西陵は試合を通して6盗塁を成功させ、足でも前へ攻める姿勢が素晴らしかったです。

もう1得点欲しい場面で1番永島選手の犠牲フライで7-4






9回表の攻撃では、四球と守備ミスで2死1、2塁と攻めた三田西陵でしたが、7番小出捕手のレフトヒットから

生野レフト松本選手のナイス返球が本塁へ返り更なる追加点を阻みます。

松本選手ナイス返球でしたよ~^^




生野も8回裏 2死1、2塁と攻めますが二者残塁。








3得点を追う9回裏の攻撃では、三田西陵は右アンダースローの久保田投手へ継投します。

2死から3番 新しい発見、元気印の足立選手がフルカウントから粘りのセンターヒット!










足立選手は本当よく声掛けができていて、この日はメンバーもギリギリの中、ファーストのランナーコーチも

打席に入る選手も順番に入っていたのですが、足立選手の打席選手への声掛けは、

打つぞ!って気持ちにせてくれる元気いっぱいな声が何度も響いていました。


2死1塁、粘りを魅せてくれた生野ですが、最後はフライに取られ試合終了、三田西陵がブロック準決勝へと進出した対戦でした。









試合を通して、先発尾崎投手の踏ん張りの投球が続く中、部員が少ない中での戦いで

何時にない守備のミスが重なって失点してしまったことは、選手たちが1番悔しい気持ちになったことだろうと想像します。

夏への大きな大きな課題をもらった春の大会だったかなぁと感じました。

失敗からまた練習を積んで成長していくのだと思うので、ぜひぜひ、また夏へ向いて

怪我や病気に気をつけてがんばって欲しいなぁと思います。

また今夏、生野球児のみなさんの元気な姿が観られることを楽しみに・・・

がんばれ!生野球児たち!


2015春季高校野球 兵庫地区予選 31日対戦結果

2015-04-01 | 2015 春季高校野球

球場の桜も綺麗に咲き始めて、昨日は暖かい野球日和となりましたね。

春季地区予選も2回戦に入り、西播地区C、Dブロックでは準決勝が行わました。

昨日、私は春日スタジアムへ、昨夏開幕戦を応援させて戴いた生野球児たちに会いに行って来ました。

試合の様子は改めて観戦記で・・・。


31日対戦結果です。

5地区で2回戦23試合、ブロック準決勝4試合が行われました。

1点差の接戦や、神戸Bブロックでは神戸甲北と須磨東が延長13回を戦い

須磨東がサヨナラ勝利をあげる接戦もあり、スコアから兵庫球児たちのがんばりが見えてきます。



【阪神Cブロック】 2回戦


尼崎西   000 010 000=1
尼崎稲園 000 030 00×=3

尼崎西 今井ー松尾
尼崎稲園 曽根ー谷岡

【阪神Dブロック】 2回戦

尼崎北   100 000 0=1
関西学院 231 210  ×=9
(7回コールド)

尼崎北 木村ー鎌谷
関西学院 谷川ー水方

市尼崎 320 201 0=8
鳴尾   000 010 0=1
(7回コールド)

市尼崎 前川ー大保、藤井
鳴尾 山本(誠)、小城ー中農、山本(誠)

【神戸Aブロック】 2回戦

六甲アイランド 011 000 000=2
神戸北       000 010 000=1

六甲アイランド 大森ー下根
神戸北 松原、上中ー井上、中川(心)

長田    010 010 002=4
村野工業 000 300 000=3

長田 橘、園田ー柳瀬
村野工業 沢辺、中島ー鎌野

【神戸Bブロック】 2回戦

神戸甲北 100 000 100 000 0=2
須磨東   100 100 000 000 1=3
(延長13回)

神戸甲北 三木、高垣ー松岡
須磨東 恵谷ー上杉

星陵      000 000 000=0
須磨友が丘 011 000 00×=2

星陵 新小田ー池田
須磨友が丘 新井ー加藤

【神戸Cブロック】 2回戦

育英 002 125=10
御影 000 000=0
(6回コールド)

育英 竹中(健)ー藤原
御影 森川、河野、三浦、森川ー藪下、吉本

市神港 002 012 010=6
兵庫   000 110 000=2

市神港 名倉ー古屋
兵庫 松浦、常城ー岡本

【神戸Dブロック】 2回戦

伊川谷北 000 130 000=4
滝川第二 000 011 03×=5

伊川谷北 嶋津ー鈴木
滝川第二 森(裕)、森(将)、沖中、友井ー芝本
【本塁打】 滝川第二 川北

神戸鈴蘭台 100 000 000=1
須磨翔風   510 000 00×=6

神戸鈴蘭台 辻田、直江ー太田
須磨翔風 才木、中野ー坂下

【播淡Aブロック】 2回戦

明石商業 300 000 001=4
津名    202 000 31×=8

明石商業 吉高、三浦、山崎、西川ー前平、小西
津名 潮崎、村西ー山形

【播淡Bブロック】 2回戦

洲本実業 001 001 000=2
明石    000 010 101=3

洲本実業 桐本ー下條
明石 大西、谷口ー碓水

明石城西 000 000 00=0
洲本    000 220 12=7
(8回コールド)

明石城西 松本、砂川、池本ー荒木
洲本 武富、前川(慎)ー尾崎

【播淡Cブロック】 2回戦

      000 220 000=4
加古川北 000 000 001=1

社 田中(元)ー村井
加古川北 長谷川、藤原ー竹本

【播淡Dブロック】 2回戦

松陽    000 010 100=2
加古川東 202 002 01×=7

松陽 桑原、本郷、植山ー井鳥
加古川東 小沢、正中ー藤井
【本塁打】 加古川東 草野

小野工業 000 001 012=4
東播磨   211 000 001=5

小野工業 植田、井上(雅)ー脇田
東播磨 藤原ー仲村

白陵 000 00=0
小野 006 31=10
(5回コールド)

白陵 福川、御手洗ー御手洗、岩切
小野 黒崎ー久保田

明石清水 000 004 000=4
三木北   001 101 002=5

明石清水 栗原ー井上
三木北 藪西ー山本
【本塁打】 明石清水 帯山

【西播Cブロック】 準決勝

相生産業 000 000 000=0
市川    100 000 00×=1

相生産業 小郷ー岩本
市川 永山ー馬場

兵庫県立大付 043 001 411=14
網干       200 210 300=8

兵庫県立大付 神原ー野村
網干 田中、森本、寺田ー西尾

 
【西播Dブロック】 準決勝

姫路工業 005 012 2=10
佐用    000 000 0=0
(7回コールド)

姫路工業 成田ー八杉
佐用 岡田、福田ー反橋

太子   000 000=0
姫路南 221 401=10
(6回コールド)

太子 岡田ー清水
姫路南 横内、江本ー川崎

【但丹Aブロック】 2回戦

三田松聖 000 600 010=7
豊岡    100 001 000=2

三田松聖 松本(侑)、曽我ー松田、吉川
豊岡 松本、坪内ー田中

有馬    100 000 00=1
北摂三田 203 000 21=8
(8回コールド)

有馬 紀之内ー萩野
北摂三田 田畑、三和、鈴木ー林

【但丹Bブロック】 2回戦

豊岡総合 000 400 000=4
柏原    001 001 000=2

豊岡総合 亀村ー西坂
柏原 小高、中川ー八木

三田西陵 101 001 220=7
生野    002 002 000=4

三田西陵 山下、古林、久保田ー小出
生野 尾崎、米野ー大久保