隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その5・朝の鶴岡八幡宮)

2023年06月17日 | 旅行記

旅行記 第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その4・アマルフィイ マリナブルー)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b3da3f36b5e47ea3ed552094c0b072d6

 

 

【1日目:5月29日】  鶴岡八幡宮参拝、本覚寺参詣。鎌倉駅からJR横須賀線で帰京。


旅の二日目、「若宮大路(わかみやおおじ)」に面した「ホテルメトロポリタン 鎌倉」で起床したのが、7時半頃です。


今にも雨が降りそうな空模様ですが、朝食前に「鶴岡八幡宮」を参拝しました。当社には、2020年10月にお詣り  しているのですが、コロナ禍にもかかわらず人が多かったので、早朝の人が少ない時間に、再度訪れることに。


鶴岡八幡宮は、源頼朝公の先祖にあたる源頼義が、康平6年(1063)8月に源氏の氏神として、鎌倉の由比ヶ浜辺に鶴岡若宮として勧請したのが始まりです。


身支度を整えて、ホテルを出発したのが、午前8時半頃。

 

 


ホテルの右手斜め前に鎮座するのが、鶴岡八幡宮の「二の鳥居」と、巨大な「狛犬」です。

 

 


昭和36年(1961)に、小野田セメントより奉納されたコンクリート製の狛犬。前回訪れた直後の同年12月に、参拝者らに感染予防の注意を促すと共に、新型コロナウイルス終息の祈りを込めて、大型のマスクが着けられたそうです。そのマスクも外されていて、コロナが収束に向かっていることが、実感できます。


「若宮大路」の両側には、名産品などのお店が並んでいますが、歩道側ではなく、中央部の一段高くなっている「段葛(だんかずら)」を歩きます。

 


段葛は、源頼朝公の妻・政子の安産を祈願して造られた参道で、春には桜、つつじが満開になり、花のトンネルが出来るそうです。


暫く進むと、右手に「カトリック雪ノ下教会」の建物が。

 


同教会は、戦後の昭和23年(1948) カナダより三神父(カンパーニャ、レベック、ドモンティーニ)が、来日したのが始まりです。


さらに、鶴岡八幡宮へ歩を進めると、左手に明治33年(1900)創業の酒屋「三河屋本店」があります。

 


現在の建物は、昭和2年(1927)に建てられました。この日は、火曜定休日で、店内を窺うことは出来ませんでした。


歩き始めて10分程で「段葛」が終わり、「三の鳥居」に到着です。早朝なので、参拝客は殆ど見当たりません。

 


三の鳥居は、寛文8年(1668)徳川四代将軍・家綱によって寄進され、建設当時は石造でした。残念ながら、大正12年(1923)に起きた関東大震災で倒壊してしまいました。昭和10年(1935)に再建された現在の鳥居は、鉄筋コンクリート造りです。


鳥居を潜ると「平家池」と「源氏池」の間に架かる「太鼓橋(反橋)」の姿が。

 


勾配が、30度もあるそうです。現在は、通行禁止。

 

 


左手の平家池には、ハスが生い茂り “蓮池” 状態です。

 

 


参道の両脇では、露天商の方々が、開店準備中でした。

 

 


さらに、参道を進むと、静御前が義経を慕い、心をこめて舞った若宮廻廊跡に建つ「舞殿」があります。舞殿は、「下拝殿」とも言い、神社での祭りや行事のほか、年間多くの結婚式も執り行われています。

 

 


下拝殿の先にあるのが、三代将軍・源実朝が当社での右大臣拝賀式の後、甥の公暁(くぎょう)に暗殺された有名な「大石段」です。

 

 


この階段の前に立つと、昨年度のNHK大河ドラマ 『鎌倉殿の13人』 での、源実朝を演じた柿澤勇人(かきざわはやと)さんと、公暁役の寛一郎(かんいちろう)さんの、死闘シーンを思い出します。


61段の大石段を上り切り、下を眺めると、改めて急峻な階段だと実感しました。

 

 


「本宮 (上宮) 」の前に立ち振り返ると、舞殿の先に、「三の鳥居」(赤矢印)が。さらに鎌倉の街と「由比ヶ浜」を、一望できます。曇天なので、カメラには写っていませんが、肉眼ではかすかに「一の鳥居」も見えました。

 

 


本宮の「楼門」に掲げられた扁額の「八幡宮」の “八の字” に注目して下さい。八幡宮の神の使いである鳩を、モチーフにした形になっています。

 

 


御祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)、比売神(ひめがみ)、神功皇后 (じんぐうこうごう)の三柱。

 

 


参拝を終えたのが、午前9時少し前です。

 

 

★ 続きは、『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 (その6・Café&Meal MUJIで朝食を) で ★ 

 

 


==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~30回 省略

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f793d10418987090665665027f4ade

第39回 『晩秋の熊本・阿蘇 3日間』 2022年11月24日~26日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bd93d01faa81b5ef177de8afad5c757

第40回 『三年ぶりの江ノ島神社参拝』 2022年12月11日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a46981c02c5edeb3f2f7338ebfad25db

第41回 『四年ぶりの高尾山飯縄大権現参拝登山』 2023年4月9日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/967a53fc20730a6caa734ee2fe3cf0fc


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テレビ Vol.551『2023年春の... | トップ | 「宮沢りえ 出演作品」 記事一覧 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿