2018年9月に75歳で亡くなられた、女優の 樹木 希林(きき・きりん)《本名:内田啓子》さん 。
東京府東京市神田区(現・東京都千代田区)出身で、生年月日は昭和18年(1943)1月15日。
昭和36年(1961)に、第一期生として、文学座付属演劇研究所に入ります。
当初は、「悠木千帆」名義で女優活動を行っていた樹木希林さん、昭和45年(1970)からTBS系列でレギュラー放送が始まった水曜劇場『時間ですよ』で「松の湯」の従業員・浜さん役により、お茶の間の人気者となります。
(左から:悠木千帆、西真澄、堺正章)
また、昭和49年(1974)から同系列で放送された『寺内貫太郎一家』では、31歳ながらお婆さん役を演じました。この二作品での、コミカルな演技は今でも語り草になっています。
昭和52年(1977)に、樹木希林に改名。昭和55年(1980)から始まった、フジカラーのCMなどに出演し、注目を集めます。
昭和57年(1982)1月11日から2月14日にかけて、NHK総合テレビの「ドラマ人間模様」枠で放送された『続・夢千代日記』では、主演の吉永小百合さんが経営する置屋の年増芸者・菊奴役の、“悲しいコメディアンヌ” ぶりが光りました。
吉永小百合さんと樹木希林さんは、このドラマでの共演がきっかけで仲良くなり、樹木希林さんが亡くなるまで親交が続いたそうです。
以後、数々の映画・ドラマで個性派女優として活躍をされました。
晩年には、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、『わが母の記』の二作で、『日本アカデミー賞』最優秀主演女優賞。『歩いても 歩いても』で、『第51回 ブルーリボン賞』 助演女優賞など、数多くの映画賞を受賞しています。
私生活では、1973年にロック歌手の故・内田裕也さんと再婚。
娘は女優の内田也哉子、娘婿は俳優の本木雅弘、孫は女優の内田伽羅です。
そんな樹木希林さんが出演する作品を、「隊長のブログ」では、八本を紹介しています。
詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。
==「樹木希林 出演作品」 記事一覧 ==
2. 1986年度前期朝ドラ 『はね駒 (こんま) 』
3. 2000年度大河ドラマ 『葵 徳川三代』
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