映画 Film191 『海街diary』

2020年08月25日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第191作品目は、『海街diary （うみまちダイアリー）』をお送りします。

『海街diary』は、2015年6月13日に公開された日本映画。配給は、東宝、ギャガ。上映時間は、126分です。

原作は、吉田秋生による同名の漫画。

監督・脚本：是枝裕和（これえだひろかず）。

音楽：菅野よう子。

主役の四姉妹を演じるのは、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆（かほ）、広瀬すず。

「隊長のブログ」では、綾瀬はるかさんが出演する作品を、これで七本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい。

長澤まさみさんは、10作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご覧下さい。

夏帆さんは、2016年4月期ドラマ『ラヴソング』を、取り上げています。

広瀬すずさんは、七本。詳細は、こちら。

共演者：樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュン、堤真一、リリー・フランキー、ほか。

樹木希林さんが出演する作品を、これで五本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい。

あらすじ：幸（綾瀬はるか）、佳乃（長澤まさみ）、千佳（夏帆）の三姉妹は、古都・鎌倉の古い民家で暮らしています。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが、突然届きます。

葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず（広瀬すず）と、初めて対面します。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛けます。

こうして鎌倉での、四姉妹の生活がスタートしましたが。。。

感想：さすが、是枝監督の作品ですね。人間味溢れるドラマに仕上がっています。物語の舞台は、冬から夏への一年間の鎌倉。その美しい四季が、美しい四人の成長と伴に、映像に捉えられています。

外国人受けする映像の数々。受賞には至りませんでしたが、「第68回カンヌ国際映画祭」にて絶賛されたのは、当然でしょう。

ストーリー展開上、葬式や法事のシーンが何回か登場します。従って、美人四姉妹も喪服を着ることが多いです。『義母と娘のブルース』の時にも感じたのですが、綾瀬はるかさんの喪服姿の美しさは、群を抜いていますね。

当代の美人女優による四姉妹物語の映画は、芦川いづみ・浅丘ルリ子・吉永小百合・和泉雅子による1964年公開の『若草物語』や、

岸惠子・佐久間良子・吉永小百合・古手川祐子による1983年の『細雪』（ささめゆき）がありますが、この作品は、これらに匹敵するかそれ以上の出来と言えるでしょう。

樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュン、堤真一、リリー・フランキー（敬称略）、など個性は俳優たちの渋い演技も光っていました。

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自己紹介: 元商社マン。中国上海に、2003年12月から2008年1月まで駐在。趣味：ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞（新舞踊）、旅行、映画、スポーツ観戦。野球は、阪神タイガースのファンです。

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