中国出身の映画監督、脚本家、映画プロデューサー・呉 宇森(ジョン・ウー:John Woo)は、1946年3月1日に中国広東州広州市で生まれました。2023年4月現在、77歳です。
隊長が密かに名付けた、世界的に著名な中国出身映画監督 三羽烏(ジョン・ウー、チャン・イーモウ、チェン・カイコー)の中では、最年長です。
5歳で香港に移住しますが、貧民街でのすさんだ幼少期を送りました。
1969年に脚本家として、1950~60年代の香港の二大映画会社の一つ「キャセイ・オーガナイゼーション(國泰機構)」に入社。
1971年にもう一つの二大会社「ショウ・ブラザーズ(邵氏兄弟香港有限公司)」に移り巨匠・張徹(チャン・チェ)の助監督となります。
1973年、27歳の時、「ゴールデン・ハーベスト(嘉禾影片公司)」に移り、『カラテ愚連隊』で監督デビュー。
数本の作品を発表したものの、ヒット作に恵まれず、台湾で不遇の時代を送ります。
しかし、1986年に『男たちの挽歌』で、香港電影金像奨最優秀作品賞と金馬奨最優秀監督賞を受賞。
独自の映像感覚を駆使したアクション・シーンが注目されます。
さらに、1990年に『狼 男たちの挽歌・最終章』で香港電影金像奨最優秀監督賞を受賞。
1993年には、ハリウッドに招かれ『ハード・ターゲット』を発表。
それ以来、主に活動拠点を米国に移し、アクション大作を次々と世に送り出していましたが、2008年公開の『レッドクリフ』二部作以降は、アジアの作品でも再び監督を務めています。
そんな、ジョン・ウーさんの監督作品を、これまでに7本を紹介しています。
詳細は、下記一覧をご参照下さい。
尚、チャン・イーモウ監督作品の記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
また、チェン・カイコー監督作品記事一覧は、こちらをご覧下さい 。
== 「ジョン・ウー 監督作品」 記事一覧 ==
(日本公開年順、題名、主演)
3. 2000年 『ミッション:インポッシブル2』 トム・クルーズ
4. 2008年 『レッドクリフ PartI』 トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、リン・チーリン
5. 2009年 『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』 同上
6. 2019年 『The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ』 金城武、長澤まさみ、ホアン・シャオミン、ソン・ヘギョ、チャン・ツィイー、トン・ダーウェイ
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