国内を旅した記録「旅行記」の第7回は、『横浜山下公園の氷川丸』をお送りします。
3月17日 (火) に念願だった、横浜山下公園に係留されている「氷川丸」を見学することが出来ました。
氷川丸は、昭和5年 (1930年) にシアトル航路用に建造された日本郵船の貨客船で、戦前・戦中・戦後を波乱の歴史を経て、昭和36年 (1961年) から横浜山下公園に係留保存されています。
山下公園には何度か行ったことがあり、氷川丸が係留されていることも知っていましたが、特に興味もなく内部を見学しようなどとは思いませんでした。
それが、どうしても見学したいと思うようになったのは、2013年10月に、友人の大森匂子(わこ)さんが脚本を書いた『1300里の彼方~えにしの氷川丸』を観劇してからです 。
この劇は、役者の市川夏江さんが幼少の頃に過ごされた中国海南島での思い出てと、戦争が激しくなり同島から “氷川丸” で引揚げをした物語です。
2013年4月には、物語の舞台となった 海南島に旅行 していたこともあり、波乱の歴史をかいくぐった氷川丸を見学したいと思うようになりました。
その後、なかなか訪れる機会がなかったのですが、この日の午後に近くのハマスタ (横浜スタジアム) で、横浜DeNA vs 阪神のオープン戦があるので、試合前に見学することにしました。
試合が午後1時開始なので、11時前には船内見学を始めたいと思い、9:30に自宅を出発。東京駅から東海道線で横浜まで行き、根岸線に乗り換え、関内駅で下車し、山下公園まで歩いて行く計画にしました。
横浜には、これまでも ダンスレッスン に通うため、東海道線を利用していました。
しかし、3月14日の “上野東京ライン” の開通により、東京駅が始発駅でなくなり、乗車するのに戸惑いました。
9:51発の東海道線に乗車し、関内駅に着いたのが10:29でした。
「氷川丸」に行くのに一番近いのは、みなとみらい線「元町・中華街駅」なのですが、午後の試合のチケットを買ってから行こうと、ハマスタ最寄り駅の関内で下車しました。
ハマスタの脇を「大さん橋」に向かって歩き、途中「中華街」入り口を横に見て進み、山下公園に到着しました。
「大さん橋」には、豪華客船が停泊していました。
天気が良く暖かい日だったので、山下公園には多くの観光客がいました。その多くは、中国・台湾からの旅行客の様です。
山下公園を「氷川丸」目指して歩いて行くと、近づくごとに、その巨大な姿がハッキリと見えてきます。
想像以上の大きさです。
300円の入館料を払って「氷川丸」に乗船です。
見学コースの最初は、4層建ての船内の上から2番目 “B-DECK” です。“B-DECK” には、一等船室、一等児童室、一等食堂などがあります。
両脇に、一等船室が連なる廊下は、まるでホテルの廊下の様です。
一等児童室は、一等船室の乗客の子供が長旅で飽きない様に設けられていました。
次が一等食堂です。ここでは、客船時代のディナーの様子が再現されています。
螺旋階段を一番上の “A-DECK” に上ると、一等船室内部の様子を見ることが出来ます。
★ 続きは、『横浜山下公園の氷川丸』 (その2)で ★
==「旅行記」バックナンバー ==
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