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【2日目:4月10日(木)】 『リオのカーニバル会場』
我が家を9日の午後2:30に出発してから30時間後の、現地時間10日の午前8:30にやっと、リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン(通称ガレオン)国際空港に到着しました。
リオと日本の時差は12時間なので、丁度昼夜が逆転した感じです。
空港に駐機している飛行機のほとんどは、ブラジルの航空会社TAM(タン)航空と、Gol(ゴウ)航空です。
ブラジルの入国審査、税関検査は米国の様に列が出来ることもなく、スムーズに通過出来ました。
出口には、今回の旅行を手配していただいた、南米専門の旅行会社「ツニブラトラベル」の現地ガイド 吉田武さんが待っていて下さいました。
日系二世の吉田さんは、20歳の時からリオに住まわれていて、80歳になります。とてもお元気で、我々3人のスーツケースをカートに載せて運んでくれます。
今日のスケジュールは、夕方まで市内観光をしてから、ホテルにチェックインです。その為、空港で米ドルから、ブラジルの通貨Real(ヘアウ)に両替する必要がありました。
ガイドの吉田さんから、空港はレートが良くないので、最低限の額を両替した方が良いとのアドバイスを頂いたので、100ドルだけ両替しました。
レートはUS$1=R$2.04でしたが、手数料がR$29.46(14%)も取られ、手取りはR$174.54でした。(今後、R$1=50円の換算で表記します)
空港の外に出ると、灼熱の太陽が注いでいます。気温は30℃を超えています。
しばらく待っていると、バンが来ました。我々3人だけの為にガイド1名、ドライバー1名が付きます。贅沢な旅です。
9:20にガレオン空港を出発し、リオの市内に向かいます。
リオ・デ・ジャネイロという地名の由来は、1502年1月、グアナバラ湾を発見したポルトガルの探検隊がこの湾を川と勘違いしたことに始ります。
ポルトガル語では川をRio(リオ)、1月をJaneiro(ジャネイロ)と言います。つまりリオ・デ・ジャネイロとは“1月の川”という意味です。
市内への高速道路をしばらく走ると、朝の渋滞ラッシュに引っかかりました。
すると、車の間を縫って“物売り”が寄ってきます。
土産物でも売っているのかと思うと、パンだとか飲み物を売っているとのこと。高速道路の右には、ファベーラと呼ばれる貧民街が続きます。
さらにしばらく走ると、左手に日本でも活躍したアルシンド・サルトーリ元選手が所属していたリオのチーム「CRフラメンゴ」の練習場も見えてきます。
サッカーの盛んなブラジルですが、空港から市内に向かう道路の脇には、2ヵ月後に迫った「FIFAワールドカップ2014(W杯)」を歓迎する看板や旗なども見られません。
先日の報道では、W杯への支持を問う世論調査で、支持すると答えたブラジル国民は48%で、過半数に達していないことも影響しているのでしょうか。
空港を出て1時間後の10:20に、最初の見学地「マラカナン・スタジアム」に到着しました。
「マラカナン・スタジアム」は、言うまでもなく、W杯の決勝戦が行われる会場です。
スタジアムの前の像で写真を撮り、中に入ろうとしたら、この日はFIFAの関係者が視察に訪れる為、見学は中止との事。残念ながら、スタジアム内の見学は明日に変更となりました。
次に向かったのが、『リオのカーニバル会場』Sambodromo(サンボドローモ)です。サンボドローモには、10:40に到着です。
会場には、スタンドが常設されていて、この場所に立つと、カーニバルのパレードの熱気が伝わってくるかの様です。
脇には、パレードの衣装や、土産物を売っているショップがありましたが、店内は撮影禁止でした。
次に向かったのが「カテドラル・メトロポリターナ」です。途中、車中から1909年に開館した「市立劇場」が見えました。
「カテドラル・メトロポリターナ」は、1976年に建造された、ピラミッドのようにも見える斬新なデザインの教会です。
建物の高さは80m、直径106mで、内部のステンドグラスの巨大さと美しさに感動しました。
★続きは 『2日目:ミナス料理のア・ミネイラ』 で★
===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c
1日目 2014/4/9 『リオまで30時間の長旅です』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11923275ffb8d0d03f360e065df7efa9