隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

ブラジル周遊記 2日目 『リオのカーニバル会場』

2014年04月25日 | ブラジル周遊記

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【2日目:4月10日(木)】 『リオのカーニバル会場』

我が家を9日の午後2:30に出発してから30時間後の、現地時間10日の午前8:30にやっと、リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン(通称ガレオン)国際空港に到着しました。

リオと日本の時差は12時間なので、丁度昼夜が逆転した感じです。

空港に駐機している飛行機のほとんどは、ブラジルの航空会社TAM(タン)航空と、Gol(ゴウ)航空です。

ブラジルの入国審査、税関検査は米国の様に列が出来ることもなく、スムーズに通過出来ました。

出口には、今回の旅行を手配していただいた、南米専門の旅行会社「ツニブラトラベル」の現地ガイド 吉田武さんが待っていて下さいました。

日系二世の吉田さんは、20歳の時からリオに住まわれていて、80歳になります。とてもお元気で、我々3人のスーツケースをカートに載せて運んでくれます。

今日のスケジュールは、夕方まで市内観光をしてから、ホテルにチェックインです。その為、空港で米ドルから、ブラジルの通貨Real(ヘアウ)に両替する必要がありました。

ガイドの吉田さんから、空港はレートが良くないので、最低限の額を両替した方が良いとのアドバイスを頂いたので、100ドルだけ両替しました。

レートはUS$1=R$2.04でしたが、手数料がR$29.46(14%)も取られ、手取りはR$174.54でした。(今後、R$1=50円の換算で表記します)

空港の外に出ると、灼熱の太陽が注いでいます。気温は30℃を超えています。

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しばらく待っていると、バンが来ました。我々3人だけの為にガイド1名、ドライバー1名が付きます。贅沢な旅です。

9:20にガレオン空港を出発し、リオの市内に向かいます。

リオ・デ・ジャネイロという地名の由来は、1502年1月、グアナバラ湾を発見したポルトガルの探検隊がこの湾を川と勘違いしたことに始ります。

ポルトガル語では川をRio(リオ)、1月をJaneiro(ジャネイロ)と言います。つまりリオ・デ・ジャネイロとは“1月の川”という意味です。

市内への高速道路をしばらく走ると、朝の渋滞ラッシュに引っかかりました。

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すると、車の間を縫って“物売り”が寄ってきます。

土産物でも売っているのかと思うと、パンだとか飲み物を売っているとのこと。高速道路の右には、ファベーラと呼ばれる貧民街が続きます。

さらにしばらく走ると、左手に日本でも活躍したアルシンド・サルトーリ元選手が所属していたリオのチーム「CRフラメンゴ」の練習場も見えてきます。

サッカーの盛んなブラジルですが、空港から市内に向かう道路の脇には、2ヵ月後に迫った「FIFAワールドカップ2014(W杯)」を歓迎する看板や旗なども見られません。

先日の報道では、W杯への支持を問う世論調査で、支持すると答えたブラジル国民は48%で、過半数に達していないことも影響しているのでしょうか。

空港を出て1時間後の10:20に、最初の見学地「マラカナン・スタジアム」に到着しました。

「マラカナン・スタジアム」は、言うまでもなく、W杯の決勝戦が行われる会場です。

Dsc_0025

スタジアムの前の像で写真を撮り、中に入ろうとしたら、この日はFIFAの関係者が視察に訪れる為、見学は中止との事。残念ながら、スタジアム内の見学は明日に変更となりました。

 

次に向かったのが、『リオのカーニバル会場』Sambodromo(サンボドローモ)です。サンボドローモには、10:40に到着です。

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会場には、スタンドが常設されていて、この場所に立つと、カーニバルのパレードの熱気が伝わってくるかの様です。

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脇には、パレードの衣装や、土産物を売っているショップがありましたが、店内は撮影禁止でした。

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次に向かったのが「カテドラル・メトロポリターナ」です。途中、車中から1909年に開館した「市立劇場」が見えました。

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「カテドラル・メトロポリターナ」は、1976年に建造された、ピラミッドのようにも見える斬新なデザインの教会です。

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建物の高さは80m、直径106mで、内部のステンドグラスの巨大さと美しさに感動しました。

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★続きは 『2日目:ミナス料理のア・ミネイラ』 で★

 

===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c

1日目  2014/4/9  『リオまで30時間の長旅です』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/11923275ffb8d0d03f360e065df7efa9

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ブラジル周遊記 1日目 『リオまで30時間の長旅です』

2014年04月24日 | ブラジル周遊記

=写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

4月9日から4月23日迄、15日間のブラジル旅行に行って来ました。

 

リオデジャネイロ、イグアスの滝、サンパウロ、マナウスを周遊した15日間の旅の様子をお送りします。

 

Area_map

 

【1日目:4月9日(水)】

 

成田からリオデジャネイロ迄の航程は、米国のダラス、マイアミを経由しての長旅になります。

 

ラス迄は、成田18:20発のAA (アメリカン航空) 60便です。

 

自宅を出発したのが、午後2時半、東京駅発15:03の成田エクスプレス35号に乗車し、AAが発着する「第2ターミナル」に到着したのが、15:53分です。

 

AAのチェックインカウンター前には、今回の旅に同行する義兄のSさんと、義兄の友人Tさんが、既に待っていました。

 

Sさんの長男 (隊長の甥) が、ブラジルのマナウスに住んでいて、息子に会いに行くSさんに同行する形で今回の旅の計画が持ち上がりました。

 

3人とも、海外駐在経験があり、海外出張・旅行の回数も多いのですが、ブラジルに行くのは、全員が初めてです。

 

チェックインを済ませ、搭乗時間前に、ゲート前で再集合する事にしました。

 

74ゲートに着くと、多くの乗客が搭乗待ちをしています。

 

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 【成田空港に駐機中のAA-60便】

 

AA60便は、定刻18:20より早い18:10に、米国DFW (ダラス・フォートワース国際空港) に向けて出発しました。

 

DFWに行くのは、2002年の3月18日~23日までの、DFWから近いテキサス州アーリントン市への出張以来、12年ぶりです。その時に利用したのもAA便でした。

 

AA60便の機種はボーイング 777-200、エコノミーの座席列は2人、5人、2人の横9人。機内は、ほぼ満席です。

 

最初の機内食は、チキン・パスタかビーフ・ライスの選択です。隊長が選んだのは、チキン・パスタ。

 

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白ワインと、赤ワインを飲み、良い気持ちになって、機内映画 の「アメイジング・スパイダーマン」を観ていると、睡魔が襲って来ました。

 

眠りから醒めると、2回目の機内食「パンケーキ」です。メープルシロップをかけて、美味しくいただきました。

 

朝食が終わって暫くすると、飛行機はDFWへの着陸態勢に入ります。すると、20年以上の昔、初めてDFWに降り立とうとした時の事を、鮮明に思い出しました。

 

その時乗っていた機種は忘れてしまいましたが、着陸態勢に入り、窓から外を見ると、別の飛行機が着陸態勢に入っています。

 

当時、成田空港の滑走路は1本だけで、2機が同時に着陸するなんて考えられません。

 

さすが、アメリカ、スケールが違うと納得した時です。別の飛行機の先に、もう一機、着陸態勢に入っている飛行機が見えました。

 

「危ない!これでは、追突する!!」と思い、覚悟をしましたが、3機とも何事もなかったかの様に、着陸しました。

 

現在のDFWは、7本の滑走路、5つのターミナルを持っていますが、当時もこの規模に匹敵する大空港だったのでしょう。

 

そんな昔の事を懐かしがっていると、AA60便はほぼ定刻の現地時間9日の16:00にDFWに到着しました。ダラスと日本の時差は -14時間なので、成田からの飛行時間は、11時間50分です。

 

Dsc_0008

【DFWに到着したAA-60便】

 

マイアミ経由のトランジットでブラジルに向かうので、米国には上陸しないのにも関わらす、入国審査と税関検査を受けなければいけないとの事。

 

入国審査場には長い列。やっと入国審査が終わって、荷物を受け取り、税関検査場へ行くと、ここでも長い列です。

 

税関検査を終わり、荷物を再度預けて、マイアミに向かうAA1228便のゲートを電光掲示板で探すと、Cターミナルの8番ゲートです。

 

到着したのがDターミナルなので、“Skylink” と呼ばれる、無人空港内人員輸送システムで移動です。

 

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“Skylink” に乗る前にセキュリティ検査を受け、“Skylink” に乗り込みました。移動には約20分がかかり、改めてDFWの広さを実感しました。

 

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又、駐機しているのはAAの飛行機が多く、DFWはアメリカン航空のハブ空港だと言う事を再認識しました。

 

Dsc_0013

 

Cターミナルの8番ゲートに到着したのが18:00。AA1228便の出発の45分前です。DFWに到着してから2時間がかかりました。

 

もし、成田からの到着が45分遅れたら、AA1228便には間に合わなかったことになります。

 

Dsc_0016

 【DFWに駐機中のAA-1228便】 

 

AA1228便は、定刻より15分遅れの19:00に出発しました。

 

AA1228便の機種はボーイング737、エコノミーの座席列は3人、3人の横6人。機内は、満席です。

 

機内食は無く、無料のソフトドリンクのサービスだけでした。

 

マイアミ国際空港に到着したのが、定刻通りの22:20着。マイアミとダラスの時差は1時間なので、飛行時間は2時間20分です。

 

ここでは、荷物の受け取りと再預けは不要です。

 

ブラジルのリオデジャネイロ迄のAA-905便の出発ゲートに22:40に到着すると、既に搭乗が開始されていました。マイアミでも、時間はギリギリです。

 

AA905便は、ほぼ定刻の23:10に出発しました。

 

AA905便の機種はボーイング767、エコノミーの座席列は2人、3人、2人の横7人。搭乗率は、6~7割りです。見渡した限り、日本人は我々3人だけです。

 

機内アナウンスも、成田⇒ダラス間は英語と日本語、ダラス⇒マイアミ間は英語のみ、マイアミ⇒リオデジャネイロ間は英語とポルトガル語です。

 

AA905便の機内でも出された機内食は2回、成田⇒ダラス間と合わせて4回も機内食を食べたことになります。

 

Dsc_0017

 

マイアミ⇒リオデジャネイロ間ではあまり眠れませんでした。

 

AA905便がリオデジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に到着したのが、現地時間4月10日の定刻より25分早い午前8:30。

 

リオとマイアミの時差は1時間なので、飛行時間は8時間20分です。我が家を出発してからリオに到着する迄に30時間かかりました。飛行機に乗っていたのは、3回で計22時間30分です。

 

人生で、最長の移動時間でした。 

 

★続きは『ブラジル周遊記:2日目』で★

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ブログ その72 『無事に帰国しました』

2014年04月24日 | ブログ

日々の出来事・雑感を綴った「ブログ」の第72回は、『無事に帰国しました』をお送りします。

 

昨日(4月23日)の夕方、15日間のブラジル周遊旅行から帰国しました。

 

2_2

 

リオデジャネイロ、イグアスの滝、サンパウロ、マナウスを周遊して来ました。

 

旅行記は、写真等の整理が終わり次第、アップします。

 

まずは、帰国のご報告まで。

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ブログ その71 『ブラジルへ出発!!』

2014年04月09日 | ブログ

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日々の出来事・雑感を綴った「ブログ」の第71回は、『ブラジルへ出発!!』をお送りします。

 

今日(4月9日)の夕方、成田から15日間のブラジル周遊旅行へ出発します。

 

成田から、米国・ダラス、マイアミと2回トランジットして、ブラジルのリオデジャネイロまでの搭乗時間が23時間、トランジット時間を加えると27時間の長旅です!

 

リオデジャネイロ、イグアスの滝、サンパウロ、マナウスを周遊し、日本への帰国は23日の夕方の予定です。

 

その間、ブログの更新はお休みさせていただきますm(_ _)m

 

荷物のパッキングも終わり、後は出発を待つばかりです。でも、15日間の旅でこれだけの荷物で大丈夫かな?

 

Dsc_0004

 

それでは行ってきます!!

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グルメ 92食 『「中田屋」のきんつば』

2014年04月08日 | グルメ

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隊長が飲んだり・食べたりしたものや場所を紹介する「グルメ」の第92回は『「中田屋」のきんつば』をお送りします。

 

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去年の10月に能登半島に旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7f7cb26c7365b92fe89e728685bcd93e をしてから、デパート等で開催される石川県の物産展が気になる様になりました。 

 

先日「日本橋三越本店」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c6001527d59c2c80aaea870f01a3cef で開かれていた、石川県物産展を覘いてみました。 

 

この日の会場は、能登の物産より、金沢の和菓子、海鮮品等のお店が多かったです。

 

その中で“きんつば”の実演販売をしている店がありました。そのお店が、金沢市に本店を構える「中田屋」でした。

 

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加賀金沢で“きんつば”と言えば「中田屋」だそうです。茶道の盛んな金沢で、日々のお茶菓子として親しまれてきたとのこと。 

 

小豆餡を米粉で包んだ焼餅が、刀の鍔(つば)に似ていることから“ぎんつば”と呼ばれ、やがて享保年間(1726年頃)に京都から江戸に渡り、銀よりも金が上ということで“きんつば”になったそうです。 

 

早速、買い求め、家で食べましたが、飽きのこない上品な味でした。 

 

尚、「中田屋本店」の住所は、石川県金沢市東山3-4-30。電話番号は、076-252-1048です。

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