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和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

伊吹山 滋賀県・岐阜県

2006-10-22 06:35:42 | 山岳写真
三島池から見た伊吹山1377m

新幹線に乗って車窓から見るお楽しみの山は 
富士山と伊吹山です。
富士山は説明することはありませんが、
伊吹山は標高が低いですが、
百名山に数えられています。
歴史的に薬草の産地、日本で最初にスキー場が出来た
などの理由です。

伊吹山は夜間登山が行われていました。
三合目より上は樹木が少なく、
直射日光がモロに当たるわけで、
地元の学校行事では夜間に登っていました。

頂上付近までドライブウエイが通じており、
下車、約一時間で頂上に立てます。
頂上付近は数多くの高山植物が咲き乱れ、
7、8月は人出が多く、
土日などは渋滞(車も人も)で大変です。

お花畑(シモツケソウ) 8月はじめ

サラシナショウマ 8月のお盆のころ

イブキ○○の名の付く植物は、
伊吹山で発見されたもので、
イブキトラノオ、イブキジャコウソウ、イブキフウロなど
数多く見られます。
また伊吹山一帯は石灰岩で出来ており、
石灰岩の採掘や加工場もあり、
伊吹山の西斜面は採掘のあとが痛々しい。
近くの大垣市の金生山などは
山半分がなくなっています。

一方では、石灰岩のお土産、鍾乳洞が
関が原で観光化されています。
表紙写真の三島池は渡り鳥の宝庫で、
冬には北からの鳥達で賑やかです。
伊吹山を眺める展望地でもあります。

柿と伊吹山 尾高集落より

新雪の伊吹山 気象観測所が見えています。

昨日の記事の中で間違いがありました。
訂正いたします。
高山蝶のところで、タカネヒカゲと書いていますが、
ウスバキチョウやタカネヒカゲに訂正します。
コマクサを食するのもウスバキチョウです。
和尚の覚え違いで、調べ直しました。
carawayさんのコメントを読んでいて、
気になったのです。ありがとうございます。



常念岳・長野県

2006-10-21 05:24:56 | 山岳写真
常念岳2857m 大キレットから見ました。

常念岳は松本平(大糸線)から見ると、
ピラミダルですぐ目に付きます。
非常に立派な山です。
和尚は2回登りました。
最初は、一の沢から直接に、
2回目は燕岳からの縦走でした。

北アルプスは一本の大きな山脈があるのではなく、
こじんまりとした山脈が幾重にも重なっています。
私達が常念山脈と言うのもその中の一つです。
一番東にあるので、松本からはよく見えます。
燕岳から大天井岳を経て、常念岳、蝶ヶ岳へと続きます。
高山蝶の多いところで、故田淵行男氏はこの山脈で、
高山蝶の生態を明らかにしました。
蝶の違法採取者が多く、和尚も何回か目撃しております。
近寄って写真を(人物の)撮るフリをすると、採取者は逃げます。
高山蝶ウスバキチョウやタカネヒカゲが多いのも、
コマクサの生育と関係があるのでしょう。
ウスバキチョウはコマクサしか食べないと言いますから。
田淵行男記念館が豊科にあります。

奥穂高岳から見ました。中央の山が常念岳です。

表紙の写真と同じ場所から


九重山・大分県・熊本県

2006-10-20 05:30:33 | 山岳写真
九重山・三俣山1745m

九重山も八ヶ岳と同じように
総称の山名です。
三俣山・黒岳・星生山・久住山・中岳などの総称です。
やまなみハイウエイ(別府から)を
飯田高原に入ると左に九重山群が見えてきます。
アクセスに便利な牧ノ戸峠から登ると、
日帰りで南半分の山がほとんど登れます。
春のミヤマキリシマの群落は余りにも有名。
和尚は開花時期には行っていませんが、
人の少ない時期に行きました。
写真が目的なので、
どうしても写真になる場所に行ってしまいます。
ポイントは三俣山を画面に入れるとおさまります。

霧氷の三俣山1

霧氷の三俣山2

新緑の三俣山

久住山

久住山より阿蘇山を

九州の景勝地でNO1を決めるとしたら、
和尚は九重連山を選びます。次は阿蘇山。
元々火山地形なので、
近くにはたくさんの温泉があります。
日本離れのした、北海道と間違うような雄大な景観。
やまなみハイウエイは死ぬまでに、
もう一度行ってみたいところです。






三瓶山・島根県大田市

2006-10-19 05:02:35 | 山岳写真
三瓶山(男三瓶山)1126.2m 浮布池より

島根県三瓶山、
山に興味のない方は聞いたことのない山名でしょう。
1000m少し越すぐらいの山ですが、
登ってみると非常に楽しい。
まず山名です。
火山原湖(室内池)を囲むようにして、
男三瓶山
女三瓶山
子三瓶山
孫三瓶山
太平山が並んでいます。
同じような山なので、
山名と写真が一致しているかどうか自信がありません。
リフトで太平山まで登ると、
ぐるりと一周、4つの頂を征服して元に戻ります。
近くには三瓶温泉があり、山岳リゾートとしても楽しめます。
もちろんスキー場もあります。

そういえば昔、山陰本線に急行〝さんべ〟が走っていたっけ。

大山・鳥取県

2006-10-17 05:24:27 | 山岳写真
大山(鏡ヶ成より)1709m

中国の最高峰大山は、和尚にとって
北アルプスに入るまでの、鍛錬の山でした。
山に憧れたのもこの山を見てからでした。
10回ぐらい登っていると思いますが、
10年前位に登ったきりです。

大山は日本で一番崩壊の激しい山ではないかと思っています。
30年の間に3m程山の高さが低くなっています。
     30年前   この頃 
大山(弥山)1712m→1709m
大山(剣が峰)1731m→1729m
普通大山の標高を言う時、弥山の標高を記していますが、
剣が峰が最高峰です。
崩壊が激しいため、以前は通行できた稜線は
通行不能になっています。

弥山から見た剣が峰 剣が峰への道が通行禁止です。

元谷から見た大山北壁 大山は北壁と南壁が切れ落ちています。
西側からの大山は富士山そっくりです。残念ながら写真はありません。

途中でした。

急に大山に行きたくなりました。
山登りではなく、大山に会いに、という
センチメンタルジャーニーってとこですか。
空いている土日は10/28・29, 11/18・19しかありません。
(11/3・4は立山、 11/11・12は曽爾高原です。)
10月は紅葉にいいかもしれませんが、山には雪がありません。
11月は紅葉には遅いですが、山には雪がある可能性があります。
悩むところですが、天気図と相談します。
金曜日の夜出て、朝現地に着くように行きます。
写真が目的なので、車かテントで寝ます。
天気がいいと、夜中じゅう起きていますから。

密かにねらっている被写体に大山滝があります。

念願がかなえば、報告します。

高山植物5

2006-10-16 04:42:48 | 山岳写真
シラネアオイ(北ア・白馬尻・長野県) 森を歩いていると出合います。はっとするほど美しいです。得した気分になります。

コバイケイソウ群落(早池峰山・岩手県) 真夏のイメージです。頂上直下ですが、8月10日頃だったと思います。

ミズバショウ(栂池高原・長野県)
 高層湿原で群生します。サトイモ科です。花の後の大きな葉を見るとうなづけられます。

ナナカマド花(北ア・涸沢) ウラジロナナカマドです。2000m以上で見られます。低山ではヤマナナカマドになります。七度かまどに入れても燃えないと言われますが、本当はよく燃えます。

ナナカマド実(北ア・涸沢)

ミヤマシシウド(北ア・涸沢) 虫の付き易い花ですが、これはキレイでした。

ハクサンイチゲ(八ヶ岳・赤岳) 真中の白い花です。左の黄色っぽい花は黄花シャクナゲ。ピンクの花はコイワカガミ。

カタクリ(葛城山・奈良県) 奈良県側の自然研究路を少し下がった所から。今は柵が設けられています。


昨日はコスモス畑に2回と法起寺に行きました。
又、この地区の秋祭りだったので、午後8時前から
時ならぬ、花火が打ちあがりました。
至近距離なので美しかった。

高山植物4

2006-10-15 04:12:31 | 山岳写真
ミツバツツジ(御坂山・山梨県) 高山植物ではないのですが山で撮りました。

タカネツメクサ(北海道・北鎮岳)

チシマキンレイカ(北海道・白雲岳)

シナノキンバイ(北ア・涸沢)

イワヒゲ(北海道・北海岳)

和尚はMACからネットPCへの画像運搬は
スティクメモリーを使っていましたが、
開いている途中でメモリーを抜いてしまいました。
結果として壊れてしまいました。
今日の表紙にもってこようとした
シラネアオイの移動中でした。
で、代わりにミツバツツジになりました。

高山植物3

2006-10-14 04:52:44 | 山岳写真
ギンリョウソウ(八ヶ岳・北沢) 腐生植物です。湿った腐植土に生えます。
光合成はしないと思うので、植物ではないのかもしれません。
でも、イチャクソウ科とありますので植物でしょう。別名幽霊草。

イワベンケイ(北ア・白馬鑓ヶ岳) caraさんとこのベンケイソウの仲間と書いたイワベンケイです。
花にかくれて見えにくいのですが、
花が肉厚で似ていると思いました。

チングルマ(北ア・立山) 高山植物ではよく知られています。花のあとの風車が印象です。

チングルマの風車(北ア・立山) 稚児車→チゴグルマ→チングルマ

ミズバショウ(奥裾花渓谷・長野県) 奥裾花渓谷は戸隠山の裏になります。謡曲・鬼女紅葉で有名な場所です。

高山植物2

2006-10-13 04:39:28 | 山岳写真
エゾコザクラ 桜草です。(北海道・白雲岳)

チシマクモマグサ(北海道・旭岳)

エゾツガザクラ(北海道・旭岳)
 兄弟にアオノツガザクラがありますが、色は白いです。

アオノツガザクラ(北海道・旭岳) 黄色っぽい白ですね。

ミヤマキンバイ(北海道・白雲岳)

イワブクロ(北海道・十勝岳) 火山の砂礫地でよく見かけました。

今日はどういうわけか、北海道で撮った花ばかりになりました。
他意はありません。偶然です。
同じ種類の花が本州にもありますが、
北海道のほうが花が大きく、色も濃いようです。

写真を撮りながら山を歩いていると、
そうでない人の3倍時間がかかります。
だから、和尚に付いてくると山歩きは楽です。

( )内は撮影場所です

いい試合を見せてくれたパリーグのプレーオフ。
北海道日本ハムファイターズ、おめでとう!
2試合を2人の投手で完投した日ハム、それも若手で。
当分天下が続きそうな気配!
選手の頑張りもそうですが、
フロントもファインプレーがあったのでは、
と思います。
どこかの球団とは大違い!
日本シリーズもいい試合を見せて下さい。

高山植物1

2006-10-12 04:27:10 | 山岳写真
クルマユリ(北ア/燕岳)

今日から少しの間、高山植物を載せます。

イワギキョウ(北ア/穂高岳) 次のチシマギキョウに似ていますが、上向き加減に咲きます。色がチシマよりもうすい。綿毛がない。

チシマギキョウ(北ア/穂高岳) 花の内側に綿毛みたいなものがあります。下向き加減に咲きます。

コマクサ(北海道/大雪山) コマクサは砂地に孤高に咲きます。他の植物と一緒には植生しません。花の形が馬の顔に似ています。高山植物の女王と言われています。

コバイケイソウ(岩手県/早池峰山) この花は群生します。一面に咲きますと綺麗です。

()内は撮影した場所です。