ここ1週間ほど、ツバメの巣は空でした。雛が生まれて、もうどこかへいってしまったのか、それとも生まれず、落胆のあまりどこかへいってしまったのか、とにかく毎朝掃除していたのに、ウンチが巣の下に落ちていません。心配していましたら、久しぶりに聞くツバメたちの鳴き声。外を見ると、電線にとまっていました。見ていると、1羽が見事に滑空するように地面すれすれに飛び立ち、田んぼの方へ消えていきました。それを見ていた1羽が、電線の上で、羽根をバタバタさせて鳴いています。しばらくすると飛んでいった1羽が、帰ってきて、確かにくちばしで、電線の上で待っていた1羽にえさを与えていました。雛は、立派に生まれて、成長していたのです。巣が空だったのは、たぶん家族で、子供の飛行訓練の為遠出していたのかもしれません。とにかく子孫はつながったのですね。これで、来年も来てくれるでしょう。