第95回夏の高校野球千葉大会。準決勝の2試合が行われました。第1試合の習志野対東海大望洋は6対0という予想外の大差で習志野が勝利。春の優勝校東海大望洋は、習志野の2年生、右腕の川上投手の術中にはまってしまった感じ、130キロ台の速球とコントロールのいい変化球を最後まで打てませんでした。ベンチの采配も裏目(エンドランが三振ゲッツーなど)に出てしまい、いつでも打ち崩せると言う雰囲気がありながら最後までペースをつかめず、ずるずると終わってしまったように見受けられました。第2試合は専大松戸対昨年の優勝校木更津総合の対戦。木更津総合はベスト4まで、すいすいと進出してきた感がありますが、春の準優勝校専大松戸も、初の甲子園を狙って大接戦になりました。延長13回3対2で木更津総合のサヨナラ勝利。木更津総合は2年生の千葉投手(昨年1年生で大坂桐蔭相手に甲子園で投げました)、専大松戸は3年生の右のアンダーハンドの高橋投手、両者が最後まで投げあいましたが、満塁策からの押し出しで勝負が決まりました。専大松戸は中軸に当たりが無かったのが痛かったです。高橋投手は10回の1死3塁、12回の1死満塁のピンチを切り抜けてきましたが200球を超える力投もついに力尽きました。