小見川 高橋つり具 ブログ

千葉県香取市小見川の釣具店です。
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天保水滸伝の地 千葉県東庄町

2016-07-07 17:40:23 | 周辺案内
浪曲や映画でおなじみの天保水滸伝発祥の地がなんと小見川の隣町東庄町。へら釣り情報でおなじみの黒部川笹川付近がまさにその地です。水運が栄えていた江戸時代後期、利根川周辺の各宿場にはその地の繁栄に力を貸した親分衆が庶民の味方でした。この笹川にも笹川の繁蔵親分が20名ほどの子分を従えて、顔を効かしていたそうですが、今の旭市の飯岡には飯岡の助五郎親分がいて、物語の上では悪者。この両一家の対立に、平手造酒なるイケメン?で、しかも千葉周作の道場で腕を磨いた武士崩れがからんでのすったもんだが天保水滸伝という物語。もちろんみんな実在の人物で、笹川の駅前近くにある、諏訪神社には遺品館があります。200円で見学でき、ボランティアの方が親切に説明してくれます。歩いてすぐの延命寺には平手造酒の墓や、繁蔵親分の碑、一の子分の勢力富五郎の墓、人生勝負の時触るとご利益がある?といわれるサイコロをかたどった繁蔵の勝負石などあります。また繁蔵親分が興行した縁で、東庄町は相撲の町で、相撲の神様が祭られる諏訪神社には国技館と同じ高さの土俵も作られていて、夏には出羽海部屋の夏合宿や、自衛隊駐屯地対抗や、子供たちの相撲大会もあるそうです。
天保水滸伝遺品館。元の東庄町役場だそうです。
駐車場はきれい。
笹川繁蔵の碑。向かって左が一の子分、勢力富五郎、右が平手造酒の墓。
繁蔵親分の勝負石
諏訪神社の土俵。