goo blog サービス終了のお知らせ 

たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

人権問題とは

2012-03-01 05:44:49 | 日記

 2月29日(水)”うるう年”にて4年に一度のこの日も、いつもの通り出社後、早々に議会へ。10時~【文教厚生常任委員会】に出席し、福祉部の審議をさせて頂きました。

 この分野、介護保険事業や人権問題、虐待やDV(家庭内暴力)、自殺対策等身近でありながら解決は難しく、行政担当の方々の苦労は相当なものと推し量るしかありません。昨日特に気になった点は以下の2つ。

①「子ども手当て」支給は申請式になっており、兵庫県内の申請率は89%、高砂市内では99%、残り1%で200人程度の方が未申請。この未申請の方々に「申請を促してください」と意見する委員がおられましたが、これは如何なものか?その制度を認識しているのであれば、後は自己責任、場合によっては「そんな制度には反対」や「経済的に余裕があり、申請も面倒」等様々な理由で申請をしていない可能性もある。何でもかんでも手を差し伸べてあげる行政姿勢を要求すれば、益々「もっとこっちまで手を伸ばして」と要求が高くなる一方だと最近つくづく感じております。

②「人権問題」、この言葉で私は「同和問題」を連想しましたが、2年前の意識調査で顕在化した高砂市民及び兵庫県民の「解決しないといけない人権問題」とは、共に「高齢者の人権」が一番であったとのことです。その他「障がい者の人権」の方が上位にきており、同和問題以上に課題とすべき人権問題が多く存在しています。

 

 子ども手当てや人権問題を通じて議論する中で、自分の意識や知識では及びもつかない価値観からの発言やアンケート結果にふれ、自制することや驚くことがあります。

 議会の中では、議員全員が選挙で選出されており、その議員の発言を公式の場で「その考え方は間違っている」と指摘することは基本的には控えています。また会議の中断(休憩)中に「間違っている」と指摘しても、人生観に近い個人の価値観を変えられるとは思えず、ここはやはり粛々と正しい行政施策の実現のみに集中し審議をしなければなりません。

本日は10時~本会議場にて平成23年度3月補正予算の採決が行われます。

身近な社会貢献としての減量(経過報告)
(開始時H22年11月83.5kg 目標H24年7月75kg 減量率10%)
前回体重75.6kg(朝測定)
本日体重75.6kg(朝測定)

*最後の踊り場、継続して頑張ります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする