6月20日(月)、朝は9時~会派メンバーにて前週までの各委員会(建設環境経済、文教厚生、総務常任委員会)での内容を共有。その後は10時~本会議が開催され、高校生の入院医療費の無料化について原案訂正が提案されました。
訂正の内容は、その対象者についてで、原案では18歳までと言えども、働いていれば対象外としていましたが、今回は定時制高校等に通っている人は対象者であるべきではないか、という島津明香議員はじめ数名の疑義に対し、当局も「確かに」との見解に立ち、所得制限(本人の年収で440万円程度以上は対象外)を設けることで、対象を拡大する形で原案訂正がされ、この件も含め明日可決される見込みです。
そして、本日のメインイベントは先日も掲載させて頂きました現在高砂市が取組もうとしている3事業(市役所庁舎建設、高砂町内にある工楽邸含む堀川周辺整備計画、中学校給食)について、11時過ぎから「諸報告」という議事に残る形の報告が行われ、午後7時頃までみっちりと質疑が行われました。
その中で私が質問をしたのが、パブリックコメントにて質問をされているが明快に答えが記載されていなかった「側方流動」なる現象に対する対策の必要性についてです。
「側方流動」とは、河川流域等で地震の時などに起こる現象の様ですが、岩盤より上の層がずれて低い方(即ち河川側)に流動することで、これが今回の新庁舎建設予定地である現在の市役所庁舎で起こることに対しては対策がとれているのか、また実際に大丈夫なのか?というもの。これについては「後日明確に回答をします」とのことで、正式な回答は頂けず、どうなるのか、納得を得る応えの必要性を感じています。
(下の資料は、液状化現象に対する対策の説明資料、液状化には対策がとれても側方流動には耐えれるのか、そこが知りたい)
その他にも、土地・建物工事のスペシャリストである我が会派の石﨑徹議員からの明姫幹線南地区での用地取得に関する期間(5年)と必要経費の有り方には是正の余地があるのではないか(これを是正すれば明姫幹線南地区でも費用・工期が現地建て替えと殆ど変わらない?!かも)等の意見も議論・検証の余地の残す所であり、(案)を作成する当局が、自分達の案を「最善であること」を説明する為に、その意図で作成した資料ではないのか、と疑ってしまいます。(ホントに)
他にも、川端宏明議員の「市長が決めた(案)に反論をする虚しさがある」の発言等は、最大会派として市長と歩調を合わせながら自らの思いを実現していきたいと考えておられるであろう立場(推測です)より、自然に出た言葉と思うと、「そうだろうな~」と共感するとともに、その中でどう発言し振舞っていくか、「悩んでいるんだろうな~」と自分で納得していました。
市民の皆さんが幸せを感じられる様に、どうあるべきか、幸せは人によって違うだけに、自分がどう考えるか、何がベストなのか、をしっかりと考え、会派のメンバーや他の議員にも刺激を受けながら、明日からも行動をしていきたいと思います。