↓写真は、京阪電車の1000系ですが、この1000系は3代目となるらしいです。
昭和53年に7両編成6本の42両が、旧型車の機器流用車である700系の車体を利用し、台車や電気機器を新製して製造されたカルダン駆動を採用した高性能車です。台車は5000系に準じたものが採用され、モーターも5000系と同じ出力155kWのものを装備しています。
(5000系については、6月13日ブログ参照)
車体となった700系は、もともと戦前に登場していた1000系(2代目)の車体更新車で昭和43年~昭和45年に車体を載せ換えているので、現在の1000系電車は3代目となる訳です。
700系の車体の特徴として、同時期に登場した2200系等と窓配置が大きく異なり、2連窓を二つ並べた側面と扉枠一杯まで広げたドア窓が挙げられます。
1000系への改造に際しては、正面貫通幌の撤去や方向幕・種別表示幕の設置、前照灯のシールドビーム化などが行われたため、700系時代とは全く顔つきが変わり、かなり印象が変わっています。
長くなりましたが、このように1000系は、元は吊り掛け駆動の車体新造車が、2回の更新を経て全くの別物と言っても良いほどの変貌を遂げた極めて珍しい車両とも言えますね。
↑ 6月13日 京阪電車滝井⇔千林間 1000系
昭和53年に7両編成6本の42両が、旧型車の機器流用車である700系の車体を利用し、台車や電気機器を新製して製造されたカルダン駆動を採用した高性能車です。台車は5000系に準じたものが採用され、モーターも5000系と同じ出力155kWのものを装備しています。
(5000系については、6月13日ブログ参照)
車体となった700系は、もともと戦前に登場していた1000系(2代目)の車体更新車で昭和43年~昭和45年に車体を載せ換えているので、現在の1000系電車は3代目となる訳です。
700系の車体の特徴として、同時期に登場した2200系等と窓配置が大きく異なり、2連窓を二つ並べた側面と扉枠一杯まで広げたドア窓が挙げられます。
1000系への改造に際しては、正面貫通幌の撤去や方向幕・種別表示幕の設置、前照灯のシールドビーム化などが行われたため、700系時代とは全く顔つきが変わり、かなり印象が変わっています。
長くなりましたが、このように1000系は、元は吊り掛け駆動の車体新造車が、2回の更新を経て全くの別物と言っても良いほどの変貌を遂げた極めて珍しい車両とも言えますね。
↑ 6月13日 京阪電車滝井⇔千林間 1000系