風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

近くのツタヤが閉店となりまして

2021年09月18日 | 映画/ドラマ/アート/読書

そういえば最近映画を観てないなあと、久しぶりに家に現れた娘と話をしていたところ、

お父さんの好きだった良き時代の映画を一緒に観ようと相成りまして、向こう口のツタヤに映画を借りにそそくさと出掛けたのです。

何だか多くの人だかりに、なるほど台風とコロナで引き籠り家族が大勢いるのねと、

慌てて中に入ると、「閉店セール」をやっとりました

なんと、台車に段ボールを積んで何百枚ものDVDを会計している方々も

DVD一本500円との事。

これは転売目的の輩達だなと横目で睨み、そうなると借りるのではなく買うのだと心を切り替えたのです。

とは言え、まだまだ多くの映画達が陳列棚に並んでおり眼鏡を外し戦闘モードに突入です。

棚を隅から隅まで目で追える範囲で立つと知らない方と暫し同方向を向いて超接近タイムとなります。

この方々は転売目的ではなく、自分の見たい映画を探しておられるのだと思うと、

ライバルでもあり、同志という仲間意識が芽生えてきました。

それぞれ意中の映画を見つけるとささっと手が伸び小脇に抱えるのです。

僕は、

「レッドオクトーバーを追え」

「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」

「マイノリティ・リポート」

「オールウェイズ」

「ディープ・インパクト」

「はじまりのうた」

をゲットし、時計を見るとすでに一時間半。

戦闘モード疲れました。

更に30分ほど、大好きな「刑事ジョンブック 目撃者」を探し3往復しましたが見つかりませんでした。

で、家に帰ったら気分屋の娘は「遅い~!」と叱られまして映画鑑賞中止

仲良く観ることは出来ませんでした。(泣)

 

おしまい(泣)

 

 

 

 

 

 

 

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大久保一久様のご冥福を祈ります

2021年09月16日 | 日記

「風」の大久保君が亡くなった事、今朝Yahoo!ニュースで知りました。

脳血管障害の後、脳梗塞を患い長い間の闘病生活、17年発売された「風」のライブ映像を観て良くなる兆しを期待していたのに。

お酒が大好きで飲み過ぎとのうわさも聞いたことがあります。

実はこの歳までギターをいじっている最初のきっかけは

当時、中学2年生だった「風ファーストアルバム」の出会いでした。

友達は皆「海岸通」が良い!って言ってたのに、僕だけ「なんとなく」が一番好きでした。

その後、フォークからAOR的に変化していった「風」は、

正やんの心地よいメジャー・セブンスのメロディーに負けず劣らず久保やんの作る曲も今聴いても素晴らしいのです。

「ふるさとの街は今も」「デッキに佇む女 」「おそかれはやかれ」「トパーズ色の街」 

「あの娘の素顔 」「あとがき」「すれちがった肩ごしに」「やさしさに気づかないまま」

僕の中学生、高校生が、そして好きだった女の子も一緒に浮かんできます。

 

また、ライブ以外でも縁があって

一度目は大学生の時、巣鴨のホームでギターを抱えた久保やんに遭遇しました。

話しかけることも出来ず会釈をしたのを覚えています。

もう一つは、同じ時期にダスキンのアルバイトをしていたのですが、

板橋区の住宅街で「大久保一久」という表札を見つけたのです。

当時アルバイトでも新規のお声がけも仕事だったので、意を決してピンポンを鳴らすと奥様が出てこられました。

「ダスキンのハンデ―モップはいかがですか?」とセールスしたのです。

優しそうな奥様にやんわりと断られましたが、

「風の大ファンでした」と告げると、笑顔でありがとうございますと仰いました。

 

もう一度お二人の演奏を聴きたかった・・・。

心からご冥福をお祈りいたします。

今日一日BGMは「風」だね。

 

 

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秋の気配を感じて「青りんごの思い出」

2021年09月14日 | 回想録

ここ、二、三日前から金木犀の香りを乗せた秋の風が頬を撫でます。

そしてこの金木犀を胸いっぱい吸い込むと、何故か小学校の運動会を思い出し青ミカンの香りもついてきます。

五感の中でも匂いは過去を鮮明に導いてくれるといいます。

香水とかね。俺は関係ないけどね。

春を告げる沈丁花も一つ。

新しい教科書と工作キッドの粘土が連動します。

もう50年以上前の事なのに。

 

匂いでいうともう一つほろ苦い記憶が想い返されました。

それは「青りんご」

確か小学校3年生だと思います。

ランドセルを家に置いてすぐ友達と近くの野山に遊びに出掛けたある日の事です。

遊び疲れた夕暮れ時、その山の中腹にあった「農林試験場」(当時僕らはそう呼んでいました)現【広島県立総合技術研究所農業技術センター果樹研究部】にたわわに実った果物を見つけ中に忍び込んだのです。

当時、自然の中で遊ぶ僕らは、柿やイチジク、アケビにビワとかが野山に実り自然のおやつに恵まれていました。

なんの果物に惹かれて忍び込んだのかは思い出せないのですが、

お腹を空かせた小学生は果物を物色していると、

「こらぁ~」と大人の人が現れいきなり捕まってしまったのです。

神妙な気持ちで施設の中に連行され、ここで待ちなさいと暫し大きな部屋の片隅に座らされました。

僕らは、「警察に連れていかれるのかな」とか

「学校とか親に連絡されるのかな」とか、

まだ9歳の脳みそで、人生終わった感ほど重い気持ちで暫し佇んでいたのです。

ドアが開き、さっきの大人ともう一人女性の職員さんが、

大きな皿に切ったリンゴを乗せて入ってきました。

「今度来るときは玄関から入りなさい」

「お腹すいたでしょ。これは青りんご、今新種改良してるんだよ」と差し出されたのです。

親と先生に叩きのめされる事を想像し、思考回路が止まっていた僕たちは、

楊枝に刺さった青りんごを涙と一緒に食べました。

食べ終わった後、施設内の見学、大きなビニール袋に青りんごの入ったお土産まで頂きました。

青りんごの飴やガムを食べると、

あの日の香りと、名前も顔も忘れてしまったあのお兄さんとお姉さんへの感謝の気持ちも蘇るのでした。

 

 

 

 

 

 

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オリジナル曲「この雨が止むまで」YouTubeにアップしました!

2021年09月09日 | 音楽の話

さて、定年退職して早3カ月。

この充電期間中の目標に掲げた一つ。

今まで作ってきたオリジナル曲を録音して、自主製作でCDを作ることでした。

ところがこのご時世では、YouTubeに動画も作ってアップするのが手っ取り早いとの事。

進化についていけないおじいさんですが、

ギター一本で作った曲をアレンジをしていろいろ悪戦苦闘しながらやっとここまでたどり着きました。

音入れただけで本当はこれからミックスダウンというとても大変な作業があるのですが、

同時にこの曲にふさわしい写真を撮ったが故、音の完成は後でいいやとなりまして

まだ途中の音楽と動画を組み合わせてみたのです。

へへ。

僕の声初公開となりますが、老後の楽しみの一つの一曲目是非聴いてください。

「この雨が止むまで」

今日の雨に似合うかも

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トムヤムクンラーメンを作りました!

2021年09月08日 | 男の料理

コロナでタイに行けないので、せめてお家でタイを味わいました。

実は、昨日「業務スー&みらべる」でこんな物を見つけたのです。

ほぉ~1000ⅿLに大匙三杯でトムヤムクン鍋ができるのね

この前、紅生姜で失敗したけどこれは大丈夫かなぁと、一抹の不安を感じながら買って帰りました。

シロクマ君のノーリアクションをクリアし、

本日早速「トムヤムクンラーメン」を作りました

サンダルはいて裏庭のダイエーでパクチーを調達し、

ニンニク、豚バラ、しめじを炒め500mLの水に大さじ1.5杯を溶かし入れ、

モヤシを放り込み茹で上がった麺と丼の中へ。

旨い!

「この店旨いね!」と同僚とふぅはぁしながら食べた美味しいラーメン屋さんを彷彿させる味です。

スープを飲んでふと感じたのは、「ティーヌン」と全く同じ味なのです。

寸分の狂いもなく同じ味。

もしかしなくても「ティーヌン」さんこちらをご使用なのではと確信した美味しいスープでした。

素晴らしい出会いです。

よおし今度は海老ちゃん投入しよっと。

 

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雨続きの独り言

2021年09月06日 | 独り言

未だに慣れないスマホと格闘しながら、早二週間。

やっぱりね。

デジタル系の適応能力がないことを痛切に感じます。

Nikonと新しいスマホがWi-Fiで繋がらないので半日いじり続けました。

で、ああここねっ!と理解してないまま、いつの間にか接続されていました。

全く腑に落ちません。

デジタル登山でいうと4合目辺りで道に迷い、

ほど遠い頂上を眺めては、この辺りでお昼にして帰ろうか的気分なのです。

身体も脳みそもあちこち酸化してるしさ。

最近の行動は一度玄関の鍵を閉めて、数歩歩いて鍵を開ける作業が良くあります。

このリターン行動は二度、三度続くこともあります。

一番の要因はマスクです。取りに戻りマスクを着けると今度はバックを玄関に置き去ります。

またマイブームの口癖は、「あれ、何するんだっけ?」

ソファーから立ち上がり、冷蔵庫開けたり、パソコン部屋に辿り着くと良く発します。

「あぁあ」なしょっぱい奴に成り下がっています。

くよくよ落ち込んでいても仕方がないので、

先日、カメラと三脚を抱えタイトル「雨の情景」として、イメージ写真を撮りに彷徨いました。

充実した雨の日を過ごせましたとさ。

さてと、ゆるりと頑張ろっと

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