風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

赤城山へ

2023年04月30日 | 山歩き

ブログをサボっていた理由に挙げた山登り。

実は、群馬県の赤城山へトライしておりました。

仕事を始め、いきなりトップギアで頑張ったので、

腰を悪くしコルセットを巻いて出勤していたのです。

これは、山登りどころではないかもと様子を伺いながら向かったのです。

腰の調子悪ければ、

ガイドブックの写真のように新緑の緑に包まれ、大沼畔に車を止めて、

そよ吹く風に包まで昼寝でもと考えておりました。

 

赤城山の麓は新緑でした。

ヘアピンカーブを重ねるごと緑は無くなり、

大沼を囲む木々は冬のまま

気温は3℃

とてもとても窓を開けて昼寝なんぞ出来ませぬ

 

こうなったら登るしかないと、

赤城神社に手を合わせ黒檜山登山口に辿り着くと、

そこには恐るべき急登が待ち受けておりました。

岩がゴロゴロ、手足を使い四つ足歩行を約90分。

これはハイキングではなく、まさに山登りです。

 

腰が痛てぇと、這いつくばりながら到着した山頂は、絶景が待ち受けておりました。

駒ケ岳を経由し、腰が痛てぇと呟きながら、

時には叫びながらの道のりでした。

 

総論

赤城山はこの季節ではありません。

5月~6月が良いのかも。

 

これを書きながらも腰痛が続いております。

どうか、ギックリ腰になりませんように

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奥武蔵 「丸山」へ

2023年03月08日 | 山歩き

花粉症を忘れていたわけではないけど、

花粉症なのに、杉の花粉を浴びて来ました

西武秩父線の「高麗駅」辺りから、ドアが開くと鼻がムズムズし始めまして、

上りとの連絡待ちや、特急ラビューの通過待ちで、

山に囲まれた駅でドアがずっと開いていると、

目に何かが入って来るのが良くわかります。

「痒い」、「マジ痒い!」と登る前から攻撃を喰らいました。

 

芦ヶ久保駅の果樹園の車道をゆっくり進み、

振り返ると、

削り取られ出会う度に風貌を変えても、

威風堂々とそこに「武甲山」はありました。

そして、杉花粉のシャワーを浴び、

丸山山頂へ到着。

達成感を味わいながらの熱々鍋焼きうどんは旨し

ビールも旨し

 

ほのかな梅の香りと春を告げる沈丁花の匂いを感じ麓まで。

花粉症の目薬を何度も注入し無事下山しました。

 

家に帰って、目ん玉取り出して綺麗に洗って装着しました。

と、書きたいほど今も痒いのでした。

 

おしまい

 

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奥武蔵 芦ヶ久保 二子山へ

2023年02月11日 | 山歩き

洗って綺麗になった登山靴を眺めていたら、

また山に登りたくなりまして、

陣馬山からちょうど一週間後、僕らはこれに乗っていました。

到着したのは、西武線「芦ヶ久保駅」

今日の、目的地は「日向山」です。

駅前は日曜日とあって多くの登山者が賑わっていました。

おお、仲間達よぉ

一般の観光客も散見され、氷柱のイベントが開催されていました。

 

僕達は登山靴を履いてる人を目印に後について行ったのですが、

「日向山」のルートから逆に歩いている事に気付いたのです。

皆、どこの山に登るのだろう・・・。

改めて、芦ヶ久保駅から登れる山をガイドブックで調べると

「二子山」「武川岳」縦走を見つけたのです。

「日向山」方面はだれも向かいません

一週間前と同じです。

登る前になぜこんな決断をしないとならんのよ。

僕は、長い物には巻かれろ大作戦で「日向山」より200ⅿ高い「二子山」に向かうことにしたのです。

トンネルの下には氷柱。

荒々しいゴロゴロした岩を抜け、ロープの張ってある急登をクリアして、

二子山に辿り着いたのです。

右手には「武甲山」

この景色を拝みながら判断は間違っていなかったと確信し、

さて、なべ焼きうどん!と、ガスバーナーをリュックから出しました。

 

はい!そこまででした。

 

今度は、シロクマ君が・・・。

滞在時間5分。

僕らは慌てて登った道を下山しました。

おかしな夫婦です。

でも、芦ヶ久保の道の駅で、

わらじカツ、豚焼き丼を食し、

紅茶ミックスのソフトクリームを堪能しました。

一週間前、陣馬山の山頂に辿り着く時間には、

お家で早風呂に浸かっておりました

 

めでたし めでたし

 

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陣馬山へ 最終回

2023年02月06日 | 山歩き

ダラダラと綴ってしまいましたが、最終回です。

最終回と言いながら起承転結を期待される文脈ではありません。

結論から言いますと、景信山から陣馬山まで思ったより遠かったという事です。

最初はあんなに人が多かったのに、三時近くになるとすれ違う人もいません。

挙句の果てに、

膝が痛いとか、

まだなの?とか、

明るいうちに下山出来るの?とか、

いろいろ「とか」攻撃を受けまして、

景信山でビールを飲んで楽しかったあの時間は、どこへ行ってしまったのだろうと、

山道を歩きながら考えた次第です。

で、四時過ぎにやっと到着しました。

誰もいない・・・。

とても寒々しい陣馬山の山頂でした。

山頂からの展望も暮れ行く一日を告げようとしています。

滞在時間5分。

閉まりかけた茶屋のご主人に慌てて下山の方法と時間をお聞きすると、

陣馬山高原下バス停までの道は、北側なので抜かるんでて滑りやすく時間もかかるとの事。

もう一つの和田バス停までの道をとても丁寧に教えて下さいました。

バスの時刻も確認し生きて帰れる安堵感に包まれました。

「明るい楽しそうな陣馬山を見たかったぁ」と、

一言攻撃を受けましたが、

しっかり労わりながら無事下山出来ましたとさ。

 

ここで二句

「山登り 早寝早起き 早下山」

「重いから 家で済ませて 出掛けましょ」 

小仏バス停に、もしトイレが無かったら、もっと悲惨な事になっていたでしょう。

反省!

 

おしまい。

 

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「景信山」陣馬山へ その参

2023年02月01日 | 山歩き

ベルトコンベアに乗った景信山までの山道は、

シロクマ君のペースに合わせ、何度も「お先どうぞぉ」を唱えたことか。

すれ違う方には「こんにちは~」

後ろに気配がすると「お先にどうぞぉ」です。

多くの方に道を譲りながら、程なくして景信山に到着しました。

見渡すと、あっちこっちで宴の真っただ中。

ビールだけではなく、ワインボトルや一升瓶まで

掛け声とともに餅つきをされているグループもありました。

まあよく一升瓶担いで来られたもんだと感心しながら、

茶屋でガスコンロの許可書を頂き、なめこの天ぷら注文すると、

ふと視線を感じたのです。

看板犬さんか、門番さんか、奥にも2匹、手前に1匹日向ぼっこをされていました。

 

山頂の賑わいに暫し気圧されるも、

テーブルに着き持って来たビールのタブをプシュっとします。

天ぷらを摘みゴクゴクしたら、やっとここの空気に馴染みました。

おにぎりと熱々ラーメンを啜り、堅焼きポテトとナッツをあてに、

山頂の風に吹かれました。

暫しくつろぐと、くつろぎ過ぎたことに気が付いたのです。

時計を見ると2時近くになっていました

宴の方々はココが最終目的地。

僕達の目的地は陣馬山、あの白い馬を拝むために紆余曲折してやってきたのです。

 

さて重い腰上げていざ陣馬山へ

 

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陣馬山へ その弐

2023年01月31日 | 山歩き

バスから降りた大勢の登山者は僕達を残し先に行ってしまいました。

金魚の糞大作戦も失敗に終わったのです。

仕方なくガイドブックもYAMAPアプリも無いので地図を眺め現在地を確認します。

どうやら、小仏峠と景信山への選択肢があることが理解出来ました。

僕は、なんの脈略も無く道路交通情報センターの阿南京子さんの声を思い出したのです。

「小仏トンネルを先頭に渋滞20㎞です」

あの素敵な声に導かれ「小仏峠」を選択したのですが、

この選択が後の不協和音を奏でることになったのです

約50分後、小仏峠に到着しました。

日曜日とあって、左は高尾山、右が陣馬山方面と、行き交う人々に圧倒され、

ベルトコンベアー乗った如く僕たちは景信山を目指しました

 

つづく

 

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今年初の山歩き!「陣馬山へ」その壱

2023年01月30日 | 山歩き

訛った身体を奮い立たせ、寒いけど急遽、山に登ろうと相成りました。

暮れにモンベルで購入したリュックが

いつ行くのさ?ずっとここにいるの?と聞いて来たからです。

飾ってあるだけでは申し訳ないと、いろいろ詰め込んでいざ「陣馬山」へ。

写真でしか見たことのない、あの白い馬のオブジェを生で拝見したかったのです。

今年初の山歩きは軽めに行こうと、高尾駅からバスで陣馬高原下で降り往復の予定でした。

高尾駅に到着すると、何故か登山客の流れに乗って京王線の改札を通り抜け、

高尾山口に足が向いておりました

発車のベルと同時に我に返りまして、

高尾山じゃない!陣馬山だ!と間一髪慌てて飛び降りたのです。

何をボケているのでしょうか。

今思えばそこから歯車が狂い始めたのです。

 

北口①番乗り場から、多くの登山客を乗せた陣馬高原下行のバスが、

まるで手を振るように遠のいて行きました。

空っぽになった①番の時刻表を、太川さんの様に眺めると一時間後

ふと見ると②番乗り場から「小仏」行のバスに多くの登山客が今まさに乗り込もうとしておりました。

どうしよう。

小仏から登るか、待つか!

即断即決を迫られるまさにこの時、僕は、もよおして来たのです。

比較的のんびり家を出た今日は、一時間の待ちは命取りになりかねぬと、

お腹をぐっと引き締めバスに乗り込みました。

バスに乗り込みまず最初に取った行動は、

この辺りの山を知り尽くした友人にメールをしたのです。

その後、返信の無いまま立て続けに、

 

僕は、「ある」の返信に今日一日の幸せを感じ取りました。

山登りはもうどうでもよい!

「ある」にとっても感動したのです。

小仏のバス停を降りると、後光を差したトイレがありました

トイレから出ると、

満面の笑顔で、呆れているシロクマ君に言いました!

「よし!登ろう!」

 

つづく。

 

 

 

 

 

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三つ峠へ その三

2022年12月03日 | 山歩き

富士吉田の道の駅を後に、真っ暗闇な中をひた走り、

寄り道したのはセブンイレブン。

そこでサンドイッチと挽きたてコーヒーで目を覚まし、

三つ峠登山口駐車場へ到着したのは、まだ星空を拝める時間でした。

舗装された駐車場はもう6台が詰まっており、

その少し下の空きスペースに駐車して時計を見ると6時前。

その後、続々と車のライトが登ってきました。

暁、東雲、曙の空を木々の合い間から感じながら、

一日遅れの三つ峠登山の始まりです。

で、途中写真撮るの忘れました。

が、上り始めて約一時間、この方が出迎えてくれました。

昨日、下から拝み感動し過ぎたので、

ハイハイ富士山ね!とお腹いっぱいかなと思いきや、

威風堂々とそびえ立つ姿に、

「富士は日本一の山」と思わず口ずさんでしましました。

そして、山頂へ。

南アルプスに

八ヶ岳。

そして、この方です。

晴れた日のこの季節ならではのパノラマです。

ステキな時間を過ごしました

 

おしまい。

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三つ峠へ その二

2022年12月01日 | 山歩き

早朝、目隠しを外し窓の外を眺めるとどんより曇った空。

そしてキャンピングカーやワンボックスが想像以上に増えておりました。

土曜日だからね。

僕らは早速ベッドルームから、ダイニングにセット替えしまして、

パンを焼きながらコーヒーを啜りました。

三つ峠登山は翌日に延ばしたので今日はのんびり過ごすことに決め、

まずは近くの寄り道の湯へ

なんと、その日は11月26日「いいふろ」の日で、入湯料1,200が700円

朝からとても得した気分となりました。

そしてお昼は、少し行列の出来た「みうらうどん」へ。

初の吉田うどん

啜るのではなく嚙みちぎる感覚で喉に通しました。

午後は、河口湖湖畔を一周。

 

とてつもなくデカい富士山を拝みました。

そして、その日の宿「道の駅 富士吉田」へ。

日本酒をチビチビやりおでんを食らい、

明日は三つ峠に登るぞ!と心に誓いましたとさ。

 

つづく

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三つ峠へ その一

2022年11月30日 | 山歩き

金曜の夕方、思い立ったら吉日大作戦で、

関越から圏央道、そして中央高速をひた走り

都留の道の駅に到着したのが18時を少し回った時間。

早速、車中泊の準備をし車内はダイニングルームへ

ビールのタブをプシュッとしながら、豆乳鍋をつつきました。

よし!明日は早朝から三つ峠登山口の駐車場まで早起きして行くぞ!と、

天気予報を見ると土曜日は雨でした

僕は基本的に脳みそも晴れ男なので全然天気を気にしていなかったのです。

さてどうするものか・・・。

もう一本ビールをプシュとしまして、

もう一泊しようと心に決め二泊三日の車中泊の旅が始まりました

 

つづく

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