今週は挨拶回りと師走の追い上げで、
おじさんは足が棒になるほど歩きました。
今日は君のお客さん、次は貴方の日といった風で、部下と日取りを決め、
常に私達はお客様に支えられている感謝の気持ちを込めてご挨拶させて頂きました。
で、木曜日
まだ30代なのに血圧の高いお太りの部下と同行しまして、
茅場町から始まりモグラの如く地下鉄で移動しておりました。
そして、清澄白河でコーヒーが香りが立ち込街角でふと足を止めたのです。
なんと香ばしい良い香りでしょう。
振り返ると、自分が記憶にある「喫茶店」という概念を逸脱した
倉庫みたいなところに老若男女の列が出来ておったのです。
「ブルーボトルコーヒー」
「君知ってた?」と確認をすると、
「僕は飲んだことないけど有名ですよ」との事。
ほー・・・。
君は知っているのか。
時代の流れに乗れそうにない風体の君が知っているとは、
コーヒー好きの僕がそのまま通り過ぎるわけに行きません。
促すように扉をあけ、二人ともオドオドしながら
訳も分からずドリップコーヒーブレンドを注文しました。
改めて見回すと天井が高い!なんと贅沢な空間なんだろう。
挽きたての豆の香りに包まれ、
目の前でドリップする若い男女の店員さんの手際の良さに目を細めておりました。
「僕は女の子の方が入れてくれたコーヒーが飲みたいなぁ」
まだ若いのにおっさんみたいなこと言う部下にあきれながら、
男性の方が僕たちのコーヒーが出来た事を知らせてくれました。
「あ~ぁ」という部下を無視し一口。
なるほど、酸味は少ない大人の味です。
実を申しますと、コーヒー好きと言いながら
苦いの苦手でして、いつもアメリカンなのです。
スタバ、ローソン系の味より、
ドトール、ベローチェ、セブンイレブンの方が好きなのでした。
でもね。
歩き疲れた身体には暫しの休息になったとさ