82歳からの旅

私の記録

  体罰問題について ~ 参考の新聞記事を ~ 毎日新聞の記事より

2013年01月12日 08時55分45秒 | 教育
   1月12日 土曜日  
 昨年の2月4日(土曜)毎日新聞の北九州版の記事を抜粋しますので
参考にしてください。
  なぜ強い2011年度の高校スポーツ界で全国優勝に導
いた監督に日本一の秘訣を探るシリーズ2回目は、高校総体、国
体2冠の山口県立華陵高女子ハンドボール部の吉兼監督(50).90年代にも
他校の男子チームで4度、日本一となった名監督が心がけた事は ー 再
び掴み取った栄冠の背景には、スパルタからの転向があった。

 優勝が義務付けられた地元・山口国体の初戦4日前、練習を取材に行くと、
予想外の光景が広がっていた。アップ時には、ポップスが流れ、和やかなム
ード最後には監督が「あと何本やりたい?」と問いかけ、選手たちが「3本
やります」と回答を決める。いわゆる伝統校では考えられない雰囲気であった。

 「選手に任せれば『やらされている』と思わないので、手を抜かない。ロボット
では、選手は指導者を超えられない。スパルタは指導者を満足させるだけの
練習です」 
 
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 以下新聞文面概略説明 今では温厚な監督ですが昔は違った。…・選手が
自分の要求どうり動かなければ声を荒げた。「今日はここまでやる」と決めた水
準に達しなければ何時間でも練習を続けた。深夜12時を回る事もあった。長男の
出産日にも病院へ行かず、父の葬式の翌日には練習を再開した。・・・・・・・・・・・・
「24歳で伝統校を任され、結果を出さなければと思い、余裕がなかった。・・・・・・・・・・・

 きっかけは能力の高い選手が集まらず…・選手の為に・・指導が負担になっ
ていることに気づいた。
 「一人一人の元のレベルは違う。少しでもうまくなれば褒めるようになった。」
 今でも怒ることはある。でも理由が変わった。「以前はミスと言う結果に対して
怒っていたが、今は過程を見る。集中力のないミスは怒るが、チャレンジのミス
は怒らない。練習はミスをして学ぶ場所。・・・・・・・

 『高校2年半で結果を求めるならば、スパルタの方が簡単かもしれない。でも其
処が人生のゴールではない。…・社会に出た時に魅力ある人間になって欲しい。
その為には、自分で考えて行動できる『自立』が必要」
 必要な事は選手たちをよく見る事。…・話かけるタイミング…略

………遠征で新幹線内で静かにしていた選手達を見て、すかさず「さすが日本一
のチーム」と褒めた。気が緩みかける帰りの車内で、選手たちがお互いに注意して
静粛を保った。等々

「今の目標は選手を育てる事ではなく、指導者を育てる事」将来の地域の宝になる
・・・・・・・・・・・・省略・・・・・・・・・・・・・
 学習には今の自分より高い目標を持たせ、それに向かってチャレンジさせる。其
処には抵抗があり、それを如何にして乗り越えさせるか?。其処に指導者がどの様
に関わって行くか、が問題である。
 
 子供にやる気を起こさせる…楽しみながら練習をする…自分の目標を持つ・練習
計画を…気付いた事はお互いに教え合う…判らないことは尋ねる…等々そうして自
分を向上させる自分がいる、その自分を育てる事が教育の根本であると私は思う。

                  未完
 
 
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コメント (2)
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