82歳からの旅

私の記録

 ~ 失敗から学んだ事 ~ 2

2013年12月19日 18時38分06秒 | 教育
     12月19日 木曜日  

  朝の連絡会で今朝起こった事の、事実の共通確認をする。
   1、外部からの対応窓口を、教頭がする事の確認。
   2、対外折衝は今日に限り、校長がするが事後教頭と担
     任もする。 
   3 事後適宜解決した内容について結果を報告する。
     これは 後で追加しました。 

  早速行動
   1 被害児童の家庭に  9時20分 ~ 10時50分
     ・ 今日の朝の事件の内容をを、報告しお詫びを言う。
     ・ 事件の処理は学校が責任を持って当たる。
     ・ 外部から尋ねられても、一切は学校に任せたので
       それ以上は話さない事。特に新聞記者などには 
       ・・・どの家庭も快く受け入れてくれました。
       
     ※ そうして一切お任せします。「大変でしょうが頑
       張って下さい。」と励まされました。
      
   
   2 教育委員会に報告 11時30分 ~ 12時30分

     ・ 教育委員会指導部に事件の、内容の現段階迄を
       報告する。( 指導部長に口答で報告する ) 

   3 新聞各社が学校で、学校長の帰りを待っているとの
     電話有り
 
     教育委員会での報告中に、それで話を済ませて直ち
     に学校に帰る。 2時頃 ~ 3時過ぎ
  
     新聞記者への対応 
      読売新聞記者 ‥朝日新聞記者 ‥毎日新聞記者 
       他に2名ばかりいたと思う
    
     事件のあらましは、教頭から報告を受けていた。

      ・ 実験の事実を詳しく説明する。

      ・ 学校の指導の事実を説明する。 児童の「個」
        の能力に応じた、指導をしている事
      ・ 三人の児童のしたことについては、学校におちど
        が在るが私は、たたかれた児童には大変合いすま
        ない気持ちです。
         たたいた保護者の気持ちは良く理解出来ますが
         其の怒りは学校に向けて欲しかった。
     
       ‥話の途中で読売の記者が私に、「概要は良く解りま
        した、大変でしょうが私はこの件から降ります。大
        変でしょうが頑張って下さい」と言って帰りました。
         他の記者も私に、励ましの言葉をかけて帰って行
        きました。

        新聞記者が何故早々と帰ったのか?其の一つは読売
        の記者と面識が有ったこと。
         二つ目は私は事件の当該者について、誰も責めな
         かった事ではないかと思っています。

        新聞記者が此の事件を記事にしなかった事は、私に
        は大変に幸いでした。

        ※ その頃障害者の子を持つ親は、健常児の子供と
          一緒に教育を受けさせたい雰囲気が有った。
          何人かの保護者が、個人的に頼みに来ていた。
          それで私は、保護者の気持ちを受け入れてあげ
          ていました。 

      ・ たたいた保護者への対応
         後日何回も家庭に行き色々と話をしましたが、完
         全な理解は得られませんでした。

     この保護者の基本的な考えは
       このお母さんが学んだ頃も、知恵遅れの児童が
       クラスにいたが、解らない子は先生は余り関わらずに
       したいことをさせていた。家の子もそうして欲しい

       私はこの子が生まれてから、今日まで色々としました。
       でもみんな駄目でした。
        「 先生方は1年か2年で受け持ちが替わるでしょ
       うそれで家の子が他の子供の様に出来るはずが有りま
       すか。」 と言うのです。

        私はお母さんのこの言葉を聞いて後で涙が出ました。
       それとお母さん「学校で立派に子供さんを伸ばしたあ
       げますよ。」と、きっぱりと言えませんでした。

       ・・・ 子供を育てる専門職で有りながら ・・・ 

     ※  誠意を持って事に当たれば、必ず相手に通じて私を支
        えてくれること。
        自分で出来る範囲の事を、すぐに行動でしていく事。
        自分に責任が来ないような、態度や言動は取らない事。
        そうすると誰かに、責任を持たせる様になる。                    
          

           
コメント (2)
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