合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

貿易実務検定:マーケティングは百貨店が教室?

2013-11-21 02:20:07 | 貿易実務検定
貿易実務検定:
マーケティングは百貨店が教室?

貿易実務検定
B級、準A級、A級には

 マーケティングという
 科目があります。

 輸入品の市場調査に
 行って来ます

 という口実を作って、

通関士試験が終わったこの時期

 学生を連れて
 なるべく外出します。

 関税評価や所属の決定で
 頭でっかちになっていて

 これを修正する
 必要があるからです。

 自分の目で観察する力を
 身につけてもらうように 
 しています。

以前は、大阪や神戸でも
見本市や物産展が
沢山開催されていて

 商談のブースから出てきた
 人を掴まえては

 貿易の勉強をしているんですが

 と言って
 インタビューを申し出ると

 皆さん、協力的で
 親切に教えてくださいます。

 貿易現場の生の声を聞けて
 刺激になるし

 習ったばかりの貿易の
 専門用語が次々に飛び出すと

 その後の学習意欲も増大する。

 なにより、テキストにない
 貴重な経験談を聞かせて
 貰えるのが嬉しいですね。

ところが、最近は、
このような見本市は

 大阪、神戸での開催が
 激減したような気がします。

 少なくともこちらの
 タイミングに合うものが
 極端に少なくなって、

 最近、利用しているのは

例えば、百貨店のフェアですね。

 今年は、阪急百貨店の
 英国博とイタリアフェア

 を利用しました。

見本市とは趣が違いますが
こうしたイベントには

 単に商品の販売だけでなく
 広報を兼ねて、実際に
 企画運営を担当された方も

 いらっしゃていて、

 こちらが、学生と先生で
 勉強のために来たと知ると

 商品との出会い、
 生産者と交渉
 独占販売権の獲得
 輸入の手続き
 国内での展開など

 事細かく話してくださって、
 
 印象深かったのは、
 商品に対する思い入れが
 尋常ではない点ですね。

 途中から、その方の人生を
 語ってくれました。

 企業秘密のような部分も
 あったようなので、

 ブログでは書きませんが、

 見本市とは違った意味で
 勉強になり感謝の一言。

サラリーマン時代も
市場調査という名目で
百貨店を良く利用しました。

 化粧品の研究開発の中では
 普段は、技術資料等から

 他社製品の動向や傾向を
 捉えるのですが

 視点を変えて百貨店などの
 売りの現場にも出かけました。

 勿論、海外出張の時も
 時間を見つけては

 百貨店巡りをしていましたね。
 その頃の習慣かもしれません。

新米の通関士さんも

 百貨店の商品を順番に
 分類して分類の練習をしたと
 言っていましたね。

英語学習者にとっても

 百貨店は教室です。
 一階の商品から順番に
 英語に訳したり、
 英語で説明したり

 結構、楽しめますよ。

話を元に戻して、
20年(?)くらい前にも

 学生とこのようなフェアに
 行って、それが切っ掛け
 となって、

 就職のお世話をして頂いた
 ことがありました。

 教室から一歩外に踏み出す
 ことによって

 何かが見えて来るし
 何かが変わることもあります。

 そこに人生の
 楽しさ面白さがありますね。

最近は、
食品の原産地とか商品名など
に関心があるようですが

違った意味での
百貨店お利用法でした。

ご参考になれば幸いです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする