ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
今朝は真冬並みの寒さを覚悟してたけど
とてつもない寒さというわけでもなく
ちょっと拍子抜け…
それでもまぁ風も吹いて寒いのだが…
初孫くんは上着も着ないで長袖ポロシャツ姿
さすがに寒いだろうと思って…
寒くないのかよ〜?
全然!
じゃあ屋根開けて行くぞ〜!
オッケー!
つい先程まで雨が当たっていたのに
上がってしまえば迷うことなく
愛車をオープンに…
シートに入り込んでくる外気は
風切る音も相まってやたら冷たく感じるが…
ほら寒いだろ?
上着着ないともう外出れないよ
いいんだよ!
オレの好きにさせて!
頑固というか意固地というか
そんなヘソマガリの小学一年生
いったい誰に似たんだろう?
初孫くんを送ったあと
雨雲レーダーを確認してみると
どうやらしばらくは降らない見込み
となると
半ば休足日にしようと思ってたけど
やっぱり誘惑に勝てず今日もジョグへ…
この子をお供にして…
半ば休足日の予定だったから
今日は絶対に頑張らないでおこうと…
というよりも頑張れない?
いずれにしても
少なくても年内は
もう頑張らないで走ろうと…
ノンビリとタラタラ走ってればそれでいいさ
大会が近いわけでもないし
何よりポンコツ老体の体力が続かない
ノンビリタラタラ走ってれば
毎日でも何とか走れるだろう
それにしても
やっぱり今日は寒かった
ロンTの下にハイネックの長袖インナーと
そして今シーズン初登場の手袋を…
長袖インナーも手袋も
鬱陶しく感じるけれども
寒さ対策には必需品で…
もっと寒くなれば
ウィンドブレーカーの出番になるけど
今日はまだそこまで必要ないと…
ただ今日あらためて感じたのだが
これだけ寒いと
どうしても持病の坐骨神経痛がヒドくて…
走りながら
これから再び暖かくなるまでの長い間
この坐骨神経痛に悩まされるのかと思うと
頑張る意欲もなくなって…
そんな月曜日の午前中
北風に時折り舞い落ちる小雨の中で
さすがに僕以外にランナーの姿はなく…
歩いてる人たちも
すっかり防寒具に身を包み
背中を丸めながら…
結構寒いジョグだったはずなのに
走り終える頃にはやっぱり汗だく…
走り終えて歩き出すと同時に
襲って来た寒さを強く感じていても
ポンコツジジイの汗は止まらず…
寒いと感じながらも汗が流れるという
お天気雨みたいなチグハグな感じ?
これからはそういう感覚が続くんだろうなぁ
もう冬になっちまったっていうことか?
足のシモヤケと手のアカギレ
今冬も避けられないのかなぁ
今日遅ればせながら自宅に届けられた
来年6月のウルトラマラソンの開催案内ハガキ
遅ればせながらというのは
エントリーがスタートした3日前の
先週金曜日にすでにエントリー済みだから…
本来は慌ててエントリーする必要もないけど
先着2,500名に限り
タオルじゃなくてTシャツが貰えるから…
欲ぼけジジイだからどうしても…
メンバーたちもすでにエントリー済みで
何事も不都合が起きなければ
またみんなで参加出来ると…
何とかして来年も走りたいと願うけど
半年以上も先のこと
果たしてどうなってるやら…
仕事をしていた頃は
何の疑問もなく翌年のスケジュールを
当たり前に考えてたけど…
この歳になると
やっぱりそんな簡単なわけに行かないと…
もちろん
まだ毎日走り続けていられるし
すぐにも死んじまいそうなこともないけど…
一般的には
何があっても何の不思議もない年代に
なってきたからなぁ
どこかで目にしたけど
老いてきてもそれまでやってたこと
続けて来たことは止めちゃダメらしい
続けて来たことを止めることによって
一気に老化が進むらしくて…
よくわからないが…
だから
毎日のジョグやマラソンを走ることは
これからも続けていかないとなぁ
まぁポンコツ老体が動く限りは
続けていけるとは思うけど…
もう一つのエロジジイの側面は
いくら続けたいと思っても
相手がいないことにはなぁ
実際にはジョグやマラソン以上に
老化対策には絶大の効果があると思うけど…
マジに相手がいないことにはなぁ
こればっかは
ビミョ〜だよなぁ…
願いを叶えてくれる誰か
どこかにいないかなぁ
誰でもいいから…
いや…
誰でもいいわけには行かないなぁ
やっぱり…
いつもより1時間遅れの起床
すでに明るくなってからやんわりと
日曜日だから…
リビングの暖房をつけようとすると
今日は暖かいから入れなくていいわよと
カミさんの指令…
そう言われると
確かに全然寒くなくて…
スマホのお天気アプリを覗くと
外気温17℃くらいでスンナリ納得
というよりむしろ
汗っかきジジイには
ジョグが暑くなって困った状況になるかも…
実際に準備のストレッチをしてると
俄に汗ばんできて奇妙な暖かさ…
週明けの明日からは
真冬並みの寒さになるはずらしいけど
寒くて震えるよりいいか?
今日はこの子をお供にして…
スタートした頃からちょうど陽が出て来て
妙に暑くなりそうな予感
そういう事情もあって
今日はいつものコースじゃなくて
上り坂の緩いコースで疲労抜きのジョグを
迷わずチョイス
そろそろゆっくり走って
疲れを取っておかないと
急に寒くなったときに限って
マジにどこかを故障しそうな気がして…
とりあえず
全く無理せずにゆっくり走り始めたけど
やっぱり俄に汗ばんできて…
体感的にはすでに20℃超えの感じ
風がなければ夏と変わらないほどにも…
やがて途中から雲が広がり
陽射しも消えてホッと…
まぁ暑くっても
疲労抜きでゆっくり走るだけだし
短めの距離で済ませておこうと…
結局は9キロも走ってしまったけれど
せめて8キロに留めておけば良かったと
少しだけ後悔
これでうまく疲労が抜けてくれればいいが…
まぁ抜けてなくても
明日以降は天気も良くなさそうだから
無理して走ることもないだろうし…
少しズルして休足日にしたって
バチも当たらないだろう…
明日は極端に寒そうだから
あらかじめ休足日にしておくか?
ジョグが終わって
ぬるめのシャワーを浴びてる間に
どうやら小雨模様に…
うまい具合に雨にも当たらず
疲労抜きのゆるジョグを終えられたと
ひと安心…
でも雨が降り出したので
洗濯を終えると例のコインランドリーへ…
今日はスレンダーで背の高いお姉さん
いるだろうか?
そう半ば胸をときめかせながら
愛車のルーフは閉じたままで…
コインランドリーに着くと
珍しく駐車場には車がたくさん停まってて…
雨模様の日曜日の午前中お昼前
混んでるかもとは思ってたけどやっぱり…
駐車場の端っこに愛車を停めて
お店の中に入ると機械は殆ど埋まってて
辛うじて2台だけに空きが…
もうお昼前だから
いつも掃除をしてる係のお姉さんたちは
いないだろうなと思ってたが…
そのとおり
スレンダーで背の高いお姉さんの姿は
見えなくて…
その代わりというか
ちっちゃいケバい方のお姉さんがいて
何人もいるお客さんの間から顔を出した
僕と視線が合ったとき
何かを言いたそうな表情をしたけど…
エロジジイの錯覚か?
僕の方から
今日は混んでるね〜とか言えば良かったか?
結局は
ちっちゃなケバいお姉さんとは
言葉を交わすこともなく…
このちっちゃなケバいお姉さん
後ろ姿は下手をすると30代にも見える
僕好みのスタイルで…
ただ顔を見ると
化粧が濃いせいか一見可愛く見えるけど…
よくよく見ると
スレンダーで背の高いお姉さんよりは
年上にも見えたりして…
でもまぁスタイルや着ているものは
全然ババアには見えないけど…
だからこそ惑わされるのか?
まぁどっちも似たような年齢だろう
おそらくアラ還くらいの…
まだ50代かもしれないけど…
だけど
アラ還女子ランナーのYさんと比べると
何だか老けてるようにも…
Yさんはとんでもなく若く見えるからなぁ
とてもお孫さんが3人もいるなんて
思えないし…
走ってるからなのか?
ても実際に
化粧を落としたり裸になったりすると
やっぱり残念だけど年相応なんだろうなぁ
かく言う僕もおんなじだよなぁ
遠目ならある程度は若々しそうに見えても…
そんな
ちょうど良い年頃?の彼女たちと
何とかならないかと想像してるエロジジイ
アラ古希になっても
考えてることがエグすぎるほどエロくて…
いったいいつになったら
こんなヤバい想像から卒業出来るんだろう?
さすがに
アラ古希某カオルさんのように
エロジジイの欲深い願いを叶えてくれる人は
そうそういないだろうし…
でもまぁ
単にそう願ってるだけなら
頭の中で考えてるだけなら
バチも当たらないだろう…
実際に実行に移さない限りは…
曜日感覚があるようでないようなこの頃
薄暗い時間に目覚めて
腕のGarminを覗くとまだ6時前
起きようかどうしようか迷ったが
そのうち今日が土曜日だということに気づき
もう一度布団を被ることに…
プータローの日々のせいで
曜日感覚がないというのが正しいのか
それともボケの始まりなのか
自分でもわからないけど…
とにかく最近
目覚めてその日が何曜日なのか
時間が経たないとわからなくなってきて…
これも老化現象なんだろうか?
それとも呑みすぎで
脳味噌が着実にヤられて来ちまってるのか?
そうかもしれないなぁ
いずれにしても
朝起きて今日が何曜日なのかが
段々とハッキリしなくなってきたのが事実
結局
起き出したのは7時過ぎになっちまって…
ジョグの時間が遅れることだけが
機能が落ちた頭の中で最初に思いつく始末
ポンコツジジイの日々の暮らしは
走ることを中心に回ってるからなぁ
アスリートでも何でもないのに…
今日のジョグのお供はこの子で…
今日はお陽さまは出てないけど
崩れるような天気でもない曇り空
むしろ
その方が走りやすいか?
全然速くもないジジイランナーなのに
逐一お天気を気にするのも変だけど…
それにしても身体が重すぎるというか
全然走れる状態じゃないと…
毎日午前中のジョグと
午後のウォーキングで疲れ切ってるのか?
それとも
最近やたら飲み過ぎになっちまってるせいか
はたまた坐骨神経痛のせいなのか?
とにかく
走らない方が良かったかもと
やや後悔するほど身体が重くて…
それでも
2キロ手前のちっちゃな美容室まで
我慢しながら走り続けると…
キュートな彼女はお客さんに熱心で
外を走る僕には気づかなかった素振り
ザンネン至極…
もう一度
彼女とツーショット撮りたいなぁ
落胆しながら4キロ過ぎの広場
最近必ず公衆トイレに寄る僕には
毎度お馴染みの場所だけど…
何やら6〜7人ほどの若いランナーたち
おそらく30〜40代たちだろう
集まってて何かの練習するんだろうか?
トイレを済ませて
彼らの横を通り過ぎるとき
おはようございますと挨拶をされ
一応オハヨウっすと返したけど…
老いぼれジジイもランナーの一員だと
認識されたってこと?
そうだとちょっと嬉しいかも…
そんな彼ら
上半身は長袖やらウィンドブレーカーやら
いろいろ寒さ対策だったけど
全員が短パンかハーフタイツで
いかにもランナー然りのスタイル
ノロノロとジョグを走ってるジジイとは
絶対に違う雰囲気の彼らのイデタチ
いかにも速そうな…
そう感じながら
まだスタートしそうにない彼らを後にして
再び走り始めたけど…
それから1キロも進まないうちに
怒涛のような勢いで彼らに追い越された!
まさしく怒涛のような勢いで後ろから…
追い越されてから
すぐ近くの交差点の赤信号で
何とかギリ追い着くことが出来たけれど…
青信号になるや否や
まさしく疾風の如く駆け出していき
あっという間に影が小さくなって…
おそらく
何かの大会前のグループ走練だというのが
ジジイの推測
何でもない普通の練習で
ロードをグループ走することなんて
滅多にないだろうから…
置いてけぼりになったジジイ
スピードアップも出来ず
相変わらずノロノロと走ってると…
行く途中で
何人かの速いランナーたちともすれ違い…
やっぱり
近々何かの大会があるんだろうなと…
ポンコツジジイランナーには
全く関係ない大会だろうけど…
そんな彼らのフォームを
見よう見まねで走ってみるけれど
くたびれた老体は相変わらずの重さのまま
とにかく今日は重過ぎた
最初っから最後まで…
いつものように
6キロすぎの長い上り坂を上り切っても
全く身体が軽くなることもなく…
絶対にキロ7分は切れてないだろうと
自信を持って?予想してたら…
ギリ7分を切れてたという不思議な結果に…
まぁキロ7分超えとほとんど変わらないけど…
ここんとこ休足日を取ってなくて
疲れが溜まってるからなのか?
それとも
昨夜飲み過ぎたせいなのか?
というか
その両方のせいなのかもしれないなぁ
たとえ調子が良かったとしても
結局は坐骨神経痛を患うポンコツ老体だから
期待できるほどの結果になるわけないけど…
まぁ欲張ることはないさ
細く長く走り続けて行ければ
それでいいんだと…
今年6月のウルトラマラソンが終わって
まだ5ヶ月しか経ってないけど…
来年の同大会のエントリーが
すでにもう始まったとメンバーから…
あまりにも早すぎると思いながらも
先着順で貰えるTシャツ目当てに
早々にエントリーすることに…
今年の大会が終わってすぐ
メンバーたちは次回からは100キロじゃなく
71キロにエントリーすると言ってたのに…
もう100キロはウンザリだと
辟易してたはずなのに…
まぁそういうもんだよなぁ
初めての大会で42キロ走った直後
僕ももう2度とマラソンは走りたくないと
そう思ってたけど…
気がつくと
また走りたくなってたんだから…
そんな来年6月のウルトラマラソン
今回も老いぼれジジイは71キロで
お茶を濁す?というか
もう100キロは走れないからなぁ
100キロ自体は
おそらく走れないことはないだろうけど
とても制限時間に間に合いそうになくて…
まぁムリすることはないさ
大会当日はすでに古希70歳
何の経験もなかった素人ランナーが
ポンコツジジイになっても
ウルトラマラソンを走れるだけで充分さ
しかも完走できて
またメダルが貰えるんなら嬉しい限り
それでいいんだと…
実際に当日走れるかどうかは
まだまったくわからないけど…
頑張って調整していくさ
走り続けていくさ
最近
チャラ息子が初孫くんを送ってくことが
多くなって来たので今日もまたそうだろうと
タカを括ってノンビリしてたら…
ねぇ〜送ってぇ〜!
裏口から初孫くんの叫ぶ大声…
お仏壇にお参りしようとしていた間際
蝋燭に火を点けるのを一旦ストップして
わかったよ〜とすかさず返事を…
小1といえどもまだ全くの子どもだから
毎朝のお参りの途中だと言っても
わかるはずもなく
普通に考えればワガママなんだろうけど…
だけど
それが子どもなんだよなぁ
自分のことしか考えないからなぁ
まぁ
老いぼれジジイもアラ古希なのに
自分のことしか考えない愚か者だけど…
そんな初孫くんを送り届けて
帰って来てからお仏壇のお参りを済ませ
日課のジョグの準備を…
今日はこの子をお供にして…
今日は朝からお陽さまは出てなくて
どんよりとした曇り空
まるで雨でも降り出しそうな…
だけど
雨雲レーダーの予報は
ずっと降らないと…
曇り空で湿度が高いせいか
思ったよりは全然寒くなくて
走り出せばむしろ暑く感じるほど…
2キロ手前のちっちゃな美容室
玄関にはオープンの看板が掛かってたけど
キュートな美容師さんの車もなく
空振りをザンネンに思いながら走ってると…
お店を過ぎて渡ろうとした交差点の右側から
見覚えのある可愛い車が曲がって来て…
彼女のクルマだった…
走ってる僕に気づかなかったのか
彼女は進行方向を向いたまま…
車内が暗くてハッキリわからなかったけど
今日のヘアスタイルはいつもと違って
サイドをアップにしたような横顔
なにをしても似合うなぁと思いつつ
交差点を通り過ぎていく彼女の車を見送った
いったい幾つくらいなんだろう?
少なくても僕よりはかなり若いと思うけど…
どんな家庭環境なんだろう?
お子さんは大きいんだろうか?
知りたい気持ちはもちろんあるけど…
まぁあんまり知らない方がいいかもしれない
余分なことは知らないまま
キュートな彼女のことを
想ってる方がいいと…
そんなことを思いながら走ってると
やっぱり思った以上に暖かいのか
俄かに汗が噴き出してくる
暖かい日が続いてるけど
週明けからは一段と寒くなる予報だから
今のうちに走っておかないと…
寒いのは嫌いじゃないけど
例年悩まされるシモヤケやアカギレに
今年も苦労するのはイヤだしなぁ
今日も6キロ過ぎの長い上り坂を上ってから
ようやく脚が動き出したような感じ…
こんな風に
マトモに走れるまでに7キロもかかるなんて
ちょっとやってられないなぁ
せめて3〜4キロくらいで
滑らかにエンジンが回り始めてくれないと…
まぁ
老いぼれのポンコツジジイだから
しょうがないか?
それでも
何とか10キロを走り切ることが出来て
今日もギリギリ合格点か?
最近
午後からウォーキングすることが多くなって
初孫くんが学校から帰ってくるまでの間
ほんの1時間ばかりだけど…
今の時期は庭いじりも
掃き掃除以外は手間もかからなくなって…
今日も小1時間ばかり歩き回って
我が家近くの幹線道路まで戻って来たとき…
反対側の歩道をどこかのジイさんが
ジャージ姿で首にタオルを巻いて
ヨタヨタ?とウォーキングまがい?
まぁお年寄りも健康を維持しようと
いろいろ大変なんだなぁと思いながら
首タオルのジイさんを見てたら…
不意に僕の方を見て
大きく手を振って来た
え?だれ?と思ってよく見ると
5歳ほど年上の知人でビックリ!
スーツを着てるとジジイには見えないが
私服というかジャージ姿になった途端に
モロに哀れなジジイそのもの
どこのジイさんかと思ったよ〜!
歩いてんの〜?
お前さんみたいに走れないからなぁ〜
笑いながら手を振り返したけど…
ひょっとしたら僕の歩く姿も
彼のようにヨタヨタジジイに見えるのか?
そう思いつつ
背筋を伸ばして大股に歩き始めたけど…
人のフリ見て…何とやら
もし僕の歩く姿も彼のように見えてるなら
そんなに哀しいことはないと…
でもなぁ…
カミさんの話によるといつも友人や知人から
お宅のご主人走ってるのよく見かけるわと
そう言われるらしいけど…
カミさんに言わせると僕の走ってる姿は
まさにみっともないジジイのフォームで
それをみんなに見せながら走ってること
自分じゃ全然知らないでしょ?と…
まぁ知らないわけでもないけど
あからさまにそう言われると
やっぱりなぁ
わかってても
やっぱり哀しいよなぁ〜
しょうがないけど…
今日も朝はやたら寒い
いくらお天気よくても
すでに11月も半ばだからなぁ
トイレが我慢できなかったので
いつもの30分前に起き出したものの
トイレを済ませてから再びベッドへ…
そのまま起きればいいものをと思うけど
別に早く起きる必要もなくて…
かといって二度寝するわけにも行かず
しばし時間潰しのネットサーフィン
そのうち日も出て明るくなりだしたので
やんわりと起き出して
今日もなんてことのない一日の始まり
初孫くん
今日はパパであるチャラ息子と一緒に
登校したようなので
ゆったりと朝のルーティンとジョグの準備
今日はこの子をお供にして…
スタート時点はまだ陽は雲の中で
冷んやりとした風が身を震わせる
それでも1キロ過ぎには雲もなくなり
明るい陽射しがさしこんできて
日向はそこそこの暖かさに…
走ってるとそのうち
段々と暑く感じるのだが…
2キロ半過ぎの大きな交差点
知らないランナーが信号待ちでストップ
僕と違っておそらく直進するのだろう
このクソ寒いのに半袖Tに短パン姿
アラフォーくらいだろうか?
まだ若そうな…
現役のアスリートなのかもしれない
そう思いながらジッと見ていると
不意にコッチを向いて僕に気づいたらしく
軽く会釈をしてくれたのでコッチも…
まぁ比べ物にならない
ポンコツジジイランナーだけど…
一応
仲間っちゃあ仲間か?
僕もアラフォーくらいで走ってれば
彼みたいにアスリートっぽく見えたかも?
ギコチナク走り続けながらも
6キロすぎの長い上り坂を上ってからは
不思議とフォームが安定し始め
腕振りとステップが噛み合い出して…
ストライドも広がってきたような…
そのおかげか
トータルで昨日よりはマシな
タイム・ペースで10キロ終了
タイムが良くても
上がり調子なのか下り調子なのか
ジジイには全くわからないのだが…
わかったところで
いまさらサブフォー達成もできないだろう
ノンビリ走り続けていくさ
良くても悪くても…
10キロを走り終えて
クールダウンで我が家まで歩いてる途中
近所のRC造のアパートの駐車場で
最近やたら遭遇する若いお母さんと赤ん坊
今日もまた…
おそらく毎日どこかへの行き帰りの時間と
僕のゴール時間が重なってるのだろう
この若いお母さん
背が高くてスタイルも良く美人なので
僕のかなりお気に入りで…
今日も出会った途端
お互いニコヤカに会釈を交わしながら…
僕の方は彼女と赤ん坊を目にするだけで
幸せな気分になるのだが
彼女に僕はどんな風に見えてるのだろう?
走ってる怪しい変なジイさんと最近
しょっちゅう顔合わせるけど気持ち悪いわ…
とか思ってるんだろうか?
いや…そう思ってるんなら
あんな笑顔で会釈なんかしないよなぁ
まぁ
怪しい変なジイさんには間違いないけど…
いずれにしても
走ってる楽しみがまた一つ増えたような…
ますますやめられなくなっちゃうなぁ
でもそのうちに
新しい家をどこかに建てて
引越して行っちゃうんだろうなぁ
たとえ会えなくなっても
僕がジョグをやめることはないだろうけど…
やめるときは
それこそ僕が僕でなくなるとき?
だろうか?
いつかはやってくるんだろうか?
そんなときが…