曜日感覚があるようでないようなこの頃
薄暗い時間に目覚めて
腕のGarminを覗くとまだ6時前
起きようかどうしようか迷ったが
そのうち今日が土曜日だということに気づき
もう一度布団を被ることに…
プータローの日々のせいで
曜日感覚がないというのが正しいのか
それともボケの始まりなのか
自分でもわからないけど…
とにかく最近
目覚めてその日が何曜日なのか
時間が経たないとわからなくなってきて…
これも老化現象なんだろうか?
それとも呑みすぎで
脳味噌が着実にヤられて来ちまってるのか?
そうかもしれないなぁ
いずれにしても
朝起きて今日が何曜日なのかが
段々とハッキリしなくなってきたのが事実
結局
起き出したのは7時過ぎになっちまって…
ジョグの時間が遅れることだけが
機能が落ちた頭の中で最初に思いつく始末
ポンコツジジイの日々の暮らしは
走ることを中心に回ってるからなぁ
アスリートでも何でもないのに…
今日のジョグのお供はこの子で…
今日はお陽さまは出てないけど
崩れるような天気でもない曇り空
むしろ
その方が走りやすいか?
全然速くもないジジイランナーなのに
逐一お天気を気にするのも変だけど…
それにしても身体が重すぎるというか
全然走れる状態じゃないと…
毎日午前中のジョグと
午後のウォーキングで疲れ切ってるのか?
それとも
最近やたら飲み過ぎになっちまってるせいか
はたまた坐骨神経痛のせいなのか?
とにかく
走らない方が良かったかもと
やや後悔するほど身体が重くて…
それでも
2キロ手前のちっちゃな美容室まで
我慢しながら走り続けると…
キュートな彼女はお客さんに熱心で
外を走る僕には気づかなかった素振り
ザンネン至極…
もう一度
彼女とツーショット撮りたいなぁ
落胆しながら4キロ過ぎの広場
最近必ず公衆トイレに寄る僕には
毎度お馴染みの場所だけど…
何やら6〜7人ほどの若いランナーたち
おそらく30〜40代たちだろう
集まってて何かの練習するんだろうか?
トイレを済ませて
彼らの横を通り過ぎるとき
おはようございますと挨拶をされ
一応オハヨウっすと返したけど…
老いぼれジジイもランナーの一員だと
認識されたってこと?
そうだとちょっと嬉しいかも…
そんな彼ら
上半身は長袖やらウィンドブレーカーやら
いろいろ寒さ対策だったけど
全員が短パンかハーフタイツで
いかにもランナー然りのスタイル
ノロノロとジョグを走ってるジジイとは
絶対に違う雰囲気の彼らのイデタチ
いかにも速そうな…
そう感じながら
まだスタートしそうにない彼らを後にして
再び走り始めたけど…
それから1キロも進まないうちに
怒涛のような勢いで彼らに追い越された!
まさしく怒涛のような勢いで後ろから…
追い越されてから
すぐ近くの交差点の赤信号で
何とかギリ追い着くことが出来たけれど…
青信号になるや否や
まさしく疾風の如く駆け出していき
あっという間に影が小さくなって…
おそらく
何かの大会前のグループ走練だというのが
ジジイの推測
何でもない普通の練習で
ロードをグループ走することなんて
滅多にないだろうから…
置いてけぼりになったジジイ
スピードアップも出来ず
相変わらずノロノロと走ってると…
行く途中で
何人かの速いランナーたちともすれ違い…
やっぱり
近々何かの大会があるんだろうなと…
ポンコツジジイランナーには
全く関係ない大会だろうけど…
そんな彼らのフォームを
見よう見まねで走ってみるけれど
くたびれた老体は相変わらずの重さのまま
とにかく今日は重過ぎた
最初っから最後まで…
いつものように
6キロすぎの長い上り坂を上り切っても
全く身体が軽くなることもなく…
絶対にキロ7分は切れてないだろうと
自信を持って?予想してたら…
ギリ7分を切れてたという不思議な結果に…
まぁキロ7分超えとほとんど変わらないけど…
ここんとこ休足日を取ってなくて
疲れが溜まってるからなのか?
それとも
昨夜飲み過ぎたせいなのか?
というか
その両方のせいなのかもしれないなぁ
たとえ調子が良かったとしても
結局は坐骨神経痛を患うポンコツ老体だから
期待できるほどの結果になるわけないけど…
まぁ欲張ることはないさ
細く長く走り続けて行ければ
それでいいんだと…
今年6月のウルトラマラソンが終わって
まだ5ヶ月しか経ってないけど…
来年の同大会のエントリーが
すでにもう始まったとメンバーから…
あまりにも早すぎると思いながらも
先着順で貰えるTシャツ目当てに
早々にエントリーすることに…
今年の大会が終わってすぐ
メンバーたちは次回からは100キロじゃなく
71キロにエントリーすると言ってたのに…
もう100キロはウンザリだと
辟易してたはずなのに…
まぁそういうもんだよなぁ
初めての大会で42キロ走った直後
僕ももう2度とマラソンは走りたくないと
そう思ってたけど…
気がつくと
また走りたくなってたんだから…
そんな来年6月のウルトラマラソン
今回も老いぼれジジイは71キロで
お茶を濁す?というか
もう100キロは走れないからなぁ
100キロ自体は
おそらく走れないことはないだろうけど
とても制限時間に間に合いそうになくて…
まぁムリすることはないさ
大会当日はすでに古希70歳
何の経験もなかった素人ランナーが
ポンコツジジイになっても
ウルトラマラソンを走れるだけで充分さ
しかも完走できて
またメダルが貰えるんなら嬉しい限り
それでいいんだと…
実際に当日走れるかどうかは
まだまったくわからないけど…
頑張って調整していくさ
走り続けていくさ