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道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

3/13大会翌日は完全休養日(どっちみち…)

2023-03-13 16:43:00 | 日記




とにかく完走できて良かった
その一言に尽きる

昨日のマラソン大会



これまで走ってきたどの大会よりも
かなり遅い午前10:00のスタート

どうして
そんな遅い時間のスタートになったのか
知らないけどそれはそれでメリットが…?

好天にも恵まれ
3月前半とは思えない暖かい陽射しの中で
真夏のように汗をたっぷりとかきながら…

それが
辛うじて走れてるポンコツジジイでも
何とか完走できた要因なのかもしれない

それでも
坐骨神経痛とシモヤケは
いつもと変わらない活躍ぶり?

本当に42キロ走れますか?

足腰をマトモに動かせないジジイの姿
メンバーに言われるまでもなく
自分自身が最も懐疑的な心境で…

公園の中で軽快にアップをこなしている
何人かのランナーたちを横目に…

ポンコツジジイは木陰に隠れて
ひっそりとストレッチの真似事…

そしてスタートまでの2時間の間で
6回ものトイレ通い










スタートしてすぐに感じたのは
坐骨神経痛とシモヤケの痛みに加えて
いつものスロージョグと変わらぬ身体の重さ

大会だと多少なりともアドレナリンが出て
ハイテンションになり軽く思えるんだけど
今回に限っては殆ど出てないような…

だから
全然テンションも上がらず
痛みも抱えたまま…

僕のスタートブロックは
前方に並ぶメンバーたちと違って
中盤のやや後ろあたりだったが…



走り出しからあまりに遅すぎるジジイ
たくさんのランナーたちに
みるみるうちに追い抜かれ…

5キロあたりの仮設トイレ
順番を待っている数分間であっという間に
ビリ集団の一員になってしまった

最初の10キロの関門に間に合うのか?
そう思いながら左腕のGarminを
メガネを外して確認すると…

タイム的には結構余裕があって
少しは安心できたものの
ビリ集団はやっぱり不安で…

かといって
ペースを上げれる状態でもなく
最初っからこんなに痛くて苦しいんじゃ
42キロも持つのだろうか?と…

やっぱり無理は禁物
いつものキロ7分台をキープして
最後までイーブンペースで行こうと決意…

7時間の制限時間ギリギリでもいいから
まずは完走することが
何よりも優先すべき目標だと…

完走して独身キャリア女子に
デートの約束を果たしてもらうべく…

彼女の顔を思い浮かべながら走り続けた

そして
5キロごとのエイドとトイレ
それに急坂以外は必ず走り続けようと
たとえペースを落としても構わないから…

すると不思議なことに
身体の痛みはもちろん感じてはいるものの
ネガティヴな思いは消え去り…

疲れて歩きたくなるたびに
独身キャリア女子の顔を思い浮かべながら
歯を食いしばって動かない脚を動かしていた

坐骨神経痛やシモヤケに加えて
問題のトイレの回数は
42キロのコース中で5回にとどまった

毎エイドで
かなり水分を補給していたにもかかわらず…

汗になって出た部分が多かったのだろう
帽子もウェアもタイツも
走り終えたあとは汗塩が白く浮いてたから…



5〜6年ほど前の全盛期の頃?
坐骨神経痛にもシモヤケにも
まだ見舞われていなかった頃に比べると
5キロごとのラップは
いずれも10分ばかり多くかかっている

つまり1キロあたり
2分もペースが遅いことに…

だからベストよりは80分ほど
余計に時間がかかっていることになって…

だけど
これが今のポンコツジジイの実態
紛れもない…

まぁトイレにかかる時間もあって…

いずれにしても
全盛期のプライドは
もはや捨てなければ…


とにかくエイドとトイレ以外の
42キロのほぼ全てを遅いながらも
なんとか走り切ることができたのは収穫…

スタート直後は馬鹿みたいに
多くのランナーに追い抜かれたけど…

後半はそれと同じくらいの
たくさんの歩いてるランナーたちを
拾い上げることができたと実感してる

そうやって走り続けることができたのも
誰にも言えないけど
独身キャリア女子のおかげ?だと
密かに感謝するばかり…



ヘロヘロになってゴールしてから
1時間ばかり後に届いた彼女からのLINE
あとで見つけて嬉しくて飛び上がった

ただ…
単純にどうでしたか?と一言だけ…

もしかして
完走できないと思われてたのだろうか?

女子らしい形容も修飾もない短文
彼女のサッパリした性格を如実に…

万が一に完走できなかったことを考えて
そんな風にシンプルに訊いてきたのかも…

彼女に心配かけてたのか?
ポンコツランナーのジジイ…



そんな彼女に贈ったのは
自分でもキモくて歯が浮くような返信

酔ってはいないつもりだったが
すでにアルコールが幾分入ってて…


僕よりかなり前に先着したメンバーたちは
すでに温泉で汗を流したあとで…

温泉に入る余力すら残ってないジジイと
一緒に芝生の上でマットシートを敷いて
お疲れさま〜カンパ〜イ!と…

彼らは3時間台の短時間でゴールするから
ゴール後も簡単に胃袋にモノが入るし
遅いジジイも割とお腹は強い方だから
走り終えてすぐに…


おそらく酔っていなくても
70歳近いジジイとは思えないような
チャラいフレーズを並べたに違いない

スタートする時よりも
走り終えてからの方が
達成感でハイテンションになってるから…

完走したからさ
週末にでもデートしようよと
誘ったのだが…

なんでも最悪のタイミングらしく
次週から来月上旬までは
土日の休みも取れない超多忙さだと…

なんというブラック企業!
いまどきの労働時間短縮の傾向にあって…

まぁ5年前までは僕もいた会社で
超多忙な社員たちの指揮をとっていたのが
僕当人だったから今更何も言えないが…

ということで
独身キャリア女子とのデートは
来月中旬以降までオアズケに…

でもその頃って
僕の方が忙しくなるというか
4月のマラソン大会があって
彼女とデートできる状況じゃないような…

独身キャリア女子と老いぼれジジイ
なかなか
上手く噛み合わないなぁ…

ひょっとして
神様がそう仕向けてるのか?
だとしたら…

いや
そう思いたくはない

単に年度末から年度当初というだけだ

なら
僕の方こそ都合をつければいいのか?
大会の直前だろうと何だろうと…

そうだな
そういうことだな…

大会直前だろうと
何だろうと…

どうせプータローだし
走ってもマトモに走れないんだから
どっちみち…